メルセデス・ベンツ E350ブルーテック 試乗レポート(1/4)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:オートックワン編集部
E350ブルーテックはエコカー減税「100%免税」に
昨年デビューしたEクラスには、メルセデスの環境技術を搭載した「ブルーエフィシェンシー」と呼ばれるモデルがラインナップされている。
1.8リッターの直噴ターボを搭載した「E250 CGI ブルーエフィシェンシー」では、ガソリンエンジンのダウンサイジングを図ったが、メルセデスが本気で取り組んでいるディーゼルもこのブルーエフィシェンシーの一員として加わった。
E350ブルーテックは、欧州ではユーロ6に適合しており、日本のポスト新長期規制にも対応しているため100%のエコカー減税を受けることができる。
ちなみに、ポスト新長期規制をクリアした輸入車はE350ブルーテックが初である。国産車でポスト新長期規制をクリアしている「日産 エクストレイルディーゼル」は、まだマニュアル車のみなので、メルセデスに後れを取った形だ。
ステーションワゴンとセダンの両方にブルーテックを搭載したことから、メルセデスのディーゼルに対する意気込みが伺える。
また、E350ブルーテック ステーションワゴンは世界で初めてのデビューであり、付け加えるならばEクラスにはハイブリッドカーも将来のブルーエフィシェンシーとして控えている。
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