ホンダ、大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR SP2」35台限定発売
ホンダは、「CBR1000RR SP」をベースに、サーキット走行やレースでの使用を想定し、吸・排気バルブと燃焼室を新設計したシリンダーヘッドを搭載するなど、さらなる性能向上を図った大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR SP2」の商談受付を6月5日(月)より開始する。
35台限定で、価格は302万4000円(消費税込)。
CBR1000RR SP2は、クラス最軽量(※1)の車両重量とマス集中化がもたらす軽快性、さらには出力向上と扱いやすい特性を両立したパワーユニットや、新たな電子制御技術を採用してフルモデルチェンジしたCBR1000RR SPをベースモデルとしている。
レーシングマシンへのモディファイを前提に、シリンダーヘッド、ピストンなどを専用設計したほか、より軽量なマルケジーニ製の前後ホイールを採用するなど、サーキット走行やレース使用時のポテンシャル向上を図った特別な仕様とした。
CBR1000RR SP2の2017年型モデルは台数限定で販売。購入する際は、ホンダホームページ内の専用サイトで商談の申し込みが必要となる。受付期間(※2)は、2017年6月5日(月)~6月26日(月)で、限定台数を上回る申し込みがあった場合は、厳正なる公開抽選の実施を予定している(※3)。
CBR1000RR SP2商談申込専用サイト
◆CBR1000RR SP2の主な特徴(ベースモデルからの主な変更点)
●シリンダーヘッド、ピストン
・吸排気効率の最適化による性能向上を図るため、バルブ径を拡大するとともにバルブ挟角を変更
・燃焼室形状とピストン頭部形状を最適化し、燃焼効率を向上
・シリンダーヘッドの冷却性向上を図るため、スパークプラグのロングリーチ化とともに、ウォータージャケットをより燃焼室に近い位置に配置
●バルブリフター
・レース用ハイリフトカムシャフトへの交換に対応させるため、バルブリフター外径を拡大
●ホイール
・前後ホイールには、マルケジーニとホンダがCBR1000RR SP2専用として共同開発した、マルケジーニ製軽量アルミ鍛造7本スポークホイールを採用
●カラーリング
・レッドを基調としたカウリングに、カーボンパターンとしたブルーのグラフィックを施すとともにゴールドのラインを追加するなど、CBR1000RR SP2専用のカラーリングとした「ヴィクトリーレッド」の1色を設定
※1 Honda調べ(2017年5月現在)直列4気筒1000ccスーパースポーツクラス
※2 2017年型モデルの受付期間。2018年型モデルの受付期間と販売台数は別途、ホンダホームページ内の専用サイトで案内する予定
※3 公開抽選となった場合は、実施概要を別途、専用サイトで案内する予定
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