アストンマーティン、新型「DB11」を日本初公開! ~新型5.2L V12ツインターボエンジンを搭載~
2016年3月の『第86回ジュネーブモーターショー』で発表されたアストンマーティン 新型「DB11」が8月31日、赤坂のザ・キャピトルホテル東急において日本初公開された。価格は2380万円からとしており、納車は2016年末を予定している。
新型5.2リッターV12ツインターボエンジンを搭載
新型「DB11」は、アストンマーティンによる「第2世紀」プランの下で発表された最初の製品である。パワーユニットには、自社設計の新型5.2リッターV12ツインターボ・エンジンを搭載。アストンマーティンの新時代のデザインを予見させる新型「DB11」は、「DB2/4」、「DB5」、そして最近では映画『007』のジェームズ・ボンドのために特別に開発された「DB10」と続いてきた伝統の系譜を受け継ぐ最新のランドマーク・モデルだ。
新開発されたエンジンは、608PSの最高出力と700Nmの最大トルクを発生させる。0~100km/h加速はわずか3.9秒、最高速度は322km/hに達しダイナミクスと加速の点でもDB史上最速となる。
アストンマーティンらしい流麗なエクステリア
エクステリアではAピラーからCピラーまで連続するルーフストレーキにより、ダイナミックなデザイン・プロフィールが描き出されている。クリーンなラインはリアまで継続、デッキリッドのスロープを経由して彫刻的造型が施されたテールライトに溶け込み、新鮮でひと目見た瞬間から忘れないグラフィックを生み出す。
革新的なエアロダイナミクスは、ボディ表面だけでなく、下面を流れるエアフローのマネージメントを行い、安定性を向上させつつ、アストンマーティン特有の流麗な面構成の実現に貢献している。エラを連想させるカーリキューは、デザインが見直されたサイド・ストレーキの隠しベントを介して、ホイールアーチから高圧を排出してフロントリフトを抑える。
一方、リアエンドリフトは、左右Cピラー基部のエア・インテークによるバーチャル・スポイラーとして機能するアストンマーティン・エアロブレードが制御する。エアは一旦ボディワーク内部に取り込まれ、リア・デッキリッド開口部から高速で排出される。
コメント:パトリック・ニルソン氏(アストンマーティン・アジア・パシフィック代表)
「ここ東京で、新型DB11を日本のお客様に初公開できることを大変嬉しく思います。日本はアストンマーティンにとって非常に重要な市場です。アストンマーティンは日本に継続的な投資を行なっており、今年に入ってから広島と福岡に世界クラスの新しいディーラーを開設しています。DB11は、日本のお客様が期待する全てのものを提供できると確信しています。アストンマーティンは高級自動車市場で103年の伝統を持っています。DB11において、私たちは最新のテクノロジーと最高品質のクラフツマンシップを融合し、絶対的なエレガンスとラグジュアリーの面において頂点に君臨するニューモデルを製作しました。DB11には、アジア太平洋地域、とくに日本から、かつてない程の大きな期待が寄せられています。この需要は2017年を通して続くと期待されています。」
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