外車買取は一括査定と専門店どちらがおすすめ？ メリット・デメリットを比較
- 筆者： けーやん
長年愛用してきた外車（輸入車）を売却する時、少しでも高く売りたいと思うのは当然です。しかし、「一括査定」と「外車専門店」のどちらを選ぶべきか、経験がない方には判断が難しいでしょう。
そこで、この記事では、外車を高く売るための選択肢である「一括査定」と「外車専門店」の特徴、メリット・デメリットを詳しく解説します。さらには主要な輸入車メーカーの買取相場についても紹介していきます。
このガイドを読み、あなたに最適な外車の買取方法を見つけて、愛車を高値で売却しましょう。
「一括査定」と「外車専門店」それぞれの違いとは？
冒頭でもお伝えした通り、愛車の買取で一括査定と外車専門店のどちらを利用すれば良いのか迷う人も多いです。
そのため、まずはそれぞれの特徴を把握していきましょう。
一括査定とは？
一括査定とは、複数の買取業者に同じタイミングで査定依頼をすることができるサービスです。
一度の申し込みで複数の業者の査定額を比較できるため、より高値で売却できる可能性が高まります。
使い方はWebページから車の必要情報を入力するだけなので、自分で業者を探す手間が省けて簡単。
一括査定を利用すると手軽に市場価格を把握することができるため、外車の買取を考えている方にとってはおすすめの選択肢と言えます。
車を楽に高く売れる一括査定サービス「MOTA車買取」とは
車の一括査定サービス「MOTA車買取」なら、車などの情報を1回入力するだけで、複数の買取店へ同時に見積もり依頼が可能。最短45秒で入力が終わるほど簡単です。
買取店とのやりとりは高額な査定を出した上位3社とだけ。MOTA車買取なら「たくさんの業者から電話がきてしまう」なんて心配もありません。
なによりメリットは、その上位3社に選ばれるために最大20社の買取店が競い合うため、高額査定が期待できることです。
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外車専門店とは？
外車専門店は、特定の外車メーカーや車種に特化した店舗・業者です。国産車の中古車買取業者とは異なり、外車の特性や市場価値を熟知しているため、高額買取が期待できます。
例えば、メルセデス・ベンツやBMWなどの特定のメーカーやモデルに特化した専門店は、その車種の希少性やコレクターズアイテムとしての価値を正確に判断できます。
つまり、外車専門店の最大の特徴は、専門性の高さです。
もしもあなたの外車のメーカーやモデルに特化した専門店があるなら、愛車を高く売却するための選択肢となります。
一括査定のメリット／デメリット
一括査定と聞くと、多くの会社から営業されるイメージがある人も多いのではないでしょうか。
それらの不安を少しでも減らすため、事前に一括査定のメリットやデメリットを確認しておきましょう。
外車専門店も含め「複数業者の見積もり」が比較できる
一括査定を利用するメリットは、外車専門店を含む複数の業者から見積もりを比較できる点です。
複数の会社に依頼することにより、最も高い価格で車を売却するチャンスが広がります。
一括査定の依頼をすると、複数の異なる買取業者にあなたの車の情報が提供され、現在の相場や車の状態など、それぞれの業者の視点で車の価値を評価します。
一般的な買取業者は、市場での需要を基に査定していきますが、外車買取の専門店は特定の外車メーカーや車種に対して、独自の販売ルートや査定基準を用いて価格を決定します。
つまり、複数の業者の査定結果を比較することができるので、最も高い査定額を出してくれる可能性が高まるということです。
外車だけに限った話ではなく、複数社で見積もり比較ができる一括査定を利用することは、車を売りたいあなたにとっては大きなメリットと言えます。
申込直後の営業電話が多い
一括査定を利用する際の最大のデメリットは、申込直後に多くの買取業者から営業電話がかかってくることです。
なぜなら、買取業者は顧客を獲得するために、いち早く接点を持とうと積極的にあなたへのアプローチを開始するからです。
電話が多くなる背景には、一括査定のサービスにユーザーの情報が登録されると、買取業者に共有される仕組みにあります。
その結果、複数の業者から同時に連絡が入ることになります。
電話が鳴り続ける状況は、忙しい方や電話対応が苦手な方にとっては負担になりますが、一括査定サービスの性質上、避けられない側面でもあります。
この大きなデメリットを理解し、対策を考えておくことが重要です。
たくさんの業者から電話がこない「MOTA車買取」
「MOTA車買取」なら、Webで最大20社の査定見積もり額を見ることができ、高値をつけた最大3社の買取業者や、ユーザーが選んだ業者とだけ交渉可能。
一般的な一括査定とは違い「たくさんの業者から電話が来てしまい、対応が大変」なんてことは起こりません。ストレスなく、楽して高値で売却できます。
電話で強引な営業を受ける可能性がある
悪質な買取業者の場合、「キャンセル料金がかかる」「早く売らないと買取価格を下げる」といった強引な営業をしてくることがあります。
これは、買取業者が確実に成果を上げるために他社との交渉をさせたくないという背景があります。
特に車買取の交渉に不慣れな方は、営業トークに圧倒されてしまい、不本意ではあっても契約してしまうこともあるでしょう。
しかし、重要なのは急かされても絶対に即決しないことです。
車の買取は金額の大きな取引であり、ユーザーには慎重に考える時間を持つ権利があります。
この点をきちんと理解し、強引な影響に屈さずに冷静に対応することが大切です。
外車専門店のメリット／デメリット
一括査定にも魅力的な点や負担になる点があるように、外車専門店での買取にもメリットとデメリットがあります。
それぞれ確認しておきましょう。
独自の販売ルートで高価買取が期待できる
外車専門店のメリットは、独自の販売ルートにより高価買取が期待できることです。
具体的な方法としては、カーオークションを利用したり提携している中古車販売店に流したりすることで、自社に車を置いて管理するコストを省き、買取価格に反映させています。
また、専門店であれば希少な車やマニアックな車にも対応できる流通ネットワークを持っていることが多く、一般の買取業者では判断できないような価値を知っているものです。
さらに、修理が必要な外車の場合、普通の買取業者では安く買い叩かれるか引き取ってもらえないこともあります。
しかし、外車専門店なら安価に修理ができる技術を持っていたり、修理が必要な車でも対応できる販売ルートを活用できたりと、少しでも高く買い取ってもらえる可能性が高まります。
見積もり比較にはお店を回らなければならない
外車の買取価格を上げるには、複数の査定見積もりを比較する必要があります。
そのためには、複数の外車専門店に査定見積もりを依頼します。
また、珍しい外車モデルの専門店の数は多くありません。
そのため、個別に問い合わせることが重要です。一部の店舗では出張査定も行っています。
専門店の見積もりを比較するためには、複数の店舗を回る忍耐力が必要です。これが外車専門店を利用する際のデメリットといえるでしょう。
お店で強引な営業を受ける可能性がある
店舗に直接行くと、営業マンから強引に買取契約を迫られる可能性があります。
一括査定と同様に、営業マンは他の店舗と比較せず、契約を結ばせることで自社の成果を上げようとするからです。ユーザーは査定額を知りたいだけなのに、なかなか店から出してもらえないという話はよく聞かれます。ここで、強引な営業マンのよく使うフレーズをいくつか紹介します。
「今契約いただけば、〇〇円上乗せします」
「この金額で買取ができるのは今日限りです」
「他の店舗ではこの買取価格はつきません」
「もう少し買取金額がなんとかならないか、上司に相談してきます」
上記のような営業のトークに誘われて、つい売買契約を結んでしまう人もいます。このような事態に陥らないためにも、焦らずに時間と手間をかけてでも複数のお店で査定し、比較することをおすすめします。
MOTA車買取は専門店／一括査定の良い所取り
一括査定と専門店のメリット・デメリットは理解できても「結局どっちにしよう？」となる人もいるかもしれません。
そんな時は一括査定と専門店の良い所取りができる「MOTA車買取」がおすすめです。
MOTA車買取の特徴は以下の3つです。
・外車専門店も含めた最大20社の事前入札が行われる
・連絡できるのは入札額上位3社だけ
・事前入札の結果を見た上で交渉ができる
これらの特徴がどのようなメリットをもたらしてくれるのか、詳しく解説していきます。
外車専門店も最大20社の事前入札に参加
MOTA車買取は、申し込み後に最大20社の業者が査定を行います。
もちろん、この20社の中には外車専門店も含まれています。
つまり一般の買取業者と外車専門店をまとめて査定ができるため、複数のお店を回る手間がかかりません。
もし査定結果に納得いかなければ、出張査定を断ることも可能です。
連絡できるのは入札額上位3社だけ
MOTA車買取は、買取査定の入札額が上位3社にだけ連絡先が開示される仕組みになっています。
この仕組みのおかげで、従来の一括査定の最大のデメリット「鳴り止まない営業電話」に対する負担が大幅に軽減されています。
また、一般的な一括査定サービスとは違い、申し込み直後に電話が鳴ることがありません。
事前入札が終わった翌日18時に入札結果が開示された後、選ばれた査定上位3社から連絡が来る仕組みになっているので、落ち着いて対応することも可能。
冷静な判断がしやすくなる点もMOTA車買取の魅力です。
事前入札の結果を見た上で交渉ができる
MOTA車買取の最大の特徴は事前入札の結果をWEBで確認し、各社の査定額を見ながら最終的な交渉ができる点です。
上にも書きましたが、査定が完了した翌日18時になれば入札を終えた買取業者たちの査定額を確認できます。
その後査定額の上位3社とやりとりするため、ユーザーは自分の車がどのくらい市場から評価されているかという事前情報を踏まえた形で交渉ができるため、さらに高額の査定を引き出せる可能性が高まります。
買取業者と連絡する前に査定額を比較・確認できる透明性の高い仕組みは、車の買取を検討している方にとって大きなメリットです。
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相場が高い外車メーカーとその理由
外車は、外車メーカーやモデルによって査定価格の相場が異なります。
ここでは、査定価格が高い外車メーカーとその理由について解説します。
主要ブランドの買取相場
査定価格が高い外車メーカーと人気モデルを8社に絞りました。
そして「年式が5年以上経過」「走行距離が5万キロ以下」の買取相場を下記の表にまとめています。
もし所有している車がある場合は、参考にしてみてください。
| 外車メーカーの人気モデル | 5年落ち・5万キロ以下の買取相場 |
|---|---|
BMW 3シリーズ | 75〜325万円 |
メルセデス・ベンツ Sクラス | 310〜580万円 |
アウディ A4 | 41〜268万円 |
MINI 3ドア／5ドア | 30〜300万円 |
フォルクスワーゲン ゴルフ | 70〜340万円 |
プジョー 3008 | 150〜284万円 |
Jeep ラングラー | 180〜520万円 |
VOLVO V60 | 99〜238万円 |
上記の表にあなたの車が含まれていない場合は、MOTA車買取の公式サイトでメーカーやモデル、グレード、年式や走行距離で詳細に検索することができます。
※買取実績の中で著しく低い車は、事故車や修復車であることが多いです。
これらの外車メーカーは、人気メーカーや車種による需要の高さによって中古車市場でも高い評価を受けています。
もし需要の高い外車メーカーの車を所有している場合は、高価買取が期待できる可能性が高いと言えるでしょう。
買取価格を左右する要因
一般的に車の買取価格を左右する要因は、車種の需要の高さや車の状態、走行距離、年式、オプション装備などがあります。
ただし外車の場合は、一部の人気車種を除いて需要が少ないため、買取価格が低くなる傾向にあります。
その理由は、国産車に比べて査定基準が厳しく、維持費や修理費が高いこと、さらに壊れやすいイメージがあるためです。
ちなみに外車は本国の気候や交通事情に合わせて設計されていることが多く、日本の気候や道路環境に適合しないため、故障しやすいと言われています。
このように外車の買取価格を左右する要素を理解することは、高額査定を得るための重要なポイントとなります。
高額査定を勝ち取るためのコツ
外車で高い査定額を勝ち取るためのコツは以下のようなものがあります。
・人気の装備が搭載されている
・できるだけ早めに売却する
・内装をキレイにしておく
・車の状態を正直に伝える
・希望の売却額は伝えない
これらの条件が揃っていれば、より高額な査定額を期待することができます。それぞれ詳しく解説します。
人気の装備が搭載されている
外車に以下のいずれかの装備が搭載されていれば、査定額のアップのチャンスです。
・サンルーフ
・本革シート
・カーナビ
・高級オーディオ
上記の装備は、車の快適性や機能性を向上させるため、多くの買取業者や購入希望者にとって魅力的です。そのため、査定額が上がります。
たとえば、サンルーフや本革シートは、JAAI（日本自動車査定協会）が定めたプラスの査定項目です。
状態が良ければ、最大で10万円ほど査定額が上がる可能性もあります。
外車を買取に出す際には、これらの装備の有無を業者に伝えることが、高額査定を勝ち取るコツの一つと言えるでしょう。
できるだけ早めに売却する
高い査定額を目指すのなら、できるだけ早めに車を売却することです。
車は時間が経つことや走行距離が伸びるにつれて価値が下がります。
特に外車は、国産車と比べて年式と走行距離に関して査定基準が厳しい傾向にあります。
つまり早めに売却することは車の価値低下の防止につながるのです。
一般的に高額査定が狙える時期が存在していて、買取業者の決算期（3・9月）の前月あたりに査定に出すと買取需要が高いため買取金額が上がります。
しかし、国産車ならともかく外車で最適な時期を待っているとどんどん価値が下がります。
維持している期間も、駐車場代などの費用がかかったり年式も古くなったりと、コストが膨らみ価値は下がるといったリスクを負うことになってしまうのです。
外車は年式が新しく、走行距離が少ない状態で売却することが、高額査定を勝ち取るための重要なポイントと言えます。
内装をキレイにしておく
高額な査定を狙うためには、内装をきれいにしておくことが非常に重要です。
JAAI（日本自動車検査協会）のカーチェックシートによると、査定基準には内装の清潔さが含まれています。
具体的には、たばこのヤニ汚れやペットの毛やにおいなどは、大幅な減額ポイントになるため、特に喫煙者やペットを飼っている方は、査定前に必ずきれいにしておくことが良いでしょう。
車の状態を正直に伝える
もし過去に交通事故を起こして、車のフレームなどの骨格部分を修理している場合、車は「修復歴あり」となります。
修復歴がある車は、業者に対して告知義務が発生するため、査定を依頼する際には隠さずに正直に話すことが重要です。
告知義務を怠り、修復歴が発覚した場合には、買取代金の減額や返金の請求がされる可能性もあります。
査定額を交渉するためには、業者との信頼関係が重要です。
スムーズで気持ちの良い取引をするためにも、修復歴などを正直に申告しましょう。
希望の売却額は伝えない
車の査定を依頼する際、最初から自分の希望額を伝えない方がいいです。
なぜなら、希望金額を提示すると、業者に「それ以上の査定は出さなくても買い取ってもらえる」という情報を与えてしまう可能性があるからです。
つまり、希望金額を伝えない方が、高値で売却できる可能性につながるのです。
高額査定を得るためには、先に希望の売却価格を伝えないように注意しましょう。
よくある質問
外車の買取価格は安いと言われているのはなぜ？
外車の買取価格が比較的安いと言われる理由は、主に次の3つです。
・国産車と比べて需要が少ないため
・修理費や維持費が高いため
・年式や走行距離に関しての査定基準が厳しいため
これらの要因が中古車市場における外車の価値を下げることにつながっています。
たとえば特定の外車の部品は海外からの取り寄せが多く、輸入が必要な場合があります。
つまり相対的に国産車より修理費用が高くなってしまうのです。
また外車は日本の道路環境や気候に最適化されていない場合があり、その結果として故障が起きやすいというイメージがあることも買取価格が低くなる一因です。
外車を売却する際にはこれらの点を理解し、適切なタイミングでの売却を考慮することが重要です。
まとめ
外車の買取には一括査定と専門店の2つの選択肢があり、それぞれの特徴やメリット・デメリットをお伝えしました。
一括査定はネットで手軽に最高値がわかり、専門店では利益が出せる販売ルートを持っているため高額査定の可能性があります。
しかし、営業電話が鳴り止まないことや1店舗ずつ回らなければならないなどのデメリットもあり、結局どっちにしたら良いのか迷ってしまう人もいるでしょう。
そんな時におすすめなのが一括査定と専門店の良い所取りができる「MOTA車買取」です。
MOTA車買取なら専門店も参加する最大20社に一括査定に最大45秒で申し込むことができます。
翌日18時に査定額の結果が開示され、上位3社とだけ電話で交渉できる仕組みとなっているため、営業電話に悩まされる心配はありません。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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