ライバルはゴルフGTI? 「ヒュンダイ ヴェロスターN」【日本で買えないクルマ】
- 筆者: 武内 祐徳(MOTA)
日本は輸入車ブランドの日本法人や代理店が充実しているため、だいたいの輸入車は正規販売で買えるというクルマ好きにとっては幸せな国である。
しかしそんな日本でも諸事情により正規販売がなく気軽には買えないというモデルもあるのだ。その中から日本導入をすればきっと欲しくなる魅力的なクルマを紹介していく。
今回紹介するのは「ヒュンダイ ヴェロスターN」。差別化されたスタイルに、ハイパフォーマンスと低価格を両立させたFFホットハッチだ。
ゴルフGTIやシビックタイプRがライバル!?
ヒュンダイ ヴェロスターNはニュルブルクリンクで開発されたスポーティなFFホットハッチ。ライバルとなるのは「フォルクスワーゲン ゴルフGTI」や「フォード フォーカスST」、「ホンダ シビックタイプR」だ。ちなみにNはニュルブルクリンクの頭文字だ。
各部のデザインを見てもらうと分かるが、他のクルマとは違う「差別化」を目指した1台。たとえば六角形の大きなグリルやシャープなヘッドライト、真っ赤なリップスポイラー・ルーフスポイラーなどだ。
外見だけでも速さや楽しさを感じさせてくれるようにデザインされている。
標準モデルに搭載する2.0L直列4気筒ターボエンジンの最高出力は250馬力/6000rpm、ハイパフォーマンスモデルなら25馬力アップの275馬力を発揮する。1450rpmから260Nの最大トルクも発揮されるので、低速からでもグイグイと走ってくれる。
電子制御サスペンションは標準装備。さらにパフォーマンスパッケージでは、大径のブレーキやコーナリング時に駆動輪の外側のタイヤが内側のタイヤよりも速く回るようにしてコーナーリングを安定させる「電子制御LSD(リミテッド・スリップ・デフ)」なども搭載。
モード変更によってスロットルのレスポンスも変化するアクティブエキゾーストも装備され、様々なシチュエーションで楽しめるようになっている。
米国での販売価格は2万7400ドル(約300万円)、パフォーマンスモデルは2100ドルをプラスした2万9500ドル(約315万円)とリーズナブル。
ボディカラーは4色のみの設定で「パフォーマンスブルー」「ウルトラブラック」「チョークホワイト」「レーシングレッド」が用意されている。
パフォーマンスに対して価格も抑えられており、日本で販売されれば、ライバルへ影響を与える可能性は十分にありそうだ。
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