トヨタ「アクア」をマイナーチェンジ ~新グレード“X-URBAN”を設定~
クロスオーバースタイルの新グレード“X-URBAN”を設定
トヨタは「アクア」をマイナーチェンジし12月8日より発売開始した。
今回のマイナーチェンジでは、アクアの個性を一層際立たせることを目指し、クロスオーバースタイルの新グレード“X-URBAN”を設定したほか、内外装のデザインを変更。エクステリアは先進的かつアクティブな印象とし、インテリアは上質さを強調するデザインとした。
また、自分だけのアクアを選べるように、ボディカラー14色、インテリアカラー7色に、“X-URBAN”専用パーツカラーオプションを組み合わせ、174通りのカラーバリエーションを実現した。さらに、世界トップのJC08モード走行燃費37km/Lはそのままに、操縦安定性・快適性も向上させている。
アクアの価格は、1,761,382円(消費税込)~。新グレードの「X-URBAN」は2,046,109円(消費税込)、「ウェルキャブ」が1,937,000円(消費税込)~、「G’s」が2,377,963円(消費税込)とした。
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新グレード“X-URBAN”
今回、アクアに新設定した“X-URBAN”は、「都会的なセンスのクロスオーバー」として、専用サスペンションの採用により、最低地上高を20mmアップ。専用のフロントグリルやサイドマッドガード、ルーフモールなどのエクステリアパーツや16インチ専用アルミホイールを採用するなど、クロスオーバーらしいアクティブなイメージを体現している。また、ボディカラー11色と専用パーツカラーを組み合わせ、エクステリアに33通りのカラーバリエーションを用意した。
インテリアは、ブラックを基調とし、合成皮革とファブリックを組み合わせた専用のシート表皮やオーナメントパネルを採用。上質かつ洗練された配色とした「アクセント:シルバー」とファッショナブルな配色の「アクセント:オレンジ」の2色を専用インテリアカラーとして設定し、スタイリッシュなイメージを強調している。
主な改良点
エクステリアは、1灯の光源でロービームとハイビームを、切り替え可能なBi-Beam(バイビーム)LEDヘッドランプや新デザインのフロントバンパーによって、アクアの親しみやすさはそのままに、よりシャープな表情のフロントデザインとした。リアに縦基調のリアコンビネーションランプを採用することでワイド感を強調したほか、ターンシグナルランプ部にメッキ加飾を施し、質感を高めている。
また、「G」・「S」には動きのあるデザインの15インチホイールキャップを新たに採用したほか、ドアミラー、ドアハンドル、バックドアガーニッシュにメッキ加飾を施した「シャイニーデコレーション」をオプション設定した。
ボディカラーは、新色オレンジパールクリスタルシャインとフレッシュグリーンマイカメタリックのほか、シャイニーデコレーション専用色であるチェリーパールクリスタルシャインおよびダークバイオレットマイカメタリックを含む全14色を設定している。
インテリアでは、センタークラスターやサイドレジスターなどにピアノブラック塗装を施して質感を高めるとともに、「S」のインテリアカラーに先進感を表現したブルーブラックと華やかさを表すブリリアントレッドを新設定。さらに、「G」では、シックで上質なディープブラウンの設定など、グレード毎の個性を際立たせている。
さらに、フロント・リアフェンダーの後部にエアアウトレットを追加し、空力機性能を向上させたほか、スポット溶接の増し打ちによるボディ剛性の向上、サスペンションのチューニングなどにより、世界トップのJC08モード走行燃費37km/Lを維持しながら高い操縦安定性・快適性を確保。「G」にクルーズコントロールを標準装備するなど、利便性も高めている。
あわせて「ウェルキャブ」についても、ベース車同様の改良を施している。
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