ホンダ 新型 インサイト試乗|突如復活したHondaハイブリッドの3代目モデル、その正体とは!?(4/6)

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ホンダ 新型インサイトを徹底評価【走行性能・乗り心地編】

快適な乗り心地に注目

注目したいのは足まわり。新型インサイトは乗り心地が快適だ。

EXグレードは17インチタイヤ(215/50R17・試乗車の銘柄はブリヂストン トランザER33)を装着しており、時速40キロ以下で街中を走ると若干コツコツした振動を伝えるが、それ以上の速度域では適度に柔軟で快適性が高まる。

走行安定性も良好だ。操舵感は正確性が高く、ドライバーの意図に忠実に曲がる。機敏ではないが、全幅が1800mmを超えるボディサイズを意識させない。4輪の接地性が優れ、下り坂のカーブでも安心できる。

乗り心地に配慮した足まわりだから、カーブを曲がったり車線を変える時にはボディを相応に傾かせるが、挙動の変化が穏やかに進むから安定を損ないにくい。ドイツ車的な重厚感はないが、運転感覚が適度に軽快で馴染みやすい。これは日本車が以前から備えていた特徴で、この良さを上手に引き出した。

16インチタイヤのLXグレードはさらに穏やか

ベーシックなLXグレードは16インチタイヤ(215/55R16・試乗車はミシュラン エナジーセーバーA/S)を装着する。燃費に配慮したから、指定空気圧が前輪:240kPa、後輪:230kPaとやや高い。EXは前後輪ともに220kPaだから、LXは少し上まわる。

それでも足まわりの設定をタイヤに合わせて調節したから、乗り心地は17インチのEXに比べて穏やかだ。その分だけLXは操舵に対する反応が少し曖昧で、スポーティに走った時にはタイヤの歪みも拡大するが、車両全体の動きはバランスが取れているからリラックスして運転できる。

気になったのはタイヤが路上を転がる時に発生させるノイズで、16/17インチともに、大きめに感じる。購入時には市街地走行で確認したい。

ホンダ/インサイト
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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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