三菱 新型ekクロス 実燃費レポート|三菱の“本気”が詰まった軽自動車の実力はいかに(5/6)
- 筆者: 永田 恵一
三菱 新型eKクロス 実燃費レポート|総合実燃費編
■新型eKクロス T(4WD)総合実燃費:20.4km/L
| 総合実燃費 | WLTC市街地モード | |
|---|---|---|
eKクロス T(4WD) | 20.4km/L | 16.8km/L |
eKワゴン NA+FF | 25.4km/L | 21.2km/L |
ムーヴカスタム RS(FF+ターボ) | 21.6km/L | 27.4km/L(JC08モード) |
eKクロスと名付けるなら、もう少しオフロード性能を……
eKクロスT(4WD)は、いくつか熟成不足のような部分を感じたものの、先代モデルでもトップレベルだった自律自動ブレーキの性能や停止まで対応するMI-PILOTの採用、大メーカーではない三菱自動車らしい個性的なスタイルなど、全体的には最新の軽ハイトワゴンに相応しいクルマに仕上がっていた。
もう1つ注文を付けるならeKクロスは見た目こそクロスオーバーだが、最低地上高はデイズやeKワゴンと変わらないので、いろいろな事情があるにせよ、今からでも遅くないのでスズキ ハスラーのように最低地上高を180mm程度に上げた見た目だけではないクロスオーバーに成長してくれればと思う。
なおekクロスT(4WD)で感じた若干のドライバビリティと乗り心地の難はNAエンジン搭載車の4WDでは感じられず、全体的によくまとまっているクルマに感じた。そのため現時点でeKクロスを買うなら、街乗り中心で遠出をしないならNAエンジン車、遠出もするファーストカー的にも使うならいくつかの難は譲歩して、動力性能を決め手にターボ車のプロパイロット付という選び方がいいだろう。
eKシリーズは健闘するか? 今年は軽自動車イヤーだ!
今年の軽自動車業界は新型デイズ&ekシリーズに始まり、ダイハツ タントとホンダ N-WGNのフルモデルチェンジがすでに行われているという当たり年である。さらにそう遠くないうちにタントの基本コンポーネンツを使ってダイハツ ムーヴもフルモデルチェンジされるであろうことや、デイズ&eKのスーパーハイトワゴン版となるデイズルークスとeKスペースのフルモデルチェンジも含め、ホンダ N-BOXを頂点とした勢力図がどう変わっていくか、非常に楽しみなのと同時に興味深いところだ。
[筆者:永田 恵一]
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