トップは36.0km/Lの低燃費を叩き出したヤリス! 今だからこそ気になるガソリン高騰期に狙いたい燃費の良いコンパクトカー4台

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最近はガソリン価格の高騰により、クルマユーザーの財布を直撃していることだろう。そんな中、燃費の良いクルマを選びたいと思う人は増えているはずだ。今回はコンパクトカーの燃費の良いモデルを紹介していきたい。

現在発売されているコンパクトカーの燃費をトヨタ、日産、ホンダの代表車種とともに比較していこう。

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  1. 1.5リッターエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたクラス最高峰のトヨタ ヤリス&アクア
  2. 2.0リッターターボエンジンに匹敵する力強い加速が魅力! 日産 ノート
  3. ホンダ フィットも健闘! WLTCモード29.4km/Lをマークする

1.5リッターエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたクラス最高峰のトヨタ ヤリス&アクア

まずはトヨタ ヤリスハイブリッドだ。

トヨタ ヤリスハイブリッドは小型・軽量化を徹底的に追求し、クラストップレベルの燃費性能を発揮する新型1.5リッターエンジンを搭載する。

さらに高速燃焼により熱効率の向上を実現し、最大熱効率は40%以上と貢献。これにハイブリッドシステムを組み合わせたヤリスハイブリッドはハイブリッド世界トップレベルの低燃費、WLTCモード36.0km/L(ハイブリッドXグレード)を実現した。

新型アクアも同じパワートレインを載せている

合わせてトヨタ 新型アクア ハイブリッドも紹介しよう。

トヨタ 新型アクアは2021年に誕生したハイブリッド専用車だ。2011年に登場して以来、アクアは新車販売台数の上位に入るロングセラーモデルとして一躍有名になったモデルでもある。

新型アクアのパワーユニットは1.5リッター3気筒エンジンと1.5リッターハイブリッドシステムをヤリスと共通化している。そのため、新型アクアも従来型から約20%向上し、ヤリスに限りなく近いエントリーグレードのBはWLTCモード35.8 km/Lの低燃費となった。

2.0リッターターボエンジンに匹敵する力強い加速が魅力! 日産 ノート

次に紹介するのは、日産の5ナンバーサイズコンパクトカーであるノートだ。パワートレインは、1.2リッターエンジンと発電された電気でモーターを駆動する「e-POWER」を採用。

2.0リッターターボエンジンに匹敵する最大トルク254N・m(25.9kgf・m)/0-3008rpmを発揮。

Fグレードの燃費はWLTCモード29.5km/Lと、ヤリスやアクアには及ばないもの、非常に高い数値をマークしている。

ホンダ フィットも健闘! WLTCモード29.4km/Lをマークする

ホンダ フィットは5ナンバーサイズのコンパクトカーで、現在販売されているのは4代目となる。搭載するパワートレインは1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと、駆動と発電を行う2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムだ。

4代目フィットは「ベーシック」「ホーム」「ネス」「クロスター」「リュクス」という5種類のバリエーションを揃えている。

燃費は一番スタンダードなグレード、e:HEVベーシックでWLTCモード29.4km/Lとノートと大差ない数値だ。

ガソリン価格の高騰が止まらない今、燃費は重視されそうだ

価格抑制策が発動されたが、ガソリンの値上がりが止まらない。資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、2022年1月31日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比0.7円高の170.9円。

コンパクトなハイブリッドカーは小さくて軽いボディにハイブリッドシステムを搭載しており、燃費性能が優れたモデルが多いことからも、燃費を重視するならコンパクトカーという選択肢も大いにアリだ。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

トヨタ/ヤリス
トヨタ ヤリスカタログを見る
新車価格:
150.1万円269.4万円
中古価格:
107.1万円328.1万円

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篠田 英里夏(MOTA編集部)
筆者篠田 英里夏(MOTA編集部)

クルマ好きが高じて、大学卒業後は自動車専門紙の記者や自動車メディアの編集を経験し、現職に至る。MOTA編集部ではこれまでの知識を生かし、主に記事制作や取材、企画などを担当。最近ではeモータースポーツのレースにもたびたび参戦している。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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