【2025年】アルコールチェッカーのおすすめ人気15選

  • 筆者: MOTA編集部
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アルコールチェック義務化に伴い、アルコールチェッカーの需要が高まっています。しかし「どの商品を選べばよいの?」「チェック方法はたくさんあるけど何が違うの?」と悩む方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、アルコールチェッカーのおすすめの商品や選び方、アルコールチェック義務を怠った場合の罰則や使用時の注意点などをご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. アルコールチェックの義務化とは?
  2. アルコールチェッカーの選び方
  3. アルコールチェッカーのおすすめ人気商品 一覧
  4. アルコールチェッカーのおすすめ人気15選
  5. アルコールチェッカーに関するQ&A
  6. まとめ

アルコールチェックの義務化とは?

2022年4月の改正道路交通法施行規則により、白ナンバー車両を一定台数以上使用する事業者にも、運転前後の運転者の状態を目視等で確認し、運転者の酒気帯びの有無を確認するアルコールチェックが義務付けられました。

さらに、2023年12月からは、アルコール検知器を用いたアルコールチェックが義務化されました(改正後の道路交通法施行規則第9条の10第6号)。

対象となる事業者は?

従来は緑ナンバー車両(事業用自動車)のみが対象でしたが、改正により社用車や営業車などの白ナンバー(自家用登録)車両を所有している事業者も対象となりました。

2022年4月改正により、アルコールチェック義務化の対象となる条件

白ナンバーの車を5台以上使用

定員11人以上の車を1台以上使用

これにより、社用車や営業車を5台以上所有する企業やスクールバス、ホテルの送迎車など大人数を乗せることができる車を所有している企業なども対象となります。

なお、バイクなどの自動二輪車(原付を除く)は1台を0.5台としてカウントします。

上記に当てはまる事業者は「安全運転管理者」を選任し、この安全運転管理者の業務の一つとしてアルコール検知器を用いたアルコールチェックを行うことが定められています。

記事末のQ&Aに「安全運転管理者が行うこと」「アルコールチェック義務違反の罰則」についても記載しています。

アルコールチェッカーの選び方

アルコールチェック義務化により、企業はアルコールチェッカーの導入が必須です。

選び方のポイントは3つあります。

チェック方法で選ぶ

アルコールチェッカーの主なチェック方法には「マウスピース式」「ストロー式」「吹きかけ式」の3つがあります。

精度の高い検査をおこないたい方は、ストロー式やマウスピース式のアルコールチェッカーがおすすめです。

どちらも使い捨てのアタッチメントを用いて息を直接センサーに送ることができるため、周囲の影響を受けにくく正確な計測ができる傾向にあります。ただし、使い捨てのため定期的に購入する必要がある分、コストがかかります。

吹きかけ式はアルコールチェッカー本体に向けて直接呼気を吹きかけるタイプです。手軽にチェックできるメリットがありますが、周辺の酸素濃度などの影響を受けやすいことや検査後に消毒、清掃の手間が発生するという点には注意が必要です。

ガスセンサーのタイプで選ぶ

アルコールチェッカーのセンサーには、電気化学式(燃料電池式)センサーと半導体式ガスセンサーの2種類があります。

電気化学式センサーは、精度が高いですが、高価で測定に時間がかかる傾向があります。

一方、半導体式センサーは、安価で測定が速いというメリットがありますが、外的環境の影響を受けやすいというデメリットがあります。

事業所の規模や予算に合わせて、これらの特徴を考慮して選択することが重要です。

大人数を管理する場合はスマホ連携できるものを選ぶ

大人数を管理する場合は、スマホ連携できるものがおすすめです。専用のアプリとアルコールチェッカーを連携することでスマホで測定結果を一元管理できるので、大人数のデータ管理が容易になります。

また、パソコンへのデータ転送も可能なため、長期間のデータ保存にも便利です。道路交通法施行規則の改正により、アルコールチェッカーで測定した記録は「帳簿」や「デジタルデータ」で1年間保存するよう義務づけられています。

クラウド上のデータ管理なら、帳簿をつけずにデータ保存ができるため、管理者の業務改善にも役立ちます。

アルコールチェッカーのおすすめ人気商品 一覧

この記事で取り上げるアルコールチェッカーのおすすめ製品を一覧でまとめました。

次の項目ではおすすめの商品の特徴やスペックをご紹介します。

商品名画像商品URL

アルコールチェッカー HC-310

アルコールチェッカー HC-310

燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200

燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200

アルコールチェッカー 直吹き式 PAC30

アルコールチェッカー 直吹き式 PAC30

アルコール検知器(記録通信型) CAX-AD300

アルコール検知器(記録通信型) CAX-AD300

アルコールチェッカー ホワイト EA-100-WH

アルコールチェッカー ホワイト EA-100-WH

アルコールチェッカー 携帯型 IR-AC002

アルコールチェッカー 携帯型 IR-AC002

アルコールチェッカー 電池式 吹きかけ式 非接触式 HB-A02-W 07-8919

アルコールチェッカー 電池式 吹きかけ式 非接触式 HB-A02-W 07-8919

アルコールセンサー アルコール検知器協議会認定機種 AN-S102

アルコールセンサー アルコール検知器協議会認定機種 AN-S102

アルコールチェッカー ALC-D1

アルコールチェッカー ALC-D1

アルコール検知器 ALCHE アルチェ ACC200

アルコール検知器 ALCHE アルチェ ACC200

アルコール検知器 非接触型 吹込式 乾電池式 小型 TOMO-ALC-01

アルコール検知器 非接触型 吹込式 乾電池式 小型 TOMO-ALC-01

ソシアック アルコール検知器 SC-103

ソシアック アルコール検知器 SC-103

アルコールチェッカー FA-900

アルコールチェッカー FA-900

ソシアック アルファ アルコール検知器 SC-402

ソシアック アルファ アルコール検知器 SC-402

3R-ALCH02

3R-ALCH02

アルコールチェッカーのおすすめ人気15選

ここからはおすすめ商品を一つずつご紹介します。

タニタ アルコールチェッカー HC-310

タニタ アルコールチェッカー HC-310は、半導体センサーによりアルコール濃度を0.05mg単位で測定してくれる、マウスピース式の高精度なアルコールチェッカーです。センサーの寿命は購入後1年経過、または1,000回測定した場合のどちらか早い方となります。

シンプルでコンパクトなデザインで携帯性にすぐれ、乾電池式なので充電し忘れの心配もありません。仕事で毎日使用する方におすすめのアルコールチェッカーです。

測定方法

マウスピース式

センサー

半導体式ガスセンサー

センサー寿命

測定回数1,000回または購入後1年(どちらか早い方)

ライノプロダクツ 燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200

ライノプロダクツ 燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200は、燃料電池センサーとマウスピース式を採用したアルコールチェッカーです。外的影響を受けにくい2つのタイプを組み合わせているため、精度の高い測定が可能です。センサー寿命は測定回数50,000回、または購入後3年が目安。長く使用できるので、コストパフォーマンスにも優れています。

また、直近20件のデータが記録されるため、複数人で使いまわす営業所用のアルコールチェッカーとしても適しています。複数人で使いまわす、営業所用のアルコールチェッカーとしても適しています。精度が高くて寿命の長いアルコールチェッカーを探している方は、ぜひ確認してみてください。

測定方法

マウスピース式

センサー

燃料電池方式(電気化学式)

センサー寿命

約50,000回または3年(どちらか早い方)

パーマン アルコールチェッカー 直吹き式 PAC30

パーマン PAC30は、アルコール検知器協議会認定のアルコールチェッカーです。ストローで息を吹きかけると、半導体式ガスセンサーがアルコールを検知。誤検知されがちな二日酔いや奈良漬もしっかり検出します。アルコールが検出されたときは、赤ランプ点灯+警告ブザーが鳴る、分かりやすい仕様です。

測定可能な回数は3,000回。使用回数表示機能がついており、あと何回測定できるか一目で分かるのもうれしいポイントです。オートパワーオフ機能付きで、切り忘れの心配もありません。

測定方法

ストロー式

センサー

半導体式ガスセンサー

センサー寿命

3,000回

ケンウッド アルコール検知器(記録通信型) CAX-AD300

ケンウッド アルコール検知器(記録通信型) CAX-AD300は、スマートフォンアプリとPCソフトで、測定結果を管理できるアルコールチェッカーです。

測定時の写真を自動撮影したり、測定結果がメールで自動送信されたりと、測定データの改ざんができないよう工夫されています。

センサーは、高精度・高品質の日本製電気式ガスセンサーを搭載。優れた反応精度で、安定感のある測定を実現しています。1年または10,000回の長期使用が可能です。

測定方法

ストロー式

センサー

電気化学式ガスセンサー

センサー寿命

購入使用後1年または10,000回使用(どちらか早い方)

タニタ アルコールチェッカー ホワイト EA-100-WH

タニタ アルコールチェッカー ホワイト EA-100-WHは、幅32mm × 高さ105mm × 奥行17mmのコンパクトサイズなアルコールチェッカーです。息をかける部分はスライド式になっており、使わないときはしまっておくことが可能。液晶とタニタのロゴ以外は一切ムダなデザインを加えていない、シンプルでスタイリッシュな見た目です。

センサー寿命は購入後1年経過、またはセンサー使用回数が1,000回になった場合のどちらか早い方。測定範囲は0.00~0.50mg/Lで、0.05mg/L単位で推移します。業務メインで使うよりも、プライベートやサブの1台としてもっておくのがおすすめです。

測定方法

吹きかけ式

センサー

半導体式ガスセンサー

センサー寿命

購入後1年経過または1,000回測定した場合(どちらか早い方)

アイリスオーヤマ アルコールチェッカー 携帯型 IR-AC002

アイリスオーヤマ IR-AC002は、アプリとの連動でアルコールチェックから記録・保存まで、月額1,078円(税込)で管理できるアルコールチェッカーです。運転者・管理者・測定結果などを一覧で表示できるのがメリット。従業員がどこにいてもデータを一元管理できるため、わざわざアルコール測定をしに事務所に寄る必要がありません。つまり、従業員は直行直帰ができます。

センサーは、MEMS半導体式ガスセンサーのハイブリッドセンサーで、アルコール以外の反応を大幅低減を実現。スピーディな測定が可能で、10秒触らなければ自動で電源が切れるため、切り忘れが心配な方にもおすすめです。

測定方法

吹きかけ式

センサー

MEMS半導体式ガスセンサー

センサー寿命

使用開始後1年経過、または2,000回になった場合(どちらか早い方)

その他の特徴

アルコールチェッククラウド管理サービス「ALPiT」利用の場合、買い替え不要

オーム電機 アルコールチェッカー 電池式 吹きかけ式 非接触式 HB-A02-W 07-8919

オーム電機のHB-A02-W 07-8919は、吹きかけ式のコンパクトなアルコールチェッカーです。バックライト付きで、暗いところでも数値が見やすいのがうれしいポイント。オートパワーオフ機能付きのため、電源の切り忘れを心配する必要もありません。

高感度半導体式ガスセンサーを採用しており、3~5秒で測定結果がでるのもメリットです。忙しい朝もスピーディに測定できます。センサー寿命は購入後1年経過、またはセンサー検知回数1,000回以上になった場合のどちらか早い方。お手頃価格なので、コストパフォーマンスにも優れています。

測定方法

吹きかけ式

センサー

半導体式ガスセンサー

センサー寿命

購入後1年経過またはセンサー検知回数1,000回以上になった場合(どちらか早い方)

KEIYO アルコールセンサー アルコール検知器協議会認定機種 AN-S102

日本メーカー「KEIYO」が作るAN-S102は、アルコール検知器協議会に認定されたアルコールチェッカーです。専用アプリをスマートフォンでダウンロードしてアルコールセンサーと連動すれば、アプリで1,000件までのデータが保存可能。データはパソコンやLINEへも転送できるため、データの管理がしやすく管理者の負担を減らせます。

また、測定前にはスマートフォンのカメラで顔写真を撮影しなければならず、なりすましできない仕様になっています。センサーは半導体式ガスセンサー。測定時間が短く、忙しいときでもスピーディにアルコールチェックが可能です。

測定方法

吹きかけ式

センサー

半導体式ガスセンサー

センサー寿命

1,000回測定または購入後1年間(どちらか早い方)

アイリスオーヤマ アルコールチェッカー ALC-D1

アイリスオーヤマ ALC-D1は、お手頃価格がうれしいアルコールチェッカーです。アイリスオーヤマが発売している商品で、保証期間が1年ついています。プライベート用にはもちろん、業務用アルコールチェッカーのスペアとして常備しておくのもおすすめです。

プチプライスですが、オートオフ機能や電池交換表示機能、バックライトなどの機能面が充実しているのがうれしいポイント。電池式なので、充電し忘れを心配する必要もありません。

測定方法

吹きかけ式

センサー

半導体ガスセンサー

センサー寿命

測定回数500回または購入後1年間

SEIWA アルコール検知器 ALCHE アルチェ ACC200

アルチェ ACC200は、大手カー用品メーカー「SEIWA」が手掛けるアルコールチェッカーです。検査結果は、分かりやすい日本語表示。「未検出」から「危険」まで、4段階で結果を表示します。センサー寿命は使用回数1,500回。残量は4段階でチェックできるので安心です。

持ち運びやすいコンパクトなサイズとシンプルなデザインもポイントです。使用しないときはカバーをしめておけるので、衛生面も問題ありません。単4電池2本は別売りなので、スタートアップ時は電池を忘れず用意しましょう。

測定方法

吹きかけ式

センサー

半導体ガスセンサー

センサー寿命

1,500回

TOMONARI アルコール検知器 TOMO-ALC-01

TOMONARI アルコール検知器 TOMO-ALC-01は、吹き込み口がスライド式になっているアルコールチェッカー。使わないときは吹き込み口を隠しておけるため、汚れやほこりをシャットアウトできて衛生的です。LED液晶は、明るく見やすい大画面。初期設定などは一切不要で、簡単に操作できます。

乾電池式でポータブルなのもメリット。充電がなくなったときのために、単4電池を2本常備しておくのがおすすめです。

測定方法

吹きかけ式

センサー

半導体式ガスセンサー

センサー寿命

1年もしくは1,500回使用可能

中央自動車工業 ソシアック アルコール検知器 SC-103

中央自動車工業 ソシアック SC-103は、警察の飲酒検問や官公庁などで導入されている、信頼性の高い「ソシアックシリーズ」のアルコールチェッカーです。本製品はもっともスタンダードなタイプ。吹きかけ式でアルコール濃度を検知し、0.01mg単位でのデジタル100段階で表示します。

センサー寿命は購入使用後1年~1年半または5,000回使用。単3電池2本が付属しており、スタートアップ時から電池交換までは約1,200回使用できます。

測定方法

吹きかけ式

センサー

半導体式ガスセンサー

センサー寿命

1年~1年半または5,000回使用

藤田電機製作所 アルコールチェッカー FA-900

創業90年の歴史ある計測器メーカーが手掛ける藤田電機製作所 アルコールチェッカー FA-900。官公庁や銀行に導入されているなど、実績も豊富で、高品質なアルコールチェッカーを探している方は要チェックです。

ストロー式で、外的要因の影響を受けずに高精度な検査ができます。ストローは市販のものを代用できるため、リーズナブルで衛生的。複数人で使いまわしたいときに便利です。本体には99件のメモリー機能が搭載されており、パソコンと接続しなくてもいつでも確認可能です。

測定方法

マウスピース式/ストロー式

センサー

半導体式ガスセンサー

センサー寿命

購入後1年経過または液晶表示上段にSensorCheck表示点灯(3,000回)どちらか早い方

その他の特徴

センサー交換サービスあり(有償)

中央自動車工業 ソシアック アルファ アルコール検知器 SC-402

中央自動車工業 ソシアック アルファ アルコール検知器 SC-402は、人気シリーズ「ソシアック」のハイグレードタイプのアルコールチェッカーです。吹きかけ式・マウスピース式・ストロー式の3タイプに対応しており、シチュエーションに合わせて検知が可能。MEMS半導体式ガスセンサーのハイブリッドセンサーで、アルコール以外の反応を大幅低減を実現しています。

デジタル数値表示は、0.01mg単位でのデジタル100段階表示。息をしなければエラーになる不正防止機能も搭載されています。高性能なアルコールチェッカーを探している方は、ぜひ確認してみてくださいね。

測定方法

吹きかけ式/ストロー式/マウスピース式

センサー

ハイブリットセンサー(MEMS半導体式ガスセンサー)

センサー寿命

購入使用後1年半~2年または5,000回使用

スリーアールソリューション 3R-ALCH02

スタイリッシュなデザインが魅力的な3R-ALCH02。ホコリから保護するセンサー格納式になっており、一見アルコールチェッカーとはわからないようなシンプルなデザインとなっています。ハンドバックや車にもスッポリ入るコンパクトなサイズ感もポイントです。

サイズは小さくても、高い測定機能を備えています。測定は直接呼気を吹きかけるオープンブロー方式と複数人で衛生的に使用できるストロー方式に対応。キャップを開けスイッチを押し、15秒経ったらセンサーに息を吹きかけるだけで測定完了です。デザイン・性能・価格、どれも妥協したくない方におすすめの商品です。

測定方法

ストロー式/吹きかけ式

センサー

半導体ガスセンサー

センサー寿命

購入後3年経過または、センサー使用回数が3,000回以上(どちらか早い方)

アルコールチェッカーに関するQ&A

ここではアルコールチェッカーに関する質問について、Q&A方式でご紹介します。

安全運転管理者はなにを行うの?

アルコールチェック義務化により、安全運転管理者が確認しなければならない項目は以下の通りです。

安全運転管理者が実施しなければならないこと

1.運転者の状態を目視で確認することにより、運転者の酒気帯びの有無を確認すること

2.酒気帯びの有無について記録し、記録を1年間保存すること

3.運転者の酒気帯びの有無の確認を、アルコール検知器を用いて行うこと

4.アルコール検知器を常時有効に保持すること

アルコールチェック義務を怠った場合の罰則は?

現行法(2025年3月現在)では、安全運転管理者がアルコールチェック(目視等または検知器使用)を実施しなかったこと自体に対する直接的な罰金等の罰則は規定されていません。

しかし、2022年10月1日に施行された改正道路交通法からアルコールチェックの義務を怠った場合、安全運転管理者の義務違反と見なされ、是正措置命令出されることがあります。この是正措置命令に従わなかった場合は「50万円以下の罰金」が規定されています。

また、アルコールチェックを怠り、従業員が飲酒運転や酒気帯び運転を行った場合、以下の罰則があります。この際、事業所や管理者が罰則を受ける可能性もあります。

運転前後のアルコールチェックは必ず実施しましょう。

種類車両等を運転した者(従業員)車両等を提供した者(事業所・管理者など)酒類を提供した者または同乗した者
酒酔い運転

5年以下の懲役または100万円以下の罰金

5年以下の懲役または100万円以下の罰金

3年以下の懲役または50万円以下の罰金

酒気帯び運転

3年以下の懲役または50万円以下の罰金

3年以下の懲役または50万円以下の罰金

2年以下の懲役または30万円以下の罰金

次の項目で「酒気帯び運転と飲酒(酒酔い)運転の違い」についてを解説しています。

酒気帯び運転と飲酒(酒酔い)運転の違いとは?

アルコールチェッカーで表示された数値が以下の基準を超えた状態で運転すると、酒気帯び運転の罰則対象となります。

呼気中のアルコール濃度の基準は以下の通りです。0.25mg/Lを基準により重い刑罰となります。

飲酒(酒酔い)運転は「アルコールの影響により車両等の正常な運転ができないおそれがある状態」を指すため、呼気中のアルコール濃度の基準は設けられていません。

種類呼気中のアルコール濃度の基準
酒気帯び運転

0.15mg/L以上0.25mg/L未満

0.25mg/L以上

酒酔い運転

酒気帯び運転の違反点数、行政処分については以下の記事をチェック!

アルコールチェッカーを使うときの注意点は?

アルコールチェッカーは、お酒を飲んでいないのに反応することがあります。

これは、アルコール成分以外の物質(一酸化炭素や揮発性物質など)に反応してしまうためです。

特に、以下の行為はアルコールチェッカーの誤反応を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

アルコールチェッカーの誤反応を引き起こす可能性がある行為

・発酵食品を食べる(キムチ・納豆・味噌など)

・ガムやタブレットを食べる

・直前に喫煙をする

・歯磨きをする

・マウスウォッシュを使用する

・薬を服用する

・エナジードリンクを飲む

これらの行為を行った場合は、計測前に水でうがいをしてからアルコールチェッカーを使用してください。

また、ノンアルコールビールやノンアルコールチューハイなど、微量のアルコールを含む飲料も、アルコールチェッカー使用直前の摂取は控えましょう。

まとめ

アルコールチェッカーは、飲酒運転を防止し、運転者と歩行者の安全を守るための重要なアイテムです。悲痛な事故を起こしてしまわないよう、アルコールチェッカーを活用して安全なカーライフを送りましょう。

ぜひ今回紹介した製品を参考に、使いやすいものを選んでみてください。

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