三菱、デザインを一新した新型「アウトランダーPHEV/アウトランダー」を発売

三菱は、「アウトランダーPHEV/アウトランダー」のフロントデザインを一新したほか、パワートレイン、ボディ、シャシーなどを改良することで、燃費、操縦安定性、乗り心地、加速性能などの向上を図った新型「アウトランダー」を6月18日から、新型「アウトランダーPHEV」を7月9日より発売開始する。

価格は、新型「アウトランダー」が2,519,640円~3,211,920円(消費税込)、新型「アウトランダーPHEV」が3,596,400円~4,590,000円(消費税込)としている。

三菱 新型アウトランダーPHEV

▼新型「アウトランダーPHEV/アウトランダー」の主な改良点

エクステリアデザイン

【共通】

・一新したフロントフェイスは、歴代パジェロで培ったデザインを継承・進化させた「Dynamic Shield」の考え方のもとデザインした。中央に向かって左右から包み込むようなバンパーサイドのプロテクト形状と、バンパー下部のスキッドプレート形状により、人とクルマを守る機能をSUVらしいダイナミックで力強い形として表現した。

・LEDポジションランプを搭載したLEDヘッドライト、LEDリアコンビネーションランプを採用することにより、先進的なイメージを演出した。

・また、リアバンパー下部にもスキットプレート形状を採用することにより、SUVらしい力強さと安定感を表現した。

【新型 アウトランダーPHEV】

・専用形状のバンパーエクステンションやサイドガーニッシュなど各所をボディカラーと同色に統一することで、一体感のある上質感でスポーティなエクステリアデザインを演出した

・高級でスポーティな「アウトランダーPHEV」専用新デザインの18インチアルミホイール(2トーン切削光輝タイプ)を採用した。(「M」はメーカーオプション)

・ボディカラーは、深く落ち着いたブラックの中にエネルギッシュな印象を与えるレッドパールを散りばめたルビーブラックパールや、上質で大人の落ち着きを表現したクォーツブラウンメタリック、テクニカルシルバーメタリック、ホワイトパール、レッドメタリックの全7色を設定した。

三菱 新型アウトランダーPHEV三菱 新型アウトランダーPHEV三菱 新型アウトランダーPHEV三菱 新型アウトランダーPHEV三菱 新型アウトランダーPHEV
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【新型 アウトランダー】

・前後バンパー下部やホイールアーチモール、サイドガーニッシュをブラックとした2トーンとすることで、SUVらしい力強いエクステリアデザインを表現した。

・力強くスポーティな「アウトランダー」専用新デザイン18インチアルミホイール(2トーン切削光輝タイプ)を採用した。

・ボディカラーは、新色のクォーツブラウンメタリックを始め、ホワイトパール、ブラックマイカ、チタニウムグレーメタリック、コスミックブルーマイカ、レッドメタリック、クールシルバーメタリックの全7色を設定した。

インテリアデザイン

【新型 アウトランダーPHEV】

上質でラグジュアリーな空間を演出したプレミアム感のあるインテリアとした。

・シート表皮デザインや素材を変更すると共に、既存のスポーティなブラック本革内装に加え、ラグジュアリーなブラウンの本革内装を新たに採用。(G Premium Packageに標準装備、G Navi Package、G Safety Packageにメーカーオプション)。シートは、立体感のあるシートパッド、乗員の身体に沿うようなトリムラインを採用することで、優れたフィット感を実現。また、アクセントとなるステッチをシートやドアトリムに配したほか、シートだけでなく、ドアトリムインサートにもパッドを追加した。

・ステアリングホイールには、新デザインの4本スポークタイプを採用。握り心地が良く上質なスムースレザーを採用し、ピアノブラック加飾やメッキ加飾を施した。

・メーターフードにステッチを追加したほか、「漆箱」をモチーフとした、日本の工芸品のような端正な美しさを追求した新デザインの大型センターコンソールや、メタリック感のあるブラックウッド調の加飾や光飾アクセントを施したインパネ&ドアトリムオーナメントパネルなどを採用した。

