ホンダ ビート[ホンダアクセス] 試乗レポート/岡本 幸一郎(2/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
専用サイズのスペースに収まる純正オーディオが最新テクノロジーを搭載し復刻!
ホンダ ビート向けのホンダアクセス純正パーツ、中でも注目すべきはオーディオだ。
現規格よりも全幅が80mm小さい旧規格時代の軽自動車であるビートは、運転席と助手席の足元スペースを確保するためにセンタークラスターの幅が小さくされており、オーディオのユニットもDIN規格より狭い専用サイズとなっている。
20年も経てば、オーディオも何らかトラブルを抱えていて不思議はないが、専用サイズゆえ簡単に交換することもできない。
今までもどこからも対策品が出ていなかったので、やむをえず純正品(カセットテープ!)を修理したり、フレームを切断してDIN規格の社外品を収めたりして対処している人が少なくないらしい。
そこで、こうしたことを得意とするホンダアクセスがついに動いた! オリジナルのスペースにピッタリ収まり、現代的に進化したオーディオ「Gathers スカイサウンドコンポ」を用意してくれたのだ。
さっそく実物を見ると、当時のスカイサウンドコンポはディスプレイ部にVFDという蛍光管を用いていたが、今回は液晶を使っている。表示は断然キレイで、見た目には隔世の感がある。それでいてスイッチ類のデザインや、オリジナルと同じくタコの位置がレッドゾーンになっているレベルメーターなどの意匠はそのまま受け継いでいるところも泣かせる。しかも、当時はなかった交通情報を一発で呼び出せるスイッチも付いていて便利だ。またビートの特徴である、車速が上がると音量が増加する機構ももちろん備えている。AUX端子やUSBジャックが装備されており、iPodやデジタルオーディオを接続することで、MP3/WMA/AAC形式の音楽ファイルを再生できるし、接続コードを追加すればディスプレイでiPodやiPhone VIDEOの動画も再生できる。
ディスプレイへの表示も、昔ながらの仕様にもできるし、今どきのデジタルオーディオに慣れた人向けにジャケットを表示させることもできるようになっているなど、好みに合わせて選べるところもよい。
スピーカーについても、オリジナルのビートには、ダッシュ上にあまり張り出さず収まる専用の薄型スピーカーが装着されているのだが、専用品ゆえスピーカー本体が壊れても交換できないのが難点。
そこで今回は、あえてボックスの厚いタイプを設定したという。この先、10年も20年も乗ることを考えると、こちらのほうが不安は小さいといえる。
なお、旧スカイサウンドコンポGCX-8200SFの120Wのタイプに装着可能で、40Wタイプには装着不可となる。
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