アストンマーティンとレッドブル・レーシングがコラボ!革新的なハイパーカー「AM-RB 001」を発表

公道走行可能なバージョンおよびサーキット専用バージョンの2タイプを用意

アストンマーティン x レッドブル・レーシング AM-RB 001
アストンマーティン x レッドブル・レーシング AM-RB 001アストンマーティン x レッドブル・レーシング AM-RB 001

アストンマーティンとレッドブル・レーシングは、「AM-RB 001」というコードネームが付けられた革新的なハイパーカーを発表した。

AM-RB 001は、英国のラグジュアリー・ブランドであるアストンマーティンと、F1チームであるレッドブル・レーシングのユニークで革新的パートナーシップによって実現、これまでに見たこともないようなロードカーが製作された

AM-RB 001は、両ブランドのタイアップから生まれたビスポーク・マシンで、その心臓部には新開発された高回転型の自然吸気V12エンジンがミッドマウントされる。また、パワーウェイトレシオは、わずか1.0という驚異的な数値を達成した。

軽量なカーボンファイバー構造のボディを持つAM-RB 001は、アンダーフロアのエアロダイナミクスにより、公道走行可能なクルマとしては、前例のないレベルのダウンフォースを発生。

高速走行における究極のエアロダイナミクスと、コンセプトの根幹となる公道における使い勝手の良さと高い快適性を実現するため、AM-RB 001のサスペンションシステムには、革新的な技術が採用されている。

アストンマーティン x レッドブル・レーシング AM-RB 001
アストンマーティン x レッドブル・レーシング AM-RB 001アストンマーティン x レッドブル・レーシング AM-RB 001

トランスミッションには、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズが開発した「クリーン・シート」デザインが採用された。

限界を超えるパフォーマンスも決定的に重要な要素だが、効率とパッケージングにも同様に重点が置かれている。AM-RB 001は非常に軽くコンパクトに仕上がっていると同時に、素晴らしい快適性を備え、ドライバー&パッセンジャーおよびV12エンジンのための十分なスペースも確保されている。

レッドブル・レーシング・チーフ・テクニカル・オフィサーのエイドリアン・ニューウェイ氏は、AM-RB 001プロジェクトに関して、「私は、長年にわたって、公道走行可能なロードカーを設計したいという思いを抱いてきました。レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズを設立したことによって、この思いは実現に一歩近づきましたが、この夢を実現するためには、自動車メーカーと共に作業を行うべきであると確信していました。自動車メーカーとして、まず初めに私の頭の中に思い浮かんだのがアストンマーティンでした。レッドブル・レーシングとアストンマーティンによって生み出される相乗効果は言うまでもないでしょう。レッドブル・レーシングは、純粋にパフォーマンスを追求するということに関しては卓越した能力をもっています。美しく、速く、そして快適なGTカーを製作するというアストンマーティンの能力は、今回のプロジェクトに大きなメリットをもたらします。私は常に、AM-RB 001はサーキットで究極のパフォーマンスを発揮する能力を持った、公道走行可能なロードカーであるべきだと信じてきました。これが意味することは、AM-RB 001が2つの異なる特性を備えたクルマでなければならないということです。扱い易く快適でありながらも、途方もないパフォーマンスを発揮するテクノロジー。これこそが、私がこのクルマに求めた秘密の鍵なのです。」と述べた。

アストンマーティン社長兼CEOのアンディ パーマー氏は、「AM-RB 001は、真に注目に値するプロジェクトです。このようなプロジェクトを実現できたことを大変誇りに思っています。アストンマーティン、エイドリアン・ニューウェイ、レッドブル・レーシング、そして多大な貢献をしてくれたプロジェクト・パートナーのAFレーシングAGが一緒に仕事をすることによって、独創的なコラボレーションが誕生しました。最高レベルのロードカーとレーシングカーを融合する究極のコラボレーションです。プロジェクトが進むにつれて、まさに歴史を塗り替えるようなハイパーカーの誕生が現実味を帯びてきました。AM-RB 001は、パッケージング、効率とパフォーマンスの面で新たなベンチマークを打ち立て、アストンマーティンをさらなる高みへと引き上げるでしょう。」とコメントした。

AM-RB 001のエンジニアリング面はQ by Aston Martin Advancedおよびレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズが共同で担当し、製造はアストンマーティンのゲイドン工場で行なわれる。

製造台数は、今後製作されるプロトタイプと25台のサーキット専用バージョンを含めて、99~150台が予定されており、納車は2018年から開始されることになっている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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