ホンダ N-VANは仕事から遊びまで夢と使い方が広がる“新感覚軽バン”

ホンダが示す次世代軽バンの新しいカタチ

2018年7月には累計販売台数が200万台を超えたことが発表され、まだまだ根強い人気を誇っている大人気の軽自動車であるホンダNシリーズ。N-VANはそんなNシリーズのなかでもひと際多くの注目を集め、好調な売れ行きを見せています。

N-VANの大きな特徴は、乗用軽自動車であるN-BOXやNワゴンと同じFF(前輪駆動)低床プラットフォームを採用したことと、助手席側のBピラー(全席と後席の中間の柱)をなくしたこと。どちらも今までの軽バンにはありそうでなかった手法であり、N-VANが多くの注目を集める要因になったことは間違いありません。

価格は最もベーシックなグレードである“G”が126万7920円から、さらに充実した装備のついた“L”が134万1360円から。そして、日常使いでも違和感のないおしゃれな外観の“+STYLE”では、ハイルーフの“FUN”とロールーフの“COOL”ともに156万600円からとなっています。

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N-VANの使い方はあなた次第

まず軽バンである以上、荷物の運搬に関してはプロの仕事にも耐え得る使い勝手が必要不可欠です。FFプラットフォームで低床化されたことにより、1365mmという荷室高を確保。380mm×310mm×280mmの段ボール箱を71個、ビールケースなら40個も積むことができる積載能力を持ちます。

そして、助手席側をピラーレス構造としたことで、リヤゲート側だけでなく、助手席側からも大きな荷物の出し入れが可能になり、リヤゲートが開けられないような狭い場所でも、楽に荷物の積み下ろしが可能です。

また、地面から床までの高さを低く抑えたことで、荷物の積み下ろしだけでなく、乗り降りのしやすさも向上。N-VANは多くの荷物を運び、何度も乗り降りを繰り返すようなプロの現場において大きな戦力となるようパッケージされているのです。

車中泊やトランポにも!ONだけじゃなくOFFでも大活躍

プロの使い勝手や快適性を考えたN-VANのパッケージは、日々の生活やレジャーにも大いに活躍してくれます。「商用バンの素っ気ないデザインはちょっと」という方でも、N-VANには丸目ヘッドライトがおしゃれな“+STYLE FUN”や、低く抑えたルーフがスタイリッシュな“+STYLE COOL”もあり、日常の足としても違和感なく使用することが可能です。

もちろん、大きく開く助手席側やフルフラットになる車内は、キャンプや車中泊、さらに小型バイクの運搬(トランポ)など、様々なアウトドアレジャーで大きな力を発揮します。

使う人の発想次第で、ONからOFFまで使い倒すことができることが、N-VANのもっとも大きな強みといえるでしょう。

プロユースにも耐えうるエンジンと足回り

N-VANに用意されるエンジンは、最大出力53p/最大トルク6.5kgf-mを発生するNA(自然吸気)エンジンと、最大出力64ps/最大トルク10.6kgf-mのターボエンジン。組み合わされるトランスミッションはNAエンジンがCVTと6MT、ターボエンジンにはCVTのみとなり、すべてのグレードでFFと4WDを選択することができます。

重量が最大でおよそ400kg増減すると言われる軽バンは、積載時の重量に負けない堅牢さと、空荷時でも跳ねすぎないしなやかさという2つの性能が求められます。その相反する2つの性能を実現するため、ベース車であるN-BOXよりもリヤ回りを中心に強化。さらに、低床プラットフォームの恩恵により、ロールセンターを低く抑えたことで、背の高い軽バンにありがちなふらつきを抑制しています。

先進の予防安全装備“Honda SENSING”を標準装備

今では当たり前となった予防安全装備“Honda SENSING(ホンダセンシング)”も、全てのグレードに標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて、自動ブレーキや誤発進抑制機能、さらにはACC(アダプティブクルーズコントロール)など、10の先進機能が備わります。

これまで商用バンではあまり重視されてこなかった安全装備ですが、安全で確実な仕事が求められるプロユースにこそ必要な装備と言えます。もちろん、日常の使用においても、運転時の疲労を軽減し安心して運転できるHonda SENSINGはN-VANを選ぶ大きな理由の一つと言えるでしょう。

ホンダ N-VANの主要スペック

ホンダ N-VANの主要スペック
車種名 ホンダ N-VAN

グレード

G Honda SENSING

+STYLE FUN

Honda SENSING

+STYLE COOL・ターボ

Honda SENSING

価格(消費税込)

126万7920円

156万600円

166万8600円

駆動方式

2WD(FF)

トランスミッション

6速MT

CVT(トルクコンバーター付き)

全長

3395mm

全幅(車幅)

1475mm

全高(車高)

1945mm

1850mm

ホイールベース

2520mm

乗車定員

2名(4名)

エンジン

直列3気筒 DOHC

直列3気筒 DOHC ターボ

排気量

658cc

エンジン最高出力

39kW(53PS)/6800rpm

47kW(64PS)/6000rpm

エンジン最大トルク

64Nm(6.5kgf-m)/4800rpm

104Nm(10.6kgf-m)/2600rpm

燃料

無鉛レギュラーガソリン

燃費(JC08モード)

18.6km/L

23.8km/L

23.6km/L

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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