ホンダ ビート[ホンダアクセス] 試乗レポート/岡本 幸一郎(1/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
自らもビートをこよなく愛する開発責任者が発案
ホンダから軽ミッドシップスポーツカー「BEAT(ビート)」がデビューしたのは1991年5月。個人的な話で恐縮だが、筆者が社会人になってすぐという記憶に残るタイミングで発売されたクルマであり、また筆者にとって初めて自らドライブしたミッドシップ車である。ミッドシップというのはこんなふうにコーナリングするんだということを初体験させてくれたクルマでもあるので、ビートに対する思い入れは深いのだ。
ホンダ ビートは、くしくも同時期に登場した「A」のAZ-1、「C」のカプチーノとともに「平成ABCトリオ」と呼ばれ、その中ではダントツで多い3万3892台が96年までに生産された。2010年末の時点で、いまだ2万3400台あまりのビートの届出が残っており、中古車相場を調べると、人気の高さゆえか程度の良いタマは驚くほどの高値が付けられている。
そんなビートの発売20年を記念して、ホンダアクセスから「ビートをより長く楽しんでいただくこと」をコンセプトに開発したという7品目のアイテムが新たに純正用品として数量限定で発売されたので、ここで紹介したい。
Modulo スポーツサスペンション(限定数:300) 130,000円/Gathers スカイサウンドコンポ(限定数:3500) 64,000円/Gathers スカイサウンドスピーカー(限定数:3500) 33,000円/フューエルリッド(限定数:2000) 21,000円/フロアカーペットマット(限定数:500) 10,000円/ハーフボディカバー(限定数:500) 6,500円/エンブレム(限定数:500) 3,000円
(※価格は消費税込みメーカー希望小売価格/取付け費や取付けアタッチメント費などは含まず)
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これらのアイテムは、自身もビートオーナーであり、ビートをこよなく愛するホンダアクセス 研究室の田渕 聡氏が開発責任者となり、いちオーナーとしての目線で欲しいと思ったものや、オーナーズミーティングに参加した際に要望の声の大きかったものをつくったのだという。
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