ライバルはズバリ「5シリーズ」「Eクラス」／ジャガーの意欲作、新型「XF」試乗レポート(3/4)
- 筆者： 国沢 光宏
- カメラマン：茂呂幸正/ジャガー・ランドローバー・ジャパン
エンジンラインナップは全部で4タイプ
エンジンバリエーションは豊富。2リッター4気筒180馬力のターボディーゼル「20d」から、同じく2.0リッター直4のガソリン直噴ターボ240馬力「25t」、380馬力を発生する3リッター V6スーパーチャージャー付ガソリン「S」(340馬力版「35t」もあり)まで全部で4タイプある。
どのエンジンを選んでも必要にして十分なパワーを持つ。いや、正確に書けば「すげぇ！」と感じるパワーのエンジンまで選べる。
今回、燃費自慢の2リッターディーゼルと、「すげぇ！」パワフルな3リッター380馬力の2タイプに試乗した。
ディーゼルの太いトルクとアルミを多用したボディの組み合わせは軽快そのもの
ディーゼルの面白さは、3.5リッターターボ無しエンジンに匹敵する430Nmというトルクの太さ。アルミを多用しているため、1760kgとサイズからすれば軽いボディを軽快に走らせる。
ディーゼル特有の賑やかな音や振動は、1000回転以上だと気にならない。始動後、暖気終了し、アイドリングストップするようになれば、ほぼ使わない回転域だったりする。
2リッターガソリンターボとの価格差は25万円。優遇税制や、燃料コストの差を考えればディーゼルの方がお買い得です。
【PR】MOTAおすすめコンテンツ
1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない（本人談）Ｗｅｂサイトを運営中。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
この記事にコメントする