人気の日産 新型セレナ、便利機能の使い勝手はどうなのか?いろいろ試してみた

人気のミニバン 日産 新型セレナの使い勝手を調査

日産 新型セレナ
日産 新型セレナ

2016年8月にフルモデルチェンジした日産 セレナは、発売後1カ月の受注台数が2万台を超えたという、今話題のミニバンです。

トヨタはノア/ヴォクシー/エスクァイア、ホンダはステップワゴンとMサイズのミニバンを取り揃え、今や20代から30代のファミリー層にはかかせないジャンルになっています。

家族とのお出かけに活躍するミニバンは女性が運転する機会が多いはず。

新型セレナには子育てママにうれしい機能がいろいろ装備されているのですが、使い勝手はどうなの!?

ということで、オートックワン編集部のママさん部員がいろいろ試してみました。

>>日産 新型セレナの写真を見る(79枚)

雨の日に活躍しそう!ハンズフリーオートスライドドア

日産 新型セレナ
日産 新型セレナ

クルマに触れずにスライドドアが開閉できる「ハンズフリースライドドア」。リモコンキーを携帯してスライドドアの下に足先を差し込むと、センサーが反応して自動でスライドドアが開閉するというものです。

子供を抱いている時や荷物で両手がふさがっている時でもスマートにスライドドアを開閉でき、雨の日に傘を差しながらクルマに乗り込むというシーンでも活躍してくれそう。

足先を差し込むだけなので、例えばネコがクルマの下を通過したらどうなる?という心配もあると思うのですが、ご安心を。

足の甲とスネの2か所のセンサーで検知するので、ネコが通ってもドアが開いてしまうということはないようです。

また、リモコンキーを持っている側のドアが開閉するので、反対側のスライドドアで他の人が足を差し込んでもそちらのドアが開くことはありません。

と、便利なハンズフリースライドドアですが、実際に足を入れてからドアが開くまでに少しタイムラグがあるのは要注意。

また、センサーが反応する範囲が少々狭いようで、足を入れてもドアが開閉しないこともしばしば。。。慣れるまでは少しコツが要りそうです。

テールゲートを全開にしなくても荷物を積み込めるデュアルバックドア

日産 新型セレナ
日産 新型セレナ日産 新型セレナ

セレナは通常のテールゲートとガラスハッチの部分だけ開けられるデュアルバックドアが備わっています。日産ロゴマークの下部にボタンがあり、ここを押すとガラスハッチをあけることができます。

日産の開発担当者曰く、「色々な駐車場に実際にクルマをとめてみて、車両後方のスペースを測ってみた」とのこと。50cmほどのスペースがあれば開閉できるよう、計算しつくされた絶妙なサイズなのです。

大きなテールゲートを全開にしなくても荷物を積み込むことができ、さらにガラスハッチだけなので閉めるときもそれほど力が要らないのもうれしいポイント。

しいていえば、ガラスハッチの開口部が少々高いのが気になるところ。開口部まで荷物を持ち上げて、ラゲッジの床に置くのに体を入れ込まないといけないので、あまり大きな荷物を積み下ろしするのには向いていないです。

ですが、毎回大きなテールゲートを開け閉めしなくても良いという点は評価できると思います。

ホンダはステップワゴンにわくわくゲートという横開きのドアを付けていますが、これもテールゲートを全部開けなくても荷物の積み下ろしができるというのがウリ。

各社の考え方の違いがテールゲートに表現されているのが面白いですね。

2列目シート内蔵のシートベルト+3列目のオートスライドドアスイッチで乗り降りがスムーズに

日産 新型セレナ
日産 新型セレナ

新型セレナで先代モデルから変更されたのがこの2列目シートに内蔵されたシートベルト。

先代モデルのセレナではシートベルトが座席後方のピラーから出ていて、3列目に乗り降りする人の邪魔になっていたのを改善しました。

2列目シートには横にスライドするのでシートを中央に寄せれば、3列目シートへのアクセスもさらに容易に。

また、3列目から降りるときには、3列目助手席側のオートスライドドアスイッチを押すとスライドドアが開くので、2列目の人が寝ていても起こすことなく乗り降りできるのは便利です。

話題の自動運転プロパイロットの使い勝手は?

日産 新型セレナ
日産 新型セレナ日産 新型セレナ

さて、新型セレナの購入者の約7割が装着するという人気装備が自動運転技術「プロパイロット」。このプロパイロットの使い勝手も気になるところです。

ステアリングのプロパイロットボタンを押すと、先行車への追従走行が始まります。

初めは本当について行ってくれるのかちょっと怖いのですが、慣れれば大丈夫。アクセル・ブレーキの操作をしなくても、先行車の速度に合わせて加速したり減速したりするのはちょっと感動モノです。

高速道路が大渋滞した時などはとても重宝しそう!7割の人が選んでいるというのも納得です。

プロパイロットでの自動運転は、加減速の感覚が自分で運転する場合と違うので、気になる方は実際に試してみることをお勧めします。

>>日産 新型セレナの写真を見る(79枚)

日産 新型セレナ エクステリア

日産 新型セレナ
日産 新型セレナ
日産 新型セレナ日産 新型セレナ日産 新型セレナ日産 新型セレナ日産 新型セレナ

日産 新型セレナ インテリア

日産 新型セレナ
日産 新型セレナ日産 新型セレナ日産 新型セレナ日産 新型セレナ日産 新型セレナ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 セレナの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 セレナのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 セレナの中古車検索 日産の記事一覧 日産 セレナの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 セレナのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる