誰だって笑顔になる/THE NEW MINI CONVERTIBLE(新型 ミニコンバーチブル) 試乗レポート(1/3)
- 筆者: 大谷 達也
- カメラマン:佐藤正勝/BMW JAPAN Corp.
屋根を空ければ、誰だって笑顔になる
誰だってオープンカーに乗ったら笑顔になる。
いや、風に吹かれて髪が乱れたり日焼けするからイヤというオシャレ女子や、「オープンカーはボディ剛性が低いから走りが物足りない」なんていう走り屋男子だっていないことはない。
でも、私のあくまでも個人的な印象に基づく統計によれば、クルマ好きの約7割はオープンカーに関心を持っている(本当か?)。それも、できれば気軽にオープンエア・ドライビングを楽しみたいと思っている(たぶん、本当)。
そんなオープンカー好きから熱い視線を集めそうなニューモデルが登場した。「MINI CONVERTIBLE(ミニ コンバーチブル)」である。
新たにBMW FFモデルとプラットフォームを共有化
もちろん、ひと目見ただけでミニとわかるスタイリッシュな外観や元気のいい走りといったミニ本来の魅力は、これまでどおりしっかりと受け継がれている。ただし、新型ミニにはメカニズム面でいくつかのトピックがある。
そのひとつは、「アクティブツアラー」や「グランツアラー」の名前で知られるBMW「2シリーズ」と様々な面で共通化が図られたシャシーを採用していること。これに伴ってエンジンも新世代に切り替わり、これまではなかった3気筒エンジン(排気量1.5リッターのガソリンターボ)がラインナップに加わった。
ちなみに、最高出力136psを生み出す3気筒エンジン搭載モデルは「MINI COOPER CONVERTIBLE(ミニ クーパー コンバーチブル)」、192psとよりパワフルな4気筒 2.0リッター ガソリンターボエンジンを積むハイパワーバージョンは「MINI COOPER S CONVERTIBLE(ミニ クーパー S コンバーチブル)」と呼ばれる。また5月末には、さらに元気な231ps版の2.0リッターターボ高性能仕様「MINI John Cooper Works Convertible(ミニ ジョン クーパー ワークス コンバーチブル)」の登場も控えている。
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