THE NEXTALK ~次の世界へ~ マツダ 常務執行役員 国内営業 法人営業担当 稲本信秀 インタビュー(2/5)

THE NEXTALK ~次の世界へ~ マツダ 常務執行役員 国内営業 法人営業担当 稲本信秀 インタビュー
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なぜ、ディーゼルなのか?

昨年6月、マツダはデミオで『サステイナブルZoom-Zoom(ズームズーム宣言)』に基づく、新世代技術であるSKYACTIV(スカイアクティブ)を導入し、ガソリンエンジンで10・15モード30km/L(JC08モードでは、25kn/L)の燃費を実現することにより、第3のエコカーの扉を開けた。

そして、SKYACTIV技術搭載車第3弾となるCX-5で、クリーンディーゼルエンジンの国内導入を実行した。 いま、なぜ、改めてディーゼルなのか?

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【稲本信秀】マツダには、かつて80年代後半のカペラに、独創的な“プレッシャー・ウェーブ・スーパーチャージャー”を採り入れたディーゼルエンジン車があり、また直近では、ボンゴ・フレンディのディーゼルエンジン車も販売してきました。

ディーゼルエンジンは、燃費が良いという素性があり、熱烈なディーゼルエンジンのファンもいらっしゃいました。しかし当時は、ディーゼルエンジン車の価格が高かったり、重たい走りであったり、排ガスが汚く、排ガス規制の強化もあって対応にコストが掛かったりということで、ディーゼルエンジン車がなくなり、なかなか普及しなかったということだと思います。その点、世界、特にヨーロッパでは、ガソリンとディーゼルエンジンは同等に扱われ、普及したと思います。

かたや日本での導入は、大きな挑戦と言えました。マツダは『サステイナブルZoom-Zoom』のもと、走る歓びと優れた環境・安全性能を高次元で両立するとして、ビルディングブロック(マツダの技術開発の将来戦略:筆者注)に沿って、コンベンショナルなエンジンをベースに、暫くは進みます。その路線に沿って、いま、CX-5でSKYACTIV-Dを出してみると、現状では大変高いご評価をいただいてますが、発表前は「挑戦だ!」という覚悟で居りました。

SKYACTIV技術によって、素晴らしいクリーンディーゼルエンジンが出来上がった。このTHE NEXTALKの第4回に登場した、SKYACTIV技術のパワートレイン開発担当の人見光夫執行役員は、「クリーンで燃費が良いのは当たり前、価格も安くし、競争力がなければ意味がない」と常々語っている。そこが、SKYACTIV-D(ディーゼル:筆者注)の強みだ。

ところで、そのクリーンディーゼル第1弾が、なぜSUVのCX-5であるのか?

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【稲本信秀】世界中でSUVの販売は伸びています。日本にはまだ少ないかもしれませんが、着実な売れ行きを保持しています。そこにクリーンディーゼルが上手く波に乗れたのだと思っています。

日本でも、私の感覚としては、実はみんなSUVに乗りたいのではないかと思っているのです。しかし、これまではちょっとお値段が高くて手が出ないとか、家族構成の関係でミニバンのように多人数乗車でなければならないとか、そうした理由で、いままではSUVに乗っていなかった。けれども、いずれは乗りたいと潜在的に思っている方は多いのではないでしょうか?

実際、CX-5は、2月16日の発売から3月14日までの一か月弱で8,008台の売れ行きで、その内訳を見てみますと、マツダ車で言えば、MPV、アクセラなどから、また他社のコンパクトカーや競合SUV、さらにはハイブリッドのワゴンなどから乗り換えられる方が多く居られます。こうした状況を見れば、SUVは、幅広いお客様の層から期待されているのだと言えます。

その、稲本信秀の“読み”は、CX-5発売直後から見事に当たったようだ。

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御堀 直嗣
筆者御堀 直嗣

1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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