独アッパーミドルプレミアムサルーン徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
2009年5月、メルセデス・ベンツEクラスがフルモデルチェンジ。その少し前の2009年1月には、アウディA6がビッグマイナーチェンジ。さらに少し前の2008年11月には、フォルクスワーゲンのニューモデルであるパサートCCがデビューしている。
不景気とはいえ、ドイツのアッパーミドルセダンに動きがあったとなれば、気になる人は少なくないはず。
そこで今回は、上記3モデルを集めた。7年ぶりにフルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツEクラスは、ボディサイズがわずかに大きくなり、丸目をやめて角目としたヘッドライトや、複雑なキャラクターラインを配したエクステリアデザインが特徴。
パワートレインは従来を踏襲し、グレード展開はアバンギャルドがメインのラインナップとされた。撮影モデルはE350アバンギャルド。
現行アウディA6がデビューしたのは2004年7月と、すでにだいぶ時間が経過しているが、このタイミングで大がかりなマイナーチェンジを行なった。とくに大きな変更があったのはエンジンで、改良された2.8LV6FSIと、新開発のスーパーチャージャー付き3LV6TFSIの2本立てとされた。今回持ち込んだのは、3.0TFSIクワトロ。なお、同モデルではスポーティな「S-line」も選択可能である。
パサートCCは、日本におけるVWのフラッグシップとして導入された。CCは「コンフォート・クーペ」の意味。基本コンポーネンツをパサートから譲り受け、4ドアながらクーペのようなルーフラインが与えられている。
パワートレインおよびグレードは、2L直4直噴ターボに6速ATとしたFFの「2.0TFSI」と、3.6LV6に6速DSGを搭載した4WDの「V6 4MOTION」の2種類となっている。
なお、上記2モデルの相手としては、本来であれば後者を持ち込むべきところだが、手配の都合で前者になったことをお伝えしたい。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。