新型BMW 2シリーズ アクティブツアラーVSライバル車3選! あなたにぴったりのクルマはどれ?

画像ギャラリーはこちら

BMW伝統の後輪駆動の殻を破って登場した「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」が2022年6月14日に全面刷新され日本デビュー。本記事では新型アクティブツアラーの魅力を紹介しつつ、ライバル車種として「メルセデス・ベンツ Bクラス」「MINI クロスオーバー」「フォルクスワーゲン ゴルフ・ヴァリアント」の3車種を挙げてご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. ファミリーユースにも最適! 「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」
  2. ライバル比較:コンパクトかつスポーティさが魅力「メルセデス・ベンツ Bクラス」
  3. ライバル比較:デッカイMINIは室内空間も広々「MINI クロスオーバー」
  4. ライバル比較:荷室の広さはクラスでもピカイチ「フォルクスワーゲン ゴルフ・ヴァリアント」
  5. BMW 2シリーズ・アクティブツアラーは幅広いユーザーに対応できる!

ファミリーユースにも最適! 「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」

BMW 2シリーズ アクティブツアラーは、2列シート5人乗りのコンパクトモデル。FFレイアウトの利点を活かした広い室内空間が自慢のMPV(マルチ・パーパス・ビークル)。BMW最新の安全性や快適性も備えており、ファミリーユースにぴったりです。

エクステリアはBMWのシンボル「キドニーグリル」を大型化しているのが特徴的。ボンネットには2本のプレスラインが入っており、空力性能と見た目のインパクトも十分です。リアデザインは排気口を車両下部に隠すことで、ファッション性がアップ。先代モデルに比べてモダンなイメージに仕立てられています。

ボディサイズは先代モデルよりわずかに大きい全長4,385mm×全幅1,825mm×全高1,580mm(Mスポーツは1,565mm)、ホイールベースは変わらずの2,670mm。

ユーザー・エクスペリエンスに優れたインテリア

インテリアもデザイン、機能性ともにアップグレードされています。コンパクトSUV「BMW X1」にも採用された「BMWカーブドタッチディスプレイ」を搭載し、タッチ操作だけでなくボイスコントロールによる操作も可能。さらに、BMWのコンパクト・クラスとして初めてOSに「オペレーションシステム8」を採用し、シンプルかつ直感的なユーザー・エクスペリエンスを実現しています。

荷室は通常で470Lの容量を備えており、ゴルフバッグやキャリーバッグが難なく積み込めます。リアシートを前に折りたためば1,455Lまで拡大し、自転車などの大型荷物にも対応可能。もはや定番となっている電動テールゲートも搭載しているため、両手がふさがっている時でもスマートに荷物の積み込みが可能です。

ガソリン車とディーゼル車をラインアップ

パワートレインは最高出力156ps、最大トルク23.5kg-mの1.5Lガソリンターボと、最高出力150ps、最大トルク36.7kg-mの2Lディーゼルターボの2種類を用意。いずれも7速DCT(ダブル・クラッチ・トランスミッション)が組み合わせられ、先述のとおり全グレードが前輪駆動です。パワーは“控えめ”ながらも、太いトルクにより普段の街乗りでは十分な印象。ファミリーカーとして日常的な場面では力不足を感じることはないでしょう。

運転支援システムも充実しており、運転をサポートしてくれる「ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)」をはじめ、「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や「車線逸脱警報システム」、ペダルの踏み間違いを防止する機能「誤発進抑制制御」など、先進技術を標準装備。これらにより、安全・快適なドライビングが楽しめます。

BMW 2シリーズ アクティブツアラーのグレード・パワートレイン・車両本体価格

現在、BMW 2シリーズ アクティブツアラーはエントリーモデルに加えて「Exclusive(エクスクルーシブ)」と、スポーツモデル「Mスポーツ」がラインアップ。それぞれガソリン車(218i)とディーゼル車(218d)が用意されています。

グレードパワートレイン価格(※)

BMW 218i アクティブツアラー

ガソリンターボ/7速DCT

418万円

BMW 218i アクティブツアラー エクスクルーシブ

ガソリンターボ/7速DCT

447万円

BMW 218i アクティブツアラー Mスポーツ

ガソリンターボ/7速DCT

447万円

BMW 218d アクティブツアラー

ディーゼルターボ/7速DCT

447万円

BMW 218d アクティブツアラー エクスクルーシブ

ディーゼルターボ/7速DCT

476万円

BMW 218d アクティブツアラー Mスポーツ

ディーゼルターボ/7速DCT

476万円

(※)メーカー希望小売価格(税込)2022年11月現在

ライバル比較:コンパクトかつスポーティさが魅力「メルセデス・ベンツ Bクラス」

BMW 2シリーズ アクティブツアラーと同じCセグメントに存在するのが「メルセデス・ベンツ Bクラス」。2019年6月6日に3代目モデルとして日本で販売が開始され、高い人気を誇っています。

アクティブツアラーとほぼ同サイズのボディは、コンパクトでありながらも低く構えたスポーティなルックスが際立ちます。あらゆるシチュエーションにマッチする全方位的な魅力は、さすがメルセデス・ベンツといったところ。

インテリアは幅・高さともに余裕のある広々とした空間を実現。ドイツ車ならではのしっかりとしたシートにより、安心感と心地よさを体感できます。

コックピットのインパネにはメーターやナビゲーションなどを表示する大型ディスプレイを配置。対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」を搭載しており、タッチや音声による直感的な操作が可能です。インターネットを使用したサービスで構成されるテレマティクスサービス「メルセデス・ミー・コネクト」も標準装備するなど、メルセデス・ベンツが誇る最高水準の機能を備えています。

荷室はBMW 2シリーズ アクティブツアラーより小さい370Lながらも、最大時は1,210Lまで拡大可能。開口部が大きく荷物の積み降ろしがしやすいほか、足の動きをセンサーが感知してトランクが自動で開く「フットトランクオープナー」も大変便利。

パワートレインは最高出カ136ps、最大トルク20.4kg-mの1.4Lガソリンターボと、最高出力150psと最大トルク32.6kg-mの2.0Lディーゼルターボの2種類。ガソリン車の「B180」には7速DCT、ディーゼル車の「B200d」には8速DCTが組み合わされます。

Bクラスのグレード・パワートレイン・車両本体価格

グレードパワートレイン価格(※1)

メルセデス・ベンツ Bクラス B180 MP202202(※2)

ガソリンターボ/7速DCT

467万円

メルセデス・ベンツ Bクラス B180 MP202301

ガソリンターボ/7速DCT

491万円

メルセデス・ベンツ Bクラス B200d MP202202

ディーゼルターボ/8速DCT

499万円

メルセデス・ベンツ Bクラス B200d MP202301

ディーゼルターボ/8速DCT

523万円

(※1)メーカー希望小売価格(税込)2022年11月現在

(※2)MP=メルセデス・ベンツ日本で使用しているモデル識別コード

ライバル比較:デッカイMINIは室内空間も広々「MINI クロスオーバー」

MINI史上初の4ドアモデル&4WDを設定したBMWの「MINI クロスオーバー」。現行型の2代目でCセグメントへと大型化されたボディサイズは、全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mmと貫禄十分。大人4〜5人が快適に過ごせる室内空間も手に入れたことで、ファミリーカーとしても選択できるクルマになりました。フルタイム4WDモデルを選べば、アウトドアにも安心して出掛けられます。

エクステリアはMINIの特徴でもある丸っこさから“スクエア”な形へと一新。デザインを見直したというフロントマスクは、ヘッドライトを従来の丸型→角型へと変え、大きくイメージチェンジ。エアインテークもスクエアにしたことで、力強いタフなMINIが完成しました。

一方でインテリアはMINI伝統の丸型デザインを多く取り入れています。メーターパネルやセンターディスプレイ、エアコン操作ダイヤルやドアハンドルは円形とし、MINIらしい作りに。5人分の座席を確保するために広くなった室内空間は、使い勝手のよさと高い居住性を兼ね備えます。

荷室は通常で450L、リアシートを折り畳めば最大1,390Lまで拡大。荷室容量もMINIファミリーの中では最大サイズです。オプションの「ピクニックベンチ」を装備すれば、アウトドアで腰を掛けて気軽に休憩できます。

MINI クロスオーバーはパワートレインのバリエーションが豊富で、ガソリンターボ、ディーゼルターボ、さらにPHEV(プラグインハイブリッド)もラインアップ。ライフスタイルに合ったモデルが選択できます。

MINI クロスオーバーのグレード・パワートレイン・車両本体価格

グレードパワートレイン価格(※)

