【MOTAカーライフアンケート】65.0%の人が「次回購入時に電気自動車を検討する」と回答|MOTA「電気自動車」に関する調査レポート【2022年】

  • 筆者: MOTA編集部

現在クルマを所有していて、今後1年以内で買い替えを検討している方を対象にアンケートを実施

エンジンやディーゼルなどの内燃機関を持たず、バッテリーだけで駆動させるBEV(電気自動車、ベブと呼びます)。世界的にSDGsへのチャレンジが進んでいる中で、自動車業界も環境に優しいクルマづくりがますます加速しています。

各社、電気自動車への販売目標を公表した時には、「電気自動車はまだ先の話でしょ」と思っていた方も多いはずです。最近では、フル充電で走行可能距離が600kmを超える高性能BEVから、軽自動車のBEVまで幅広い車種が発売されて、選択肢が増えたことで、現実のものとして見えてきたのではないでしょうか。

そこで、今回は、「現在クルマを所有していて、今後1年以内で買い替えを検討している方」に、電気自動車に関するイメージや、購入したい理由や不安点などをお聞きしました。

調査概要

調査内容:電気自動車に関する実態および意識の調査

調査対象:現在、クルマを所有していて、今後1年以内で買い替えを検討している方

サンプル数:240人

調査手法:インターネット調査(Surveroidを利用)https://surveroid.jp/

調査エリア:インターネット調査用パネルからランダムに抽出

調査実施日:2022年9月9日

電気自動車を所有している人は5.8%、乗った経験のある人は40.8%

まずは「現在、どのような車種を所有していますか?」から聞きました。

1位はやはり「エンジン車/ディーゼル車」で67.5%を占めました。2位は「ハイブリッド車」(29.2%)、3位は「プラグインハイブリッド車」(10.0%)でした。

今回アンケートに協力してくれた人の5.8%が、すでに「BEV(電気自動車)」を所有していることがわかりました。また「FCV(燃料電池車)」は2.1%にとどまりました。

では、さっそく電気自動車に関する調査結果を紹介していきましょう。

「電気自動車に乗ったことはありますか?」という質問に、「はい」と答えた方は40.8で、一方「いいえ」と答えた方は59.2%でした。

最近では、ディーラーにて試乗できる車が用意されていたり、カーシェアリングやレンタカーなどのサービスを利用したり、親戚や知人が所有する車を利用したりなど、BEVに乗る機会は確実に増えているようです。

65.0%の人が「次回購入時に電気自動車を検討する」

「今後、車を購入する場合、電気自動車を検討しますか?」という質問では、「検討する」が65.0%と、「検討しない」(35.0%)より大きく差を付けました。

このことからも、すでに電気自動車が次回購入するクルマの選択肢に挙がっていると理解してもいいでしょう。

電気自動車を積極的に検討しようとする理由第1位は「電費が安くなる」

続いて、「電気自動車を積極的に検討しようとする理由」はどういった点にあるのでしょうか?

1位は「電費(燃費)が安くなる」で、53.3%の方が燃料費の安さを挙げました。続く2位は「補助金や免税の対象だから」(42.9%)。金銭面でのメリットが、検討理由のトップ2を占めました。

3位には「環境保全に貢献したい」(42.5%)が入っています。

その他の理由としては、電気自動車の運転性能である「走行音が静か」が4位(34.6%)、「始動時の加速が良い」が5位(22.5%)がランクインしています。

やはり、家族みんなでドライブをする方については、車内での会話がしやすい静粛性は欠かせない要素の1つと言えるでしょう。

購入検討時の不安材料1位は「充電スポットの数に不安を感じる」

一方「購入検討時の不安材料は」という質問に対しては、1位は「充電スポットの数に不安を感じるから」(59.2%)、2位が僅差で「車両価格が高いから」(57.9%)と続きます。

3位は「走行可能距離がまだまだ物足りないから」(47.5%)、4位は「充電切れの対処の仕方がわからないから不安」(30.0%)でした。

この結果から、充電施設などの環境に関する不安はまだまだ高く、これまでのメーカーが努力しているように、いつでもどこでも充電できる環境を整備していく必要があるようです。

充電スポットの利用で面倒だと感じることは?

続いて、「充電スポットの利用にあたって、面倒だと思うことはありますか?」と聞きました。

1位は「決められていた時間通りに戻ること」(49.2%)。これはショッピングモールなどの駐車場で充電している際には、時間を気にしながら買い物しなくていけないので、とても不便に感じているようです。

2位は「充電器の操作」(45.8%)、3位は「窓口などでの利用受付」(31.3%)、4位は「車室においてあるコーンをどかすなどの操作」(30.8%)、5位は「充電器の使い方を調べること」(30.4%)という結果になりました。

どうしてもガソリンスタンドでのセルフ給油と比較して、まだまだ手間がかかったり、不慣れだったりという理由から生まれているようです。

これからの国内充電設備などのバッテリー環境に期待することは?

最後に、「これからの国内充電設備などのバッテリー環境に期待すること」を質問しました。

1位の「行き先(目的地)での充電スポットの充実」(65.8%)、2位の「自宅近くの街中充電スポットの充実」(57.5%)、4位の「高速道路(PA・SA)充電スポットの充実」(53.3%)、6位の「マンションなどの集合住宅に設定されている充電スポットの充実」(19.6%)などの充電スポットの充実が上位にランクインしました。とにかく「いつでもどこでも」充電ができるという安心感を求めていることが分かります。

また、3位の「急速充電器の出力UP」(56.3%)、5位の「バッテリー容量の増加」(48.8%)などの充電器やバッテリーの性能アップを求める声もありました。

BEVの選択肢が広がる中、まだまだ充電環境への不安も高い

冒頭に紹介したように、走行可能距離が600kmを超える大容量バッテリーを搭載した車種や、軽自動車のBEVの登場で、長距離ドライブから街乗りまで多様なニーズに応えられるようになってきました。

電気自動車への優位性に対して、好意的に評価している人でも、出先での充電切れに対する不安は払拭できていないようです。ユーザーの利便性を高めるために、充電スポットを検索したり、使用状況がリアルタイムで調べられたりできるアプリを各メーカーが開発しています。

今後は、日々性能や環境が向上しているBEV市場について、最新の情報をお伝えしていきます。

【PR】MOTAが運営する「MOTA新車見積もりサービス」はご存知ですか?

カンタン45秒。 店舗へ足を運ぶ前に見積金額や納期などをチェック!

新車購入は情報収集が肝心です。お近くの新車販売店に見積もり依頼が届き、来店前に在庫の状況や値引きに関するお得な情報などを確認しておくことができます。購入を検討している車種が別々のメーカーであれば、それぞれの店舗に足を運ぶことなく、一括で見積金額を知ることができるのです。

MOTAの新車見積もり(問い合わせ)が選ばれる主な理由

MOTAが新車値引き攻略法を伝授!

MOTAの新車見積もり依頼フォームより問い合わせをしていただいた方にMOTAの新車値引きに関する情報を伝授!来店前に値引き情報を頭に入れておくことで商談を有利に進められます。

※値引き情報は見積もり依頼完了後、ご登録いただいたメールアドレス宛にお送りします。

支払総額・諸費用が分かる

新車購入には、カーナビなどのオプションや各種税金、手続き費用など様々な費用がかかります。カタログに載っている車両本体価格以外の諸経費も認識しておきましょう。

複数メーカーを無料で比較

お得に車を購入するなら、ライバルメーカーの同スペックの車種を見積もることも大切。商談の際に引き合いに出しながら、価格交渉するのもテクニックの一つです。

全国の新車販売店500店舗が加盟

日本最大級のディーラー・新車販売店登録数。自動でお近くの販売店をお探しいたします。

>>MOTA新車見積も(問い合わせ)の詳細ページはこちら

注目のBEV(電気自動車)のカタログページ

トヨタ/bZ4X
トヨタ bZ4Xカタログを見る
新車価格:
550万円650万円
中古価格:
399.6万円461.5万円
スバル/ソルテラ
スバル ソルテラカタログを見る
新車価格:
627万円715万円
中古価格:
399.7万円599.2万円
日産/アリア
日産 アリアカタログを見る
新車価格:
659万円989万円
中古価格:
386.2万円1,150万円
日産/サクラ
日産 サクラカタログを見る
新車価格:
253.7万円308.2万円
中古価格:
124.8万円298.5万円
三菱/eKクロスEV
三菱 eKクロスEVカタログを見る
新車価格:
256.9万円313.2万円
中古価格:
121.3万円260.7万円

記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。

商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる