トヨタ プロボックスハイブリッド 実燃費レポート | ビジネスマンの相棒!公道最速マシン!? の燃費の実力やいかに(3/4)
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:小林岳夫・小鮒 康一
トヨタ プロボックスハイブリッド 実燃費レポート | 高速道路編
トヨタ プロボックスハイブリッドの高速道路での実燃費:27.6km/L
最後は高速道路を通るルートを振り返る。今回は芝公園出入り口から首都高に乗り、東京湾アクアラインを経由して圏央道の茂原長南インターで下りるルートを走行し、走行距離は78.0kmとなった。メーター上の燃費計は27.6km/Lと、WLTC高速モード燃費の22.3km/Lを大きく超える数値となった。
実は減速比がローギヤード化されている影響か、WLTCモード燃費で見ると高速モードよりも郊外モードの方がよい数値となっているのだが、今回はアクアラインが強風で速度制限がかかっており、若干アベレージスピードが落ちたことが功を奏したのかもしれない。
ちなみにプロボックスハイブリッドには、路面の凹凸による車体の上下動を抑制し、なめらかでフラットな乗り心地に貢献する「ばね上抑制制御」が採用されている。実際に非装着のモデルと乗り比べていないので何とも言えないが、言われてみれば高速道路の継ぎ目でバタつく印象がなかったことをお知らせしておこう。
トヨタ プロボックスハイブリッド 実燃費レポート | 総合実燃費編
トヨタ プロボックスハイブリッドの総合実燃費:26.1km/L
今回のプロボックスハイブリッド燃費テストは、街乗り・郊外路・高速道路と合わせて160.1kmを走った結果、総合実燃費は26.1km/Lとなり、WLTCモード燃費の22.6km/Lを大きく超える結果となった。
ガソリンモデルのテストをしていないので単純比較はできないが、カタログ値でいうとリッター当たり8.2kmの差があるものの、燃費の違いだけでガソリンの1.5リッターモデルとの価格差25万円を埋めるのは容易ではないだろう。
しかし、カローラフィールダーのハイブリッドモデルに比べればこちらの方が25万円以上お安くなるし、モーターアシストによる出足の良さはガソリンモデルのそれを大きく上回る。結局どこに主眼を置いてビジネスカー選びをするのかで需要は大きく違ってくるのだろう。
ただこうなると、遊びに使えて燃費もいいレジャービークルとして、初期モデルに存在していたワゴン版が欲しくなるところ。豪華さはいらないから、毎年車検の4ナンバーではなく、2年車検の5ナンバーモデルが欲しいと思ってしまったのは私だけではないのでは?
[筆者:小鮒 康一 / 撮影:小林 岳夫・小鮒 康一]
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