テスラ、納車済み車両に車載ソフトの自動アップデートを実施

画像ギャラリーはこちら

12月29日より5つの新機能が自動追加

テスラモーターズジャパンは2017年12月28日、すでにユーザーへ納車済みの「テスラ モデルS」「モデルX」を対象に、ワイヤレスで車両用ソフトウェアのアップデートを実施すると発表した。本アップデートはグローバルで展開されており、日本では国土交通省の認証を受け、12月29日より日本国内の対象モデル全てに配信される。

今回追加されるのは以下の5機能。

1.停車時のエアコン自動ON機能

既存機能である「キャビンオーバーヒートプロテクション機能」(車両OFF状態でも車内の過度な気温上昇を抑える)をさらに拡張。車載の大容量バッテリーの電力を用いて、車両OFF時でも設定されたエアコン温度を保つことが可能となった。本機能はバッテリー残量が20%を切るまで実施される。

2.乗降時の運転席オートスライド/オートチルト機能

停車時、シフトをP(パーキング)ポジションに入れシートベルトを外すと、ステアリングコラムを自動で上方に移動。運転席シートを自動で後方へ移動させる。また再乗車時、電源がONになった状態でブレーキを踏めばステアリングのチルトと運転席ポジションを直前の乗車時の状態へ戻す。これにより、自ら手を煩わせることなくスムーズな乗降をサポートする。

3.サイドミラーの開き忘れ防止機能

電動格納したサイドミラーをそのままの状態で走行し、時速50キロに達した場合、自動的にミラーを開く機能が追加された。さらに時速50キロ以上ではミラーの電動格納機能も作動しなくなる。

4.緩加速の「コンフォートモード」を追加

アクセル開度に対しモーター出力を抑え、緩加速モードとした「コンフォートモード」を新たに設定した。

不用意な急加速をさせることがないため安全性が高まるとともに、加減速の姿勢変化が少なく後席などの乗員に対しても優しいことから、タクシーやハイヤーなどにも適したモードとなる。

車内のタッチスクリーンから随時変更することが可能。

5.自動緊急ブレーキ機能の有効化

ハードウェア更新後のモデルS・モデルXを対象に、自動緊急ブレーキ機能を有効化した。時速10キロ~150キロの間で機能し、正面衝突に対応する。衝突の危険を察知するとメーターの警告表示・警告音と減速が行われ、また自動運転(オートパイロット機能の作動)時には車両の完全停止も実施される。

>>テスラ モデルS/モデルXのフォトギャラリーを見る

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

テスラ モデルSの最新自動車ニュース/記事

テスラのカタログ情報 テスラ モデルSのカタログ情報 テスラの中古車検索 テスラ モデルSの中古車検索 テスラの記事一覧 テスラ モデルSの記事一覧 テスラのニュース一覧 テスラ モデルSのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる