メルセデス・ベンツ E350ブルーテック 試乗レポート(3/4)

メルセデス・ベンツ E350ブルーテック 試乗レポート
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世界をリードするメルセデスのディーゼルエンジン

E350ブルーテックの3リッターV6エンジンは、基本的に前モデルの320CDIと大きな違いはない。24バルブのコモンレール+ピエゾ素子制御+可変ノズルターボと言う構成だ。

E350 ブルーテック

出力は155kW/3,400rpm、540Nm/1,600~2,400rpmで、こちらの出力もCDIと変わらないが、窒素酸化物は69%、微粒子は21%も減っており、合わせて燃費も10・15モードで13.4km/Lという好数値となっている。

5リッター並のトルクと2リッター並の燃費を目指すメルセデスのディーゼルエンジンは、クリーンさにおいても世界のディーゼルをリードしている。

もともとディーゼルは希薄燃焼で窒素酸化物が多く発生し、微粒子はDPF(ディーゼル微粒子フィルター)でかなり除去できたが、窒素酸化物がさらに多く出るために各メーカーともその処理に躍起となっていた。

E350 ブルーテック

メルセデスは高圧噴射などのエンジン本体のクリーン化を進め、さらに酸化触媒、微粒子除去装置、そしてSCR触媒にアドブルーという尿素溶液を噴射することで、残った窒素酸化物を除去するというシステムだ。

酸化触媒でCOとHCを二酸化炭素とt水にし、SCR触媒では窒素酸化物とアンモニアを反応させることで窒素と水に分解する。

では、燃費は何故改善できたのかといえば、ギアリングの違いもあるがこれまで大量のEGRをかけていたものがSCR触媒でクリーン化を図れたので、敢えてEGRを働かせなくても良くなったからだという。

では、そのドライブフィールが如何だったかを次ページで解説する。

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日下部 保雄
筆者日下部 保雄

大学卒業後、モータージャーナリズムの世界へ入り、自動車専門誌をはじめ各媒体に新車の試乗レポートやコラムを寄稿。最近では、雑誌媒体のほかにFMラジオやインターネット自動車情報サイトでも活躍。記事一覧を見る

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