【2024年】アルコールチェッカーのおすすめ人気15選|選び方や使うときの注意点も解説
アルコールチェック義務化拡大に伴い、アルコールチェッカーの需要が高まっています。しかし「何を基準に選べばよいの?」「そもそも何が違うの?」と悩む方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、アルコールチェッカーの選び方とおすすめの商品15選をご紹介します。
アルコールチェックの義務化拡大はいつから?
2022年4月施行の道路交通法の改正により、白ナンバー事業者(自家用車と同じ白地のナンバープレートの車両を保有する事業者)も安全運転管理者のアルコールチェック業務が義務化されました。背景に、2021年に千葉県八街市で起きた飲酒運転事故があります。児童の尊い命が奪われた悲痛な事故は記憶に新しいのではないでしょうか。
しかし、2022年10月開始予定だったアルコール検知器の使用義務化は、「半導体不足により十分な数のアルコール検知器が確保できない」として、当面の間延期とされることになりました。
2023年6月、半導体不足が解消されつつあることを受け、警察庁は2023年12月からのアルコールチェック義務化拡大を検討しています。確定ではありませんが、現段階では2023年12月からのアルコールチェック義務化拡大が最有力と考えられます。
参考:警察庁|「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案」に対する意見の募集について
アルコールチェック義務化で何が変わる?
アルコールチェック義務化によって、新たに追加される内容は下記の通りです。
1.運転者の状態を目視で確認することにより、運転者の酒気帯びの有無を確認すること
2.酒気帯びの有無について記録し、記録を1年間保存すること
3.運転者の酒気帯びの有無の確認を、アルコール検知器を用いて行うこと
4.アルコール検知器を常時有効に保持すること
アルコール探知器に関する3.4の項目が2023年12月からの施行開始が予定されており、事業者は道路交通法改正に向けての準備が必要です。
アルコールチェック義務を怠った場合の罰則
アルコールチェック義務を怠った場合、直接的な罰則を課せられるわけではありませんが、間接的に罰則を課せられる恐れがあります。
公安委員会によって安全運転管理者を解任される、命令違反に対しての罰則が科せられる可能性があります。
さらに、安全運転管理者を選任しなかった場合は5万円以下の罰金、安全運転管理者の選任の届け出を怠った場合は2万円以下の罰金または科料などが定められています。
アルコールチェッカーの選び方
アルコールチェック義務化が拡大されるに伴い、新たにアルコールチェッカーを導入したいと考えている企業も多いのではないでしょうか。しかし、アルコールチェッカーを初めて選ぶときは、「何を基準に選べばよいの?」と迷ってしまいますよね。
そこで、アルコールチェッカーを選ぶときのポイントを4つご紹介します。
高い検査精度を求めるなら電気化学式(燃料電池式)センサー
電気化学式(燃料電池式)センサーは、呼気に含まれるアルコールを燃料に電気を発生させてアルコール濃度を測定するセンサーです。アルコール成分を燃料としているため、アルコール以外の成分には反応しづらく、精度の高い測定ができます。
一方で、比較的高価な製品が多いのがデメリットでしょう。メンテナンスにも費用がかさんでしまう可能性があります。また、センサーが反応するまでの時間が長く、結果が表示されるまで時間がかかる点も難点です。
スピーディな検査をおこないたいなら半導体式ガスセンサー
半導体式ガスセンサーは、センサー表面に付着する酸素量でアルコール濃度を測定するセンサーです。飲酒時はアルコール成分によって酸素量が減少するため、センサー内部の電気抵抗値が低くなります。この電気抵抗が低いほど、アルコール濃度が高いと判定されます。
半導体式はセンサーが比較的安価なため、本体の価格もリーズナブルな製品が多い点が特徴です。反応が早く、検知結果をスピーディに確認できるのもメリットでしょう。一方で、アルコールを直接検知するわけではないため、外的環境の影響を受けやすく、アルコールを摂取していなくてもセンサーが反応する場合があるのがデメリットといえます。
外的環境の影響が心配なときはストロー・マウスピース式
外的環境の影響をなるべくシャットアウトし、精度の高い検査をおこないたい方は、ストロー・マウスピース式のアルコールチェッカーがおすすめです。息を直接センサーに送ることができるため、周囲の芳香物などの影響を受けずに正確な計測ができる傾向にあります。
衛生面が気になる場合は、市販のストローを使用できるアルコールチェッカーが便利です。吹きかけ式は手軽にチェックできるメリットがありますが、より検査精度にこだわりたい方はストロー・マウスピース式をおすすめします。
大人数を管理する場合はスマホ連携できるものがおすすめ
大人数を管理する場合は、スマホ連携できるものがおすすめです。専用のアプリとアルコールチェッカーを連携することでスマホで測定結果を一元管理できるので、大人数のデータ管理が容易になります。
また、パソコンへのデータ転送も可能なため、長期間のデータ保存にも便利です。道路交通法施行規則の改正により、アルコールチェッカーで測定した記録は「帳簿」や「デジタルデータ」で1年間保存するよう義務づけられます。クラウド上のデータ管理なら、帳簿をつけずにデータ保存ができるため、管理者の業務改善にも役立ちます。
商品名 | 画像 | 商品URL |
---|---|---|
アルコールセンサー プロフェッショナル ホワイト HC-211 | ||
燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200 | ||
アルコールチェッカー 電池式 吹きかけ式 非接触式 HB-A02-W 07-8919 | ||
アルコールチェッカー 携帯型 IR-AC002 | ||
アルコールチェッカー ストロータイプ | ||
アルコールチェッカー 直吹き式 PAC30 | ||
アルコール検知器 非接触型 吹込式 乾電池式 小型 TOMO-ALC-01 | ||
気化学式ガスセンサー搭載 アルコール検知器 CAX-AD300 | ||
アルコールチェッカー ホワイト EA-100-WH | ||
アルコールセンサー アルコール検知器協議会認定機種 AN-S102 | ||
アルコールチェッカー ALC-D1 | ||
アルコール検知器 ALCHE アルチェ ACC200 | ||
アルコールチェッカー FA-900 | ||
ソシアック アルコール検知器 SC-103 | ||
ソシアック アルファ アルコール検知器 SC-402 |
アルコールチェッカーのおすすめ人気15選
では、実際にどのようなアルコールチェッカーがあるのかみていきましょう。おすすめのアルコールチェッカーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.タニタ アルコールセンサー プロフェッショナル ホワイト HC-211
タニタ アルコールセンサー プロフェッショナル ホワイト HC-211は、アルコール濃度を0.01mg単位で測定してくれる、マウスピース式の高精度なアルコールチェッカーです。センサーの寿命は購入後半年経過、または500回測定した場合のどちらか早い方。センサーを交換すればずっと使用できるので、使用頻度の高い方に向いています。
シンプルでコンパクトなデザインで携帯性にすぐれ、乾電池式なので充電し忘れの心配もありません。仕事で毎日使用する方におすすめのアルコールチェッカーです。
2.ライノプロダクツ 燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200
- 燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200
- ライノプロダクツ
ライノプロダクツ 燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200は、燃料電池センサーとマウスピース式を採用したアルコールチェッカーです。外的影響を受けにくい2つのタイプを組み合わせているため、精度の高い測定が可能です。センサー寿命は測定回数50,000回、または購入後3年が目安。長く使用できるので、コストパフォーマンスにも優れています。
また、直近20件のデータが記録されるのもうれしいポイント。複数人で使いまわす、営業所用のアルコールチェッカーとしても適しています。精度が高くて寿命の長いアルコールチェッカーを探している方は、ぜひ確認してみてください。
3.オーム電機 アルコールチェッカー 電池式 吹きかけ式 非接触式 HB-A02-W 07-8919
オーム電機のHB-A02-W 07-8919は、吹きかけ式のコンパクトなアルコールチェッカーです。バックライト付きで、暗いところでも数値が見やすいのがうれしいポイント。オートパワーオフ機能付きのため、電源の切り忘れを心配する必要もありません。
高感度半導体式ガスセンサーを採用しており、3~5秒で測定結果がでるのもメリットです。忙しい朝もスピーディに測定できます。センサー寿命は購入後1年経過、またはセンサー検知回数1000回以上になった場合のどちらか早い方。お手頃価格なので、コストパフォーマンスにも優れています。
4.アイリスオーヤマ アルコールチェッカー 携帯型 IR-AC002
- アルコールチェッカー 携帯型 IR-AC002
- アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマ IR-AC002は、アプリとの連動で個々の記録を管理できるアルコールチェッカーです。運転者・管理者・測定結果などを一覧で表示できるのがメリット。従業員がどこにいてもデータを一元管理できるため、わざわざアルコール測定をしに事務所に寄る必要がありません。つまり、従業員は直行直帰ができます。
センサーは、MEMS半導体式ガスセンサーのハイブリッドセンサーで、アルコール以外の反応を大幅低減を実現。スピーディな測定が可能で、10秒触らなければ自動で電源が切れるため、切り忘れが心配な方にもおすすめです。
5.BLO アルコールチェッカー ストロータイプ
スタイリッシュなデザインが魅力的なBLO アルコールチェッカー ストロータイプ。吹き込み口は収納可能になっており、一見アルコールチェッカーとはわからないようなシンプルなデザイン。ハンドバックや車にもスッポリ入るコンパクトなサイズ感もポイントです。
サイズは小さくても、高い測定機能を備えています。測定はマウスピース式で、外出先でもしっかりアルコールを検知。3~5秒吹き込むだけで測定完了です。デザイン・性能・価格、どれも妥協したくない方におすすめの商品です。
6.Pa-man アルコールチェッカー 直吹き式 PAC30
- アルコールチェッカー 直吹き式 PAC30
- Pa-man
Pa-man PAC30は、アルコール検知器協議会認定のアルコールチェッカーです。ストローで息を吹きかけると、半導体式ガスセンサーがアルコールを検知。誤検知されがちな二日酔いや奈良漬もしっかり検出します。アルコールが検出されたときは、赤ランプ点灯+警告ブザーが鳴る、分かりやすい仕様です。
測定可能な回数は3,000回。使用回数表示機能がついており、あと何回測定できるか一目で分かるのもうれしいポイントです。オートパワーオフ機能付きで、切り忘れの心配もありません。
7.TOMONARI アルコール検知器 TOMO-ALC-01
TOMONARI アルコール検知器 TOMO-ALC-01は、吹き込み口がスライド式になっているアルコールチェッカー。使わないときは吹き込み口を隠しておけるため、汚れやほこりをシャットアウトできて衛生的です。LED液晶は、明るく見やすい大画面。初期設定などは一切不要で、簡単に操作できます。
乾電池式でポータブルなのもメリット。充電がなくなったときのために、単4電池を2本常備しておくのがおすすめです。
8.KENWOOD 電気化学式ガスセンサー搭載 アルコール検知器 CAX-AD300
KENWOOD 電気化学式ガスセンサー搭載 アルコール検知器 CAX-AD300は、スマートフォンアプリとPCソフトで、測定結果を管理できるアルコールチェッカーです。測定時の写真を自動撮影したり、測定結果がメールで自動送信されたりと、測定データの改ざんができないよう工夫されています。
センサーは、高精度・高品質の日本製電気式ガスセンサーを搭載。優れた反応精度で、安定感のある測定を実現しています。センサーは20,000回使用まで対応。より精度の高い検査をしたい方は、10,000回以上使用でメンテナンスサービスを利用するのがおすすめです。
9.タニタ アルコールチェッカー ホワイト EA-100-WH
タニタ アルコールチェッカー ホワイト EA-100-WHは、幅32mm × 高さ105mm × 奥行17mmのコンパクトサイズなアルコールチェッカーです。息をかける部分はスライド式になっており、使わないときはしまっておくことが可能。液晶とタニタのロゴ以外は一切ムダなデザインを加えていない、シンプルでスタイリッシュな見た目です。
センサー寿命は購入後1年経過、またはセンサー使用回数が1000回になった場合のどちらか早い方。測定範囲は0.00~0.50mg/Lで、0.05mg/L単位で推移します。業務メインで使うよりも、プライベートやサブの1台としてもっておくのがおすすめです。
10.KEIYO アルコールセンサー アルコール検知器協議会認定機種 AN-S102
日本メーカー「KEIYO」が作るAN-S102は、アルコール検知器協議会に認定されたアルコールチェッカーです。専用アプリをスマートフォンでダウンロードしてアルコールセンサーと連動すれば、アプリで1000件までのデータが保存可能。データはパソコンやLINEへも転送できるため、データの管理がしやすく管理者の負担を減らせます。
また、測定前にはスマートフォンのカメラで顔写真を撮影しなければならず、なりすましできない仕様になっています。センサーは半導体式ガスセンサー。測定時間が短く、忙しいときでもスピーディにアルコールチェックが可能です。
11.アイリスオーヤマ アルコールチェッカー ALC-D1
- アルコールチェッカー ALC-D1
- アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマ ALC-D1は、お手頃価格がうれしいアルコールチェッカーです。アイリスオーヤマが発売している商品で、保証期間が1年ついています。プライベート用にはもちろん、業務用アルコールチェッカーのスペアとして常備しておくのもおすすめです。
プチプライスですが、オートオフ機能や電池交換表示機能、バックライトなどの機能面が充実しているのがうれしいポイント。電池式なので、充電し忘れを心配する必要もありません。
12.SEIWA アルコール検知器 ALCHE アルチェ ACC200
アルチェ ACC200は、大手カー用品メーカー「SEIWA」が手掛けるアルコールチェッカーです。検査結果は、分かりやすい日本語表示。「未検出」から「危険」まで、4段階で結果を表示します。センサー寿命は使用回数1,500回。残量は4段階でチェックできるので安心です。
持ち運びやすいコンパクトなサイズとシンプルなデザインもポイントです。使用しないときはカバーをしめておけるので、衛生面も問題ありません。単4電池2本は別売りなので、スタートアップ時は電池を忘れず用意しましょう。
13.藤田電機製作所 アルコールチェッカー FA-900
- アルコールチェッカー FA-900
- 藤田電機製作所
創業90年の歴史ある計測器メーカーが手掛ける藤田電機製作所 アルコールチェッカー FA-900。官公庁や銀行に導入されているなど、実績も豊富で、高品質なアルコールチェッカーを探している方は要チェックです。
ストロー式で、外的要因の影響を受けずに高精度な検査ができます。ストローは市販のものを代用できるため、リーズナブルで衛生的。複数人で使いまわしたいときに便利です。本体には99件のメモリー機能が搭載されており、パソコンと接続しなくてもいつでも確認可能です。
14.中央自動車工業 ソシアック アルコール検知器 SC-103
- ソシアック アルコール検知器 SC-103
- 中央自動車工業
中央自動車工業 ソシアック SC-103は、警察の飲酒検問や官公庁などで導入されている、信頼性の高い「ソシアックシリーズ」のアルコールチェッカーです。本製品はもっともスタンダードなタイプ。吹きかけ式でアルコール濃度を検知し、0.01mg単位でのデジタル100段階で表示します。
センサー寿命は購入使用後1年~1年半または5,000回使用。単3電池2本が付属しており、スタートアップ時から電池交換までは約1,200回使用できます。
15.中央自動車工業 ソシアック アルファ アルコール検知器 SC-402
- ソシアック アルファ アルコール検知器 SC-402
- 中央自動車工業
中央自動車工業 ソシアック アルファ アルコール検知器 SC-402は、人気シリーズ「ソシアック」のハイグレードタイプのアルコールチェッカーです。吹きかけ式・マウスピース式・ストロー式の3タイプに対応しており、シチュエーションに合わせて検知が可能。MEMS半導体式ガスセンサーのハイブリッドセンサーで、アルコール以外の反応を大幅低減を実現しています。
デジタル数値表示は、0.01mg単位でのデジタル100段階表示。息をしなければエラーになる不正防止機能も搭載されています。高性能なアルコールチェッカーを探している方は、ぜひ確認してみてくださいね。
アルコールチェッカーを使うときの注意点
アルコールチェッカーは、しばしばお酒を飲んでいないのに反応するといったケースが発生します。アルコール成分以外の一酸化炭素や揮発成分などに反応する場合があるためです。
特に、以下にあてはまる場合は要注意です。
・発酵食品を食べた(キムチ・納豆・味噌など)
・ガムやタブレットを食べた
・直前に喫煙をした
・歯磨きをした
・マウスウォッシュを使用した
・薬を服用した
・エナジードリンクを飲んだ
該当する場合は、計測前に水でうがいをしてからアルコールチェッカーを使用しましょう。また、ノンアルコールビールやノンアルコールチューハイなどには、微量のアルコールが含まれている場合があります。念のため、アルコールチェッカーを使用する直前は摂取しないようにしましょう。
まとめ
アルコールチェッカーは、飲酒運転を防止し、運転者と歩行者の安全を守るための重要なアイテムです。悲痛な事故を起こしてしまわないよう、アルコールチェッカーを活用して安全なカーライフを送りましょう。
ぜひ今回紹介した製品を参考に、使いやすいものを選んでみてください。
記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。
商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。 p>
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