マツダ「CX-3」を改良し静粛性が向上 ～黒革内装仕様も追加に～

マツダは、「CX-3」を改良し12月24日より発売開始した。価格は2,376,000円～3,024,000円（消費税込）。

今回の改良では、マツダの最新のクルマづくりの考え方、技術を反映させ、SKYACTIV-D1.5の進化や、走りの質感向上を中心に、価値の熟成、深化を図った。

具体的には、エンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を全車に標準装備。フロントドアガラス板厚の変更とあわせ静粛性を向上させることで、ドライバーが運転に集中しやすい環境を造りだした。

また、ダンパーやスタビライザーの構造、電動パワーステアリング特性を緻密にチューニング。操縦安定性を向上させながらも、より上質な乗り心地も追求。加えて、新たに「DE精密過給制御」という、軽負荷領域でのアクセル操作に対してクルマがリニアに反応するよう緻密なエンジン制御も行った。これら機能向上を通じて、素直で思い通りの走りが深まり、より「人馬一体感」を楽しむことができる。

さらに、XD Touring L Packageにはシックな黒革内装仕様を追加設定。要望の多かったインテリアバリエーションを追加したことで選択肢を広げた。

【◎フォトギャラリー】

改良点

◇静粛性の向上

・「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を全車標準装備。全グレードで上質なエンジンサウンドを実現

・全車フロントドアガラスの厚みを増すことで車外騒音の室内への透過を抑え、洗練された上質な静粛性を実現

◇「人馬一体感」の向上

・前後ダンパーの内部構造およびフロントスタビライザーの構造の改良により、乗り心地を改善

・電動パワーステアリング制御の改良により、操舵初期の車両コントロール性を向上。コーナーでの操作性と直進時の安定性が向上

・エンジンのトルク応答を緻密にコントロールする「DE精密過給制御」を行い、軽負荷領域においてアクセル操作に対するクルマの反応がよりダイレクトになるよう設定。人の思いにクルマが素直に反応する「人馬一体感」が更に向上

◇内装仕様の追加

・XD Touring L Packageに黒革内装仕様を追加。シートにパーフォレーションレザーやラックススエードを使用することで、シックなインテリア空間を実現。全ボディカラーで選択が可能になった