バッキンガム

ガソリンターボ/7速DCT

399万円

クーパーD

ディーゼルターボル/8速AT

437万円

クーパーD ALL4

ディーゼルターボ/8速AT

462万円

クーパーSD ALL4

ディーゼルターボ/8速AT

516万円

クーパーSE ALL4

PHEV(プラグインハイブリッド)/6速AT

516万円

ジョンクーパーワークス

ガソリンターボ/8速AT

616万円

(※)メーカー希望小売価格(税込)2022年11月現在

ライバル比較:荷室の広さはクラスでもピカイチ「フォルクスワーゲン ゴルフ・ヴァリアント」

フォルクスワーゲンの「ゴルフ・ヴァリアント」は、“ワゴンタイプのゴルフ”です。ベースがゴルフなのでクルマとしての性能は十分。なおかつ実用性に優れるワゴンとして人気を集めています。

ボディサイズは全長4,640mm×全幅1,790mm×全高1,485mとなっており、ゴルフと比較すると全長345mm、ホイールベースも50mmほど拡大されています。

ゴルフ伝統のスタイリッシュなエクステリアは健在で、ビジネスシーンから趣味やレジャーまでマッチするスタイリングが魅力です。派手すぎないシンプルなデザインは、休日にゴルフを愉しむ大人にぴったり。

荷室は通常で611L、後席を倒すと1,642Lまで拡大。今回紹介した車種のなかでは、もっとも広い荷室スペースを誇ります。電動式のテールゲートには“挟み込み防止機能”も付属。

コックピット周りは基本的にゴルフと共通とし、メーターパネルは大型10.25インチのTFT液晶ディスプレイを装備。インパネ中央には10インチのインフォテインメントシステム用ディスプレイを備え、ナビゲーションをはじめとした様々な便利機能を利用できます。

パワートレインは大きく2種類。最高出カ110ps、最大トルク20.4kg-mの1Lガソリンターボと、最高出カ150ps、最大トルク25.5kg-mの1.5Lガソリンターボを設定。ともに48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされます。

また、2022年10月25日には最高出力150ps、最大トルク36.7kg-mの2Lクリーンディーゼルターボエンジン搭載モデル「TDI」を追加設定して販売を開始。待望のディーゼルモデルをラインアップし、ますます注目度がアップしています。

ゴルフ・ヴァリアントのグレード・パワートレイン・車両本体価格

グレードパワートレイン価格(※)

eTSI アクティブ ベーシック

1Lガソリンターボ/7速DSG

303.9万円

eTSI アクティブ

1Lガソリンターボ/7速DSG

353.9万円

eTSI スタイル

1.5Lガソリンターボ/7速DSG

416.2万円

eTSI Rライン

1.5Lガソリンターボ/7速DSG

421万円

TDI アクティブ ベーシック

2Lディーゼルターボ/7速DSG

374.9万円

TDI アクティブ アドバンス

2Lディーゼルターボ/7速DSG

433.2万円

TDI スタイル

2Lディーゼルターボ/7速DSG

436.8万円

TDI Rライン

2Lディーゼルターボル/7速DSG

441.6万円

(※)メーカー希望小売価格(税込)2022年11月現在

BMW 2シリーズ・アクティブツアラーは幅広いユーザーに対応できる!

フルモデルチェンジして間もないBMW 2シリーズ アクティブツアラーは最新のBMWテクノロジーが詰まっており、新設定されたディーゼルモデルも魅力的。今後も幅広いユーザーから支持されるでしょう。

メルセデス・ベンツ Bクラスは上質なインテリアとスポーティなルックスが見どころ。個性的なキャラクターでPHEVもラインアップするMINI クロスオーバーや、荷室が広くて価格的にも一歩有利なゴルフ・ヴァリアントも要注目です。

BMW/2シリーズアクティブツアラー
BMW 2シリーズアクティブツアラーカタログを見る
新車価格:
510万円532万円
中古価格:
65万円485万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

岡部 和男
筆者岡部 和男

車好きが高じて自動車ライター・編集者へ転身。大手カーショップでの勤務経験を活かし、カスタムから整備までジャンルを問わず執筆できるのが強み。取材や試乗レポートのチャンスも伺っている。時間があれば愛車をカスタマイズして、一人ドライブへと出掛けるのが一番の楽しみ。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

BMW 2シリーズアクティブツアラーの最新自動車ニュース/記事

BMWのカタログ情報 BMW 2シリーズアクティブツアラーのカタログ情報 BMWの中古車検索 BMW 2シリーズアクティブツアラーの中古車検索 BMWの記事一覧 BMW 2シリーズアクティブツアラーの記事一覧 BMWのニュース一覧 BMW 2シリーズアクティブツアラーのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる