ノート/アクア/フィットを徹底比較 ~200万円で買える低燃費で人気のコンパクトカー~(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志・小林岳夫
200万円で買える低燃費で人気のコンパクトカー
2016年11月2日に発売された日産ノートe-POWERの売れ行きが好調だ。発売後3週間で、マイナーチェンジを受けたガソリンエンジン搭載車なども含めると約2万台を受注したという。
グレードの内訳を見ると、e-POWER Xが47%、e-POWERメダリストが31%で、受注台数全体の78%がe-POWERになった。
ただしe-POWER Sの受注は0%だ。このグレードは緊急自動ブレーキやエアコンを装着せず、軽量化を図ってJC08モード燃費を無理矢理37.2km/Lに設定した。それなのに販売比率が0%だから「アクアの37km/Lを超えれば注目される」という目論見がもしあったならば、完全にハズレたわけだ。妙な販売戦略は立てない方が良い。このあたりが旧来の日産を受け継ぐ欠点だろう。
また今の日産車には、設計の古い車種と海外向けが増えており、マトモに売れるのはノート/セレナ/エクストレイル/デイズ/デイズルークスだけ。ノートe-POWERが加わる前の販売台数を見ても、この5車種の数字を合計すると日産車全体の60~70%に達する。
ノートe-POWERが好調に売れた背景には、積極的に販売できる車種が限られ、販売店のセールスパワーが集中したこともあるだろう。
それでも多くのユーザーが購入している以上、ノートe-POWERが魅力的な車種であることは確かだ。改めてライバル比較を行ってみたい。
取り上げるのは日産 ノートe-POWER、トヨタ アクア、ホンダ フィットハイブリッドの3車種。いずれも5ナンバーサイズに収まるコンパクトなハイブリッド車で、日本の使用環境にも適している。
価格は売れ筋のノートe-POWER Xが195万9120円、アクアSが188万7055円、フィットハイブリッドLパッケージが195万9000円になる。180~200万円の価格帯は、コンパクトなハイブリッド車の激戦区だ。
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