BMW MINIコンバーチブル 試乗レポート(1/4)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:柴田康年(編集部)
MINIコンバーチブル 5年振りの再来
ローバーに代わり、BMWの手が加えられた新生MINIは2002年に日本市場に上陸したが、2008年にはフルモデルチェンジした2代目モデルが登場した。
いまではハッチバックスタイルにある豊富なグレード構成のほかにも、観音開きのドアを備えたクラブマンなど、数年おきに新しいモデルを市場に送り込み、伝統と斬新さを上手にミックスさせて、新鮮味を保ってきた。そして、2008年に発売が開始された2代目ハッチバックが登場してからはや一年、このたび、コンバーチブルモデルが5年ぶりに一新されることになった。
グレード構成は2タイプで、可変バルブタイミング機構を備えた1.6L 4気筒 120馬力のエンジンを搭載した「ミニクーパー コンバーチブル」とツインスクロールターボチャージャーで1.6L 4気筒 175馬力の「ミニクーパーS コンバーチブル」となる。従来はトランスミッションが5速MTとCVTだったのに対して、6速MTと6速ATに変更された。
また、環境性能向上に焦点が当てられた今回のフルモデルチェンジでは、アルミパーツを用いることで実現した軽量化をはじめ、オープンカーライフを満喫するためのユニークな装備にも注目が集まっている。
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