日産 フーガ 500km実燃費レビュー【vol.4 300-400km】(1/2)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部
日産 フーガ 500km実燃費レビュー【vol.4 300-400km】
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魅力的なフーガのインテリア

日産 フーガ
日産 フーガ日産 フーガ

300kmから400km区間では、東関東道の佐原PAから潮来ICを経由し水郷有料道路に出て、そこから県道と国道を進んでいった。

ここでも、発進と停止を繰り返すことが多かったので、燃費はさらに悪化した。とはいっても、まだ11.0km/Lだ。フーガ250GTのサイズや装備・パフォーマンスを考慮すれば、立派な値だ。

繰り返しになるが、フーガ250GTのインテリアはつくづく魅力的だ。

たとえば、蒔絵調のセンターコンソールパネルやギョーシェ彫り(スイス製高級機械式ウオッチの文字盤に加工されることの多い、表面がギザギザの幾何学模様)が施されたメーターパネル。

日産 フーガ センターコンソール
日産 フーガ メーター日産 フーガ

ややもすると、最近のクルマはたとえラクシュリーカーであろうとも、機能一点張りの無味乾燥なインテリアになりがちだ。しかし、フーガ250GTは、あえて“主張”している。主張するには、出自が問われる。

中村史郎氏は、ペブルビーチで次のように語っていた。

「新型では、波などの自然の持つエネルギーを表現しようとしました。自然を尊ぶのは日本の美意識ですから。7回も名誉ジャッジを続けさせてもらうと、自分が日本人であることを否が応でも意識させられるようになりました。

誰だって、外国へ出れば、日本人である自分と日本を意識させられるようになるじゃないですか。技術や情報はどんどん国際化していきますが、美意識は簡単には変わりません。日本人の美意識を織り込んだクルマ造りを進めていくべきだと思います。」

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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