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【新型 アウトランダー】

シックで落ち着きのある上質さとスポーティ感にこだわったインテリアとした。

・ファブリックシートの表皮デザインを変更すると共に運転席・助手席のサイド部にステッチを追加したほか、シートクッション部の硬さを適正化した。

・ステアリングホイールは、上質感のある表皮レザーやグリップシェイプを採用。また、メッキ化したスリーダイヤオーナメントを中央に配置し、ステアリングホイール下部にピアノブラック加飾やメッキ加飾を施した。

・メーターフード上面にブラックのステッチを追加したほか、本革仕様車に黒基調のインパネ&ドアトリムオーナメントパネルを設定した。

操縦安定性と乗り心地の向上

【共通】

・サスペンションからの入力を受ける箇所を補強し、ボディ剛性を向上させた。

・サスペンション取付部の剛性を向上させ、ステアリングホイールやサスペンションからの入力を正確にボディに伝えることで、操舵感と操舵に対する応答性と正確性を向上させた。

・リアのショックアブソーバーのシリンダーを大径化することにより、走行安定性と乗り心地の両立など走りの質感を向上させた。

静粛性をさらに向上

【共通】

・吸音材や遮音材、制振材やダイナミックダンパーの追加など30点以上の改良を施すことで、エンジン音、ロードノイズ、風切り音を大幅に低減。走行時、停車時の遮音性を向上させ、快適なキャビンを実現した。

・ドアシールの構造を改良することでドアのしまり音を改良。質感の向上と、車両に対する安心感の向上を演出した。

三菱 新型アウトランダーPHEV

環境性能の改善

【新型 アウトランダーPHEV】

・プラグインハイブリッドEV制御の最適化やエンジンのフリクション低減により、ハイブリッド燃料消費率(JC08モード)を1.6km/L向上させ、20.2km/Lとしたほか、モーター効率向上により充電電力使用時走行距離(JC08モード)を0.6km向上させ、60.8kmを実現した。(G Premium Packageのハイブリッド燃費消費率は20.0km/L、充電電力使用時走行距離は、60.2km)

三菱 新型アウトランダーPHEV

【新型 アウトランダー】

・新世代CVTを搭載し、エンジン制御とCVT制御の協調制御を最適化することで、燃料消費率(JC08モード)を2WD車で0.8km/Ll向上させ14.6km/Lとし、4WD車で0.2km/L向上させ14.6km/Lとすることで、クラストップレベルの環境性能を実現した。

その他の改良点

【新型 アウトランダーPHEV】

・プラグインハイブリッド制御やモーター制御を見直し、市街路における発進時や走行時の加速性能やレスポンスを高めた。

・ペダルの踏み間違いなどで、誤発進(前進・後退)した際に、進行方向に車両や障害物があると、発進を抑制し衝突被害を軽減する「誤発進抑制機能(前進&後退時)」を「M」を除く全車にメーカーオプション設定した。

・クルマを真上から見ているかのような映像により、周囲の状況を知ることで、駐車等の運転を補助する「マルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)」を「M」を除く全車に標準装備した。

・駆動用バッテリーの電力を車載コンセントから最大1500Wまで出力でき、外出先や非常時に家電製品を使用可能な、100V AC電源(1500W)を最上級グレード「G Premium Package」に標準装備した。(その他のグレードはメーカーオプション)

・運転席パワーシートを全車に標準装備したほか、寒冷時にステアリングを暖めることで、快適なドライブをサポートする「ステアリングヒーター」を「M」を除く全車に標準装備した。

【新型 アウトランダー】

・新世代CVTを搭載し、エンジン制御とCVT制御の協調制御を最適化することで、エンジン回転上昇に対してリニアな加速を実現し、発進時だけではなく、追越加速など全域における加速性能を向上させた。

三菱 新型アウトランダーPHEV
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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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