アストンマーティン新型「DB11」が「カーデザインアワード2016」を受賞
エレガンスとパワーを融合
アストンマーティン新型「DB11」は、イタリアで開催されている「Salone dell’ Auto Torino」(トリノ自動車見本市)において、プレステージ性の高い「カーデザイン・アワード2016」を獲得した。
10社の国際的自動車雑誌を代表する専門家から構成される審査委員会が、新型DB11を「プロダクションカー・オブ・ザ・イヤー」に選出。
選考理由について、審査委員会は「アストンマーティン・デザインチームは、アストンマーティンの歴史的なデザイン要素とプロポーション(長いボンネット、アルミニウム・ルーフ、力強いリアフェンダー)に、より大胆な解釈を与え、さらに進化させています。AピラーからCピラーへと続くアーチが流れるようなラインを描き出し、ドラマチックな新しいルーフ・ストレーキが、DB11に現代的な趣を追加しています。アストンマーティンは、またしても、エレガンスとパワーは融合できることを示してくれました」とコメント。
DB11は、アストンマーティンによる「セカンド・センチュリー(第2世紀)プラン」の下で発表された初の製品である。フレッシュで印象的なデザイン言語が具現化され、エアロダイナミクスの最先端を追求している。
「DB11」を詳しく見る:アストンマーティン DB史上“最速”かつ“最強”の「DB11」世界初公開
エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン氏は、次のように述べている。「新型DB11がこれほど早い時期にプレステージ性の高い賞を受賞したことを嬉しく思います。これはアストンマーティン・ブランドの優れた価値とデザイン哲学を証明するものです。DB11は、まったくの白紙からミリ単位の精度でイマジネーションを膨らませ、史上もっとも魅力的なDBを生み出すため、すべてのパーツを入念にデザインしました。」
受賞セレモニーは、先週水曜日にパルコ・ヴァレンティーノ・トリノで開催された。アストンマーティン・ラゴンダ・オブ・ヨーロッパの地域ディレクターを務めるマーク・ケンワーシー氏は、「アストンマーティンDB11は、輝かしい“DB”の系譜を受け継ぐ新たな急先鋒であり、アストンマーティンの栄光の伝統の中で誕生した美しく、ダイナミックなスポーティングGTです。DB11は、この10月にディーラーに到着します。それ以前にプレステージの高い賞をいただいたこと自体が、弊社のデザインおよびエンジニアリングチームの素晴らしい業績を表しています」とコメントした。
この記事にコメントする