もはや別のクルマ！？ 名前は同じなのに姿が激変したモデル3選
- 筆者： MOTA編集部
「あれ？どこかで聞いたことがある車種名」と思った車はありませんか？今回は、外観や世代が変わっても、車種名だけは変わらず受け継いでいる車を3車種ご紹介！基本的なコンセプトが変わっていない車種から、大きく変貌を遂げた車種まで、厳選してお届けします。
世代ごとにスタイルを変更しているホンダ インサイト
ホンダ インサイトは、1999年にデビューしたホンダ初のハイブリッドカー。初代インサイトは、3ドアファストバッククーペのスタイリングかつ2人乗りと、世界一の燃費を達成する車種として割りきったパッケージングを採用しています。
オールアルミニウムのボディ、リアホイールスカート、優れた空力性能など、使い勝手や乗車定員を犠牲にしても、世界一環境に良い車を追求していました。
現行モデルの3代目では大人なミディアムセダンに
その後、2009年に発表された2代目モデルは、5ナンバーサイズこそ変わらずでしたが、Bセグメントだった先代から、Cセグメントへと移行しており、デザインはライバルのトヨタ プリウスを意識した物となっていました。
そして、2018年から販売されている通算3代目となるインサイトは、大人なミディアムハイブリッドセダンへと成長しています。ボディサイズがミディアムサイズへ拡大し、4ドア5人乗りのパッケージングを備えたファストバックのセダンへ変貌。ワイドでスタイリッシュなエクステリアと、上級モデルに引けをとらない上品なインテリアが特徴です。
ホンダ 初代インサイトの中古車相場
■中古車掲載台数：6台
■中古車相場25万円～89.2万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月14日時点のデータ
ボディスタイルまで変わった三菱 エクリプスクロス
三菱の「エクリプス」といえば、クロスオーバーSUVの「エクリプスクロス」を思い浮かべるかもしれません。しかし、1990年に登場した初代エクリプスは、3ドアのクーペでした。
特に初代エクリプスは、盛り上がったボンネットが特徴的で、搭載される4G63ターボエンジンは、ポルシェ944と互角のパフォーマンスを身に付けていたことから、北米市場で大ヒットを記録しました。
力強さが魅力のクロスオーバーSUV「エクリプスクロス」
2018年から販売が開始されている現代の「エクリプス」がエクリプスクロスです。クーペから一変して、前傾姿勢のクーペライクな5ドアクロスオーバーSUVへと大変身を遂げました。
搭載される1.5リッターダウンサイジングターボエンジン、2.2リッターディーゼルターボエンジンともに、2,000rpmという低い回転数から力強いトルクを発生。エクリプスの名を受け継ぐだけのスポーティーなスタイリングと力強い走りを備えています。
三菱 初代エクリプスの中古車相場
■中古車掲載台数：1台
■中古車相場：115.9万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月14日時点のデータ
「火の玉ボーイ」がトールワゴンになった！ スバル ジャスティ
1984年にデビューしたスバル 初代ジャスティ。スバルの軽自動車「レックス」をベースに仕上げたコンパクトカーで、「火の玉ボーイ」という印象的なキャッチコピーが付けられていました。
ボディタイプは、3ドアもしくは5ドアハッチバックを展開し、駆動方式は、FFと4WDをラインナップしていました。また1987年には、量産車世界初「ECVT」を採用した歴史的なモデルでもあります。
背が高くなって復活したジャスティ
日本市場において2代目となるジャスティは、2016年に販売が開始されました。ダイハツ トールのOEMにあたり、トヨタ ルーミーおよびトヨタ タンクと兄弟関係にあります。
5ナンバーのコンパクトカーですが、全高を高くしているため、頭上にゆとりがあり閉塞感のない広々とした室内空間を実現。エンジンは、1.0リッター自然吸気とターボをラインナップしています。また、スライドドアを備えているため、ファミリーカーとしての使い勝手も良好です。
スバル ジャスティの中古車相場
■中古車掲載台数：1台
■中古車相場：115.6万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月14日時点のデータ
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