V40・Aクラス・1シリーズを徹底比較 -300万円で本格輸入車ライフを満喫できる最新5ドアハッチ-(1/4)

V40・Aクラス・1シリーズを徹底比較 -300万円で本格輸入車ライフを満喫できる最新5ドアハッチ-
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輸入車は高くて買えない時代はもう終わり!1.6リッターの5ドアハッチは日本車と同等の割安感

ボルボ、メルセデス・ベンツ、BMWなどを新車で購入したと聞けば、大半の人は「高価格車を買った」と思い込む。羨ましい、妬ましい、あるいは今どき珍しいクルマ好きだとか、いろいろな感情で受け取られるものだ。

しかし、このような時代もそろそろ終わりかも知れない。いわゆる名ブランドの輸入車メーカーから、買い得な5ドアハッチバックが続々と登場したからだ。

「買い得」とは、単なる安いクルマとは違う。走行性能や居住性などの機能、乗り心地やデザインといった質感、さらに装備を含めた総合的な商品力に対して、価格を割安に抑えていることだ。「価格対満足度の高いクルマ」と表現しても良いだろう。この価値観において、注目される最先端の3車種を比べてみたい。

車名とオプションを付けない最廉価グレードの価格を挙げると、ボルボV40・T4が269万円、メルセデスベンツAクラスが284万円、BMW116iが308万円になる。日本車でいえば、レガシィツーリングワゴンやエスティマの売れ筋グレードと同等だ。3車種ともにターボを備えた1.6リッターエンジンを主力に搭載し、動力性能は2~2.5リッタークラス並み。燃費性能も優れている。

これらの車種は世界的にダウンサイジングが進む中で登場したが、日本における販売戦略上も重要な存在。今はエコロジーの流れもあり、かつてブランド力を押し上げた「高級車メーカー」のイメージが、マイナスに作用する懸念も生じているからだ。

だからといってブランド力を下げたら、選ぶ価値が根本的に薄れてしまう。ブランド力を維持しつつ、イメージの硬直化を防いで間口を広げねばならない。その難しい戦略を担うのが、ここで取り上げる3車種になる。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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