ユーザー目線で三菱 ek X(ターボ)にサクッと乗って感じた“良いトコ 悪いトコ”【マルとバツ】

  • 筆者: MOTA編集部

MOTA編集部員のサクッとインプレッション♪ 今回は三菱 ek X(ターボ)

今回で2回目の掲載となるMOTA新連載企画「マルとバツ」。

“マルとバツ”は、その名の通りMOTA編集部員がサクッと試乗したクルマの“良いトコ”と“悪いトコ”をチョロッとお届けするコーナーだ。

もちろんサクッとお届けするからには、「最大出力が~」とか「エンジンが~」とか「ハンドリングが~」というお堅い話は一切抜き! なので是非、読者の皆さんにも指で画面をサラッとスクロールしていただいて、気軽に読んでもらいたい。そして少しでも当記事で紹介するクルマに魅力を感じ、興味を持っていただければ幸いだ。

前回の新型AクラスA200d(ディーゼル)に続き、今回の試乗モデルは、三菱 ek X(ターボ)だ。

2019年3月にフルモデルチェンジを経た三菱のekシリーズ。ekシリーズは、三菱と日産による合弁会社「NMKV」(Nissan Mitsubishi Kei Vehicle)によって開発されたモデルだ。また先代モデルはekカスタムが設定されていたが、そのekカスタムが廃止され、ek Xへと進化した。

デザイン面でも新型デリカD:5から採用された三菱独自の“ダイナミックシールド”を採用し、より個性的になったほか、インテリアの質や、収納もグレードアップしている。

今回は、そんな“SUVライクな軽自動車” ek Xに試乗したMOTA編集部員3名の声をお届けしよう!

>>SUV×軽自動車!? 軽とは思えないek Xの内外装を見る

サクッとインプレッション♪ 編集部員T.T

良いトコ

個性的なスタイリングで、コンパクトカーを軽く超える内装の質感。MIパイロットがラクちんで、100km/h以下なら静かで快適! 「車なんて(ほぼ)これ1台でいいじゃん」と思わせてくれるモデル。

悪いトコ

ターボの効きがセワシナイ(穏やかな特性のECOモードが欲しい)。13km/h以下で効くアイドリングストップが繊細過ぎ(ブレーキペダルの動きに過敏に反応し過ぎる)。後席の着座位置が低い。

サクッとインプレッション♪ 編集部員T.M

良いトコ

制約の多い軽自動車とは思えないオシャレなスタイリング。キビキビ走るし、勿論小回りも利いて、都内の狭い道でもストレスが少ない。

悪いトコ

よく走るんだけど、高速道路等ハイスピードレンジだと中々元気の良い音が車内に響き渡る。

サクッとインプレッション♪ 編集部員G.K

良いトコ

MIパイロットが快適。ステップATっぽい味付けも好印象。フロアの振動も少ないうえ、音も静か。シートの質や座り心地も良く、軽を超えた軽! といった感じ。

悪いトコ

一部の高速道路の速度制限が120km/hに引き上げられている中で、MIパイロットは設定速度が100km/hが上限になってしまっているところ。

まとめ

といった感じで評価を総合すると、「市街地やちょっとした郊外路を走る頻度が多い人」に向いているという印象だった。

3人の中で最も多かった“良いトコ”は「MIパイロットの快適さ」だった。MIパイロットは、セットした車速(約30km/h~100km/h)を上限に、前を走るクルマのスピードに合わせて自動追従してくれる機能。

MIパイロットは、高速道路間では大いに運転時の疲労軽減に貢献してくれる機能なのだ。

逆に目立つ“悪いトコ”は、MIパイロットの設定速度が100km/hが上限になっているところではないだろうか。高速道路の速度制限が120km/hに引き上げされる中では、物足りなさが残ってしまう。

とはいえ、キビキビした走りやSUVライクなデザイン、内装の質感の高さなど、軽自動車とは思えないクオリティがある部分はとてもポイントが高いモデルだ。

次は今まではとは一味違った軽自動車が欲しい! という方には、うってつけのモデルではないだろうか。

次回は、アウディを代表するスポーツモデル TTSクーペをサクッとレポート!

【MOTA編集部員が様々な車に試乗してサクッと感想を述べる不定期連載「マルとバツ」 次回もお楽しみに!】

[筆者:MOTA編集部]

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