ホンダ フィット 1.3G(ガソリンモデル)燃費レポート/永田恵一(1/5)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:永田恵一
※前回はフィットハイブリッドの実燃費テストを実施しましたが、今回はフィットのガソリン車の実燃費をテスト!果たして結果は!?
9月の発売から1ヶ月で月間目標販売数の4倍以上となる6万2,000台もの受注を集め、10月と11月は自販連のランキングでも1位の座に返り咲くなど、現在絶好調と呼べる「ホンダ 新型フィット」。
新型フィットの初期受注は全体の70%をハイブリッドが占めているものの、長い目で見れば販売の中心となっていくのはおそらくガソリン車であろう。
ホンダの基幹車種へと成長したフィットだけに、今回のフルモデルチェンジでは従来の広大な室内空間を実現するセンタータンクレイアウトを踏襲しながら、クルマの土台となるプラットフォームを完全に新設計のものへと一新。
このプラットフォームは、ボディサイズの変更にも柔軟に対応することが出来、12月に同様のプラットフォームを採用したコンパクトSUV「ヴェゼル」が登場したように、今後登場する派生車種の展開も非常に気になるところである。
主にCVT(5速MTも一部グレードに設定あり)と組み合わされる1.3リッターエンジンも、エンジンブロック名こそ初代、2代目フィットと同じL型だが、ボアストローク(総排気量も含む)まで変更された新設計のものを搭載。DOHC化や燃費の向上に大きく貢献するアトキンソンサイクル化も施されて、新型フィットはその基本性能を大幅に高めている。
さらに、アイドリングストップは新型フィット全グレードに搭載されている上、組み合わされるCVTもワイドレンジ化や小型・軽量化された新設計のものへと変更され、燃費の向上に寄与。
結果、1.3リッターエンジンを搭載したCVTのフィットはJC08モード燃費で「26.0km/L」(燃費最良の13G、主力グレードのFパッケージ・Lパッケージは「24.4km/L」)という同クラスでトップクラスの燃費を実現している(特殊な手法を施し、いわば燃費スペシャル的なグレードを設定することも考えものではあるのだが・・・)。
新型フィットの低燃費性能は、13G Fパッケージ(CVT)で「1,020kg」という、フィットの車重が軽量に仕上がっていることも大きく貢献しているに違いない。
燃費テストは、12月12日(木)の早朝から行われ、テストにはLEDヘッドライトなどを装備する豪華グレードである13G Lパッケージ(146万1,000円、JC08モード燃費「24.4km/L」)を使用。当日の天候は晴れで、最高気温も12度とそれほど寒くないコンディションであった。
燃費測定の基本ルール
・燃費の測定は、車両に純正搭載されている車載燃費計を使用
・スピードは流れに乗ったごく一般的なペースで走行
・車両の状態もエアコンは快適に過ごせる温度(オートエアコンなら25度)に設定
・走行モードが選択できる場合にはノーマルモードを選んで走行
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