2016年のF1は面白い展開になる?合同テストとホンダ人事から見る今年のF1界(1/3)

2016年のF1は面白い展開になる?合同テストとホンダ人事から見る今年のF1界
F1 2016 バルセロナテスト(ジェンソン・バトン) F1 2016 バルセロナテスト(ジェンソン・バトン) F1 2016 バルセロナテスト(ジェンソン・バトン) F1 2016 バルセロナテスト(フェルナンド・アロンソ) F1 2016 バルセロナテスト(フェルナンド・アロンソ) F1 2016 バルセロナテスト(フェルナンド・アロンソ) F1 2016 バルセロナテスト(ジェンソン・バトン) F1 2016 バルセロナテスト(ジェンソン・バトン) F1 2016 バルセロナテスト(ジェンソン・バトン) ホンダ八郷社長 ホンダF1 総責任者の長谷川氏 画像ギャラリーはこちら

今年のF1、久しぶりに面白い展開に

F1 2016 バルセロナテスト(ジェンソン・バトン)

私はホンダが好きである。次男に宗一郎と名付けたくらいだから。

しかし、間違えないで欲しいのは、ホンダという会社が好きなのではなく、好きなのは、ホンダF1に代表される『レーシングな姿勢』である。

最近はホンダよりトヨタの方が『レーシングな姿勢』が強くなっているが…、そのことについては、いずれ改めて書くとして本題に入りたい。

今年はホンダがF1に復帰した2年目である。すでに2月22日から4日間、スペインGPの舞台であるバルセロナのカタルーニャ・サーキットで合同テストが行なわれた。最初にいっておきたいのは、今年のF1、最近になく面白い展開になりそう、ということ。今年は、F1を楽しむいい機会である。

トラブルなどなく普通に展開すれば、昨年以上に良いエンジンに仕上がった!と豪語するメルセデス・ベンツの優位が今年も続く可能性が高いが、思った以上に今年のフェラーリは、なかなかいい滑り出しを見せているところに注目しておきたい。

さらに、「ハースF1」というアメリカの新チームにも注目である。マシン名のVF1というのが、“Very First One”という、アメリカンジョークでウケを狙っている?そんな新チームには去年までロータスF1で活躍した日本人、小松礼雄エンジニアがテクニカルディレクターとしてチーム入りしている。

新参の「ハースF1」は要注目

F1 2016 バルセロナテスト(フェルナンド・アロンソ)

合同テストで「ハースF1」は、新参にも関わらず、2日目にセカンドファステストを記録してF1パドックの話題となった。注目しないワケにはいかない。

もちろん、日本人の活躍は嬉しいものだが、やはり皆さんに注目してもらいたいのは「ホンダF1」だ!

しかし、先に言っておくが今年のホンダがいきなり活躍をすることはない。ナゼかといえば、F1がそんな甘い世界ではないからだ。F1は「殺人のない戦争」と言われることもあるほど、世界の最先端技術の競争の場ということも覚えておいてほしい。成績も肝心だが、チャレンジする場所のクォリティを知っておくことも大切だ。

ホンダの八郷社長は2月24日の社長会見で「勝てるのはいつごろと思いますか?」という私の質問に、「できるだけ早くとは思いますが、まず今年は最終予選の10番手に残りたい」とコメントした。その後、最終予選が8台に削られる規則変更があって条件は厳しくなったが、要するに、八郷社長は、F1を正確に認識した回答だった。

ご存じのように、ホンダはこれまで3回、F1にチャレンジしている。あらためてF1に挑戦するホンダが私の好きな『レーシングな会社』へ復活できるかどうか期待したい。

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山口 正己
筆者山口 正己

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監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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