新しいエルグランド、アルファードに勝ってる?【みんなの声を聞いてみた】

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高級ミニバンの元祖、日産 エルグランドはまだ諦めていなかった! 現行E52型デビューから丸10年。次期モデルのウワサも聞こえず、日産ファンならずともエルグランドの今後が気になっていた中、まさかのマイナーチェンジ情報が飛び込んできました! 大逆転は難しいとしても、これで一矢報いたいところ…。果たして、実際に一般ユーザー、さらには購入検討者の方などはどう感じているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していきます!

目次[開く][閉じる]
  1. 高級ミニバンの元祖エルグランド
  2. まだ諦めていなかったエルグランドだが…
  3. SNS上でのみんなの声は?

高級ミニバンの元祖エルグランド

日産のエルグランドと言えば、高級ミニバンの元祖。トヨタを焦らせたほど、初代モデルの登場は衝撃的でした。

しかし2代目エルグランドと同時にデビューした後発のトヨタ アルファード/ヴェルファイアの攻勢に押され、最近はすっかり影の薄い存在となっています。

現行型の3代目モデルは2010年のデビュー。2014年にデザインを刷新するなどの大規模なマイナーチェンジを実施していますが、以降は大きな改良もないまま…。2020年1月~8月の販売台数は2,300台余り(月平均:約300台弱)です。

400万円以上のアルヴェルは月に8000台以上売れている!

いっぽうで、アルファードは売れに売れまくっています。

現行型は2015年にデビューし、2017年末にマイナーチェンジを実施。一部改良や特別仕様車の投入などはあるものの、ここ3年間は特に大きな改良もありません。それなのに2019年の1年間で68,000台余り(月平均:約5,700台)、兄弟車のヴェルファイアも2019年1年間で36,000台強(月平均:約3,000台)を販売。

好調な売れ行きは2020年も変わらずで、1月~8月までのアルファードの販売台数は52,000台余り(月平均:約6,500台)とコロナ禍の影響もほとんどなく、むしろ2019年よりも増加傾向にあるほどです。

まだ諦めていなかったエルグランドだが…

そんな中、2020年9月、日産は今秋発売予定の新型エルグランドについて、事前告知サイトを公開するとともに、9月15日からの予約受付を開始すると発表しました。

今回のマイナーチェンジではフロント周りを中心にデザインを一新。グッと洗練度を増した印象だ。また先進安全技術“360°セーフティアシスト”も全車標準装備としています。

さらにオーテックジャパンのカスタムモデル「AUTECH」を追加設定するのも大きなニュース。かつてエルグランドのカスタムモデルとして固定客を持っていた「ライダー」シリーズのように、コアな日産ファンからの支持を集めることが期待されます。

ただし、残念ながら今回のマイナーチェンジでは「e-POWER」や先進運転支援技術「プロパイロット」の採用は行われません。日産で今売れているセレナやノートは、これらの技術で販売を大いに盛り返しただけに、上級モデルへの搭載がなかったことは残念なところ。

SNS上でのみんなの声は?

そんな注目のエルグランドですが、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか見てみました。

「そろそろ新型を…。これがファンにとっては本音。E51型は2002年~2010年だったけど、E52型はそれを超えてしまった。初代のように堂々としてアルファードに対抗できる車、Lサイズの売れる条件をクリアして、そこからトヨタと違う日産の提案がある車、これがエルグランドのあるべき姿だと思う。」

「エルグランドも抜本的に変えないとアルファードの独走は止められないでしょう。同じくマイナーチェンジするホンダ オデッセイとアルファードの少ないおこぼれを奪い合うだけで終わってしまいそうで。因みに一番好きなミニバンは今でも初代エルグランドです。あの堂々とした雰囲気を現代に蘇らせてアルファードと勝負してほしいですね。」

「シャーシ、ミッション、エンジンがさすがに10年以上前のものでは…。せめて2L + e-POWERとか。安全装備もアルファードと同レベルにしないと。」

「えっ! マイナーチェンジ…。せめて専用スペックでハイパワーのe-POWERを積まなきゃ! それで走り走りと言ってもね。」

「最終型(E51HS)を10年乗ってますがそろそろ買い替える気になる車を出して欲しい。今になっても日産が好きな理由は自分でも解らないけどアル/ヴェルは嫌なんです。こんなマイナーチェンジにムダな資金を使わずにエルグランドの名前に合った進化をさせて欲しいです。」

やはり、フルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジという誰もが気になる点を指摘する声が圧倒的に多い模様です。

そんな中、

「今回は小手先の一言に尽きるものの、日産には頑張ってほしい。」

「フルモデルチェンジ待ちの人が多数だろうけど、ここは去年のスカイラインのマイナーチェンジ同様褒めるべきかな。ゴーン去るまでおそらく次期型の開発なんてしてなかっただろうし、今年に入って本格的に動き出したというか、動けるようになったんだろうと思う。次期型が開発中かどうか微妙だけど、それに繋げるまでの処置とすれば評価すべきなんじゃないかな?」

と、今後の日産の飛躍に期待する声もいくつか見受けられました。

日産の復活は近いのか!?

新たに登場した新型キックスや、アリアに始まり、先日発表された新型フェアレディZ(プロトタイプ)、今後登場が予想される次期ノートやエクストレイルなど、復活間近の日産。エルグランドのフルモデルチェンジもそのうち行われるのか? これからの日産に目が離せません。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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トヨタ/アルファード
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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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