数億円以上する幻の“フェラーリ”など希少なクルマが「TOYO TIRES スペシャルステージ曽爾クラシック」に登場
5月22日(日)、奈良県・曽爾村で第1回「TOYO TIRES スペシャルステージ曽爾クラシック」が開催された。同イベントには、最新のフェラーリやランボルギーニ、また、なかなかお目にかかれないクラシックカーなど、希少な38台が集結した。
会場にはさまざまな高級車がずらりと鎮座したが、なかでも注目だったのは大会会長・岡本芳邦さんの「ラ・フェラーリ」。フェラーリ社から選ばれたオーナーしか購入することができないプレミア中のプレミア!その価格は数億円以上という噂だが、金額ではなく“フェラーリから認められなければ購入できない”というまさに「幻の1台」。世界に存在するたった499台のうちの1台が村に登場し、来場者の興奮も絶頂だった。
その他には、「アルファロメオ ジュリア スプリント GTA」の1965年モデルや、実際に81年にスペインのラリーで優勝した車「ランチアストラトス」なども登場した。
▼「TOYO TIRES スペシャルステージ曽爾クラシック」
「TOYO TIRES スペシャルステージ曽爾クラシック」は、風光明媚な奈良県・曽爾村を舞台に開催された、国内外のクラシックカーやスーパーカーなどを対象とした新感覚のカーラリーイベントである。
村内にはラリーやヒルクライムなどの競技要素を組み合わせたスペシャルステージを4コース設定し、それぞれ走行タイムと設定タイムとの誤差の合計で順位を決定。また、初開催となる今年は、貴重な車両が勢ぞろいしてパレードが行なわれたほか、地元交流の一環として地元の方を対象とした試乗会も実施された。
メインイベントのレースでは、設定タイムが速い「ハイアベレージ部門」と設定タイムがゆったりとした「アベレージ部門」にわかれ争われた。エントリー選手が曲がりくねった曽爾村の道を攻め、タイヤがきしむ音は迫力満点!爆音を轟かせ、坂を駆け上る車のなかには、日本に1台しかないと言われる「アルファロメオ 1900C SS Ghia Aigle」の姿もあった。
終盤には地元の方を乗せたパレードが村をにぎやかに彩り、その姿をひと目見ようと多くの人々が沿道で旗を振っていた。閉会式後はみんなで集合写真。最後まで笑顔があふれたイベントとなった。
また、このイベントの様子を収めた動画を6月1日よりWeb限定で公開中【◎動画を見る】
この記事にコメントする