マツダ MAZDA6 2.5Lガソリンターボ 実燃費レポート(3/6)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:MOTA編集部・永田 恵一
MAZDA6 2.5Lガソリンターボ 実燃費レポート|郊外路編
MAZDA6 2.5Lガソリンターボ 郊外路での実燃費:11.7km/L
郊外路実燃費 | カタログ燃費 | |
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MAZDA6 | 11.7km/L | 12.6km/L(WLTC市街地モード) |
スバル レヴォーグ | 11.2km/L | 13.2km/L(JC08モード) |
MAZDA6 2.5Lガソリンターボは郊外路で11.7km/Lという、市街地同様にターボエンジンであることを加味すれば納得できる燃費を記録した。
郊外路ではマイナーチェンジによるものなのか、新しい2.5Lガソリンターボ車であるためなのか定かではないが、アテンザ時代から続くハンドリングと乗り心地の良化を若干ではあるが確認できた。
ハンドリングはステアリング操作に対しクルマが正確に動いてくれるライントレース性の高さや、ごく自然に起きるロールなどにより運転しやすい中にも楽しさがある点はアテンザ時代から変わらない。しかし最近のマツダ車に装着される、コーナーでの回答性や安定性を向上させるため状況に応じてクルマ側が僅かにアクセルを戻す制御を行う「Gベクタリングコントロール」が、MAZDA3に続きMAZDA6でも僅かなブレーキ制御も持つ「Gベクタリングコントロールプラス」に進化した為か、そのレベルは若干向上している。
乗り心地も路面の凹凸が大きいところではややブルッとした硬さを感じることがあるものの、それも19インチタイヤを履くことを考えれば十二分に許容できる範囲。全体的には路面からの衝撃を上品かつしなやかに受け止めており、快適性も高く好印象。
なおMAZDA6のガソリン車はスポーツモードも選べるので試してみた。ノーマルモードに対しスポーツモードはアクセル操作に対するレスポンスがシャープになるうえ、シフトアップのタイミングが遅めになるといったお決まりの変化を確認できた。動力性能に余裕のあるクルマなので、普通に乗っている分にはノーマルモードを選ぶのがいいだろう。
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