マツダ MX-30はEV? マイルドハイブリッド?? そもそも共食いじゃないの!?【みんなの声を聞いてみた】
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
東京モーターショー2019でピュアEVモデルがワールドプレミアされたマツダ MX-30。その後、オートモビル カウンシル2020の会場では一転、マイルドハイブリッドシステム M HYBRID(エム ハイブリッド) を組み合わせた“e-SKYACTIV G”(イー・スカイアクティブ・ジー)を搭載する市販モデルが発表されました。今、大注目のMAZDAの新型モデルは果たして、実際に一般ユーザー、さらには購入検討者の方にはどう捉えられているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していきます!
2020年秋にデビュー予定のマツダの新型コンパクトSUV
マツダは2020年の7月末、新世代商品群の第3弾であるコンパクトSUV「MAZDA MX-30(エムエックス サーティー)」を、今秋から日本国内に導入すると発表しました。
当初、2019年秋の東京モーターショー会場で公開されたコンセプトモデルはピュアEV仕様でしたが、先立って導入されるのは2リッター直噴ガソリンエンジンのSKYACTIV-G 2.0に、マイルドハイブリッドシステム M HYBRID(エム ハイブリッド) を組み合わせた“e-SKYACTIV G”(イー・スカイアクティブ・ジー)モデルとのこと。
あれ、気になるEVモデルはどこにいったの? と疑問が生じるところですが、そちらはまず、2020年度中にリースのみの販売からスタート予定となっています。
ん、CX-30と被らない?
他にも皆さん気になるのは、すでにあるCX-30とのすみ分けではないでしょうか?
MX-30のボディサイズは、全長4395mm×全幅1795mm×全高1555mm、ホイールベース2655mm(欧州モデル・BEV仕様)。ほぼCX-30と同等の大きさです。
CX-30との大きな違いはテールゲートが寝かされたクーペSUVスタイルと、左右観音開き式という特殊なドア形式。同じコンパクトSUVという成り立ちながら、ファミリーなど後席を多用するユーザーに向けた仕立てのCX-30に対し、MX-30は2+2のパーソナルモビリティという立ち位置で区別されています。
SNS上でのみんなの声は?
そんな注目のMX-30ですが、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか見てみました。
「観音開きがキュート。」
「ハイブリッドもあって良かった。EVはまだ色々と壁が高いので…。」
「結構味があるデザインだな。大人2人・子どもだったら特に問題もないし、エクステンダーエンジン搭載したら最高だと思う。」
「国産、大衆車ではこういうクーペSUVのEVが無いので、こういうのは欲しいな。」
同社では、過去にもRX-8で採用していた観音開き式のドアを含め、全体的にデザインに好印象を抱いている意見が見受けられました。
いっぽう、もちろんMX-30の気になる点を指摘する声もあります…。
「航続距離が長くなるか、ロータリーのレンジエクステンダーが載るか。それからが本当の勝負かと思う。それ以外は…。」
「観音開きドアだとチャイルドシート使いにくそうで、ファミリーユースだとちょっと購入は躊躇うな。」
「デザインは失礼ながらおとなしいと感じる。他を圧倒するテクノロジーが在るものと信じています。かってのカペラのような、ハイ、いっちょあがりなんて事のないことを信じています。」
「営業店から言わせると3ナンバーじゃ身内で食い合いになるだけ。CXでも新作出すなら5ナンバーにしてくれればまだ戦力になると思う。」
「100%EVとロータリーレンジエクステンダーとして出したらまだ特別感あったのになーと思ってしまう。それだとデザインや使い勝手も割り切って考えるし。ガソリン出したら普通感漂いまくってしまう。」
「ガソリン+マイルドハイブリッドは欧州では既存のコンポーネントで新しいところはない。特異なスタイリングはEVとしてこそ価値があるわけで、商品企画としてチグハグに映る。CX-30がある中で同クラスにガソリンのMX-30をさらに追加する意味が分からない。」
やはり、当初のピュアEV路線からマイルドハイブリッドに切り替えたことによる、CX-30とのすみ分けが曖昧になってしまった点、特別感の消失などを挙げる声が多数存在しました。
スペックや価格など詳細な情報が待たれる!
e-SKYACTIV Gのスペックや販売価格などは現時点で未発表ですが、約240万円~約370万円というCX-30の価格帯を考えると、やはり300万円を切る価格でのデビューに期待したいところ!
さらには、今後EVモデルの一般販売は行われるのかなどにも注目です。
MOTAでは、新しい情報が入り次第すぐにお届けしていきます!
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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