機能・性能・便利さを大幅進化させたダイハツ 新型タント | 旧型と比べどこが進化した?【新旧比較】

  • 筆者: MOTA編集部

どこが進化したのか、新旧タントを画像で比較!

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  1. どこが進化したのか、新旧タントを画像で比較!
  2. エクステリア比較
  3. インテリア比較
  4. 関連コンテンツ

2019年7月9日に発売されたダイハツ 新型タントは、ダイハツの次世代クルマづくり「DNGA(ダイハツ ニュー グロバール アーキテクチャ)」による第1弾だ。サスペンションや骨格部品配置をゼロベースで再構築した新プラットフォームを採用したことで話題となった。

エンジンやパワートレインなどの機構も一新したことで基本性能を大幅に向上、さらに新プラットフォームの採用によって様々な機能が追加され、ますます便利になったという。

今回はそんな新型タント(4代目)が旧型タント(3代目)に比べ、どこが進化し、どのような機能が追加されたのか、新旧タントを画像で比較しながらチェックしていく。

>>見比べると良くわかる! 新旧タントの違いを画像で比較!

エクステリア比較

使いやすさを重視してデザインされてきた歴代タント。エクステリアについては新型と旧型と比べても極端に変わった部分は見受けられないが、それはタントが既に完成されたデザインだからかもしれない。それでも部分ごとにピックアップし比較していくと、進化していることが良くわかった。

フロントビュー比較

新型タントでは愛嬌のあるフルLEDヘッドランプを採用。シンプルでありながら一目でタントだと分かるアイコニックなフロントフェイスとなった。

新たに採用されたフルLEDランプとステレオカメラの組み合わせにより、ハイビームで走行中に対向車を検知すると、対向車の部分のみを自動遮光する「ADB(アダプティブ ドライビング ビーム)」を実現している。これは軽自動車初(2019年7月9日時点)の機能だ。

さらに「サイドビューランプ」を採用。右左折時に進行方向を照らす補助灯を追加点灯させる機能で、ステアリングを切った方向を明るく照射してくれるため、横断歩道を渡る歩行者や自転車の視認性を高めてくれる。

リアビュー比較

視認性を高めるLEDリアコンビネーションランプを採用した。

サイドビュー比較

基本的な配置は変わっていないが、車体の形に立体感をつける役割のあるキャラクターラインが、新型タントでは動きのあるものとなった。またサイドウインドウのデザインも柔らかい形状からメリハリのあるデザインとなった。

またドアの解錠・施錠のリクエストスイッチがボタン式からタッチ式となった。リモコンを持った状態で鍵穴の右側にある「=」のマーク部を触れることで反応する。またパワースライドドアが閉まりきる前に、このリクエストスイッチに触れることでドアロックを事前に予約できる「タッチ&ゴー機能」も追加された。

さらにサイドミラーに搭載されたカメラによって駐車枠の白線を検知し、音声と画面ガイドに加えて、ステアリング操作をアシストしてくれる駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」機能が追加された。この機能も軽自動車では初となる。

インテリア比較

インパネ比較

メーターなどの機能レイアウトを変更し、手や目が動く軌道上に表示・スイッチを集約した。またインパネのデザインも変更されており、グレーをベースに対してグリーンorネイビーのアクセントカラーが施された。おとなしい雰囲気だった旧型に比べ、ポップな印象を与えている。

写真でも分かるように、旧型に比べ新型のAピラー(フロントガラスの左右にあるフロントピラー)が細くなっており、視界も良くなっている。

メーター周り比較

旧型に比べ新型のメーターは横長となったことで、視線移動を減らし、運転による疲労を軽減させるようなデザインとなった。また横長になったことでメーター自体の高さを抑え視界を確保している。

シフトノブ周り比較

画像ではわかりにくいが、ステアリングやシフトノブの断面を最適化し、握りやすい形状に変更されている。

ナビ周辺比較

軽自動車最大の9インチHD液晶モニターを採用し、駐車支援機能のスマートパノラマパーキングアシストにも対応。大画面で周囲の情報を確認することができるようになった。

前シート比較

骨盤をサポートする形状となり、シート座面の硬さを最適化したことで、長時間座っても疲れないホールド性やフィット感、座り心地を向上させたシートとなった。また運転席の骨格形状を見直し、土台部分の横剛性を高めたことで安定性を向上させた。

また助手席のリクライニング角度が拡大し、シートを倒しフルフラット化することが可能になり、アレンジの幅が広がった。

前席のアームレストは旧型では一つだったが、新型では運転席・助手席それぞれに用意された。

乗り降りをサポートするラクスマグリップも新たに追加(搭載されていないグレードもある)。助手席側のフロントピラーに取り付けるタイプと運転席/助手席に取り付けるタイプの2種類を用意。助手席や後部座席からの乗降性を高め、足腰に不安のある方も安心して乗り降りができるようになった。

乗降時にしっかりと握れるように、グリップ断面は小さい長円とし、指の間隔に合わせて凸部を配置することで、手にフィットし滑りにくい形状としている。

ミラクルウォークスルーパッケージ

助手席側のドア間にあるピラーをフロントドア後部とスライドドア前部に格納した人気の「ミラクルオープンドア」を継続。新型では運転席を最大540mmスライド可能としたことで、後部座席に座る子供の面倒を見やすくなったり、運転席から後部座席にシームレスに移動できるようになり、ミラクルオープンドアによる大型開口からそのまま降りることも可能。ますます乗り降りがしやすくなった。

さらに助手席側のドアにも半ドア時に自動で全閉してくれる「イージークローザー機能」を搭載し、ドアロック予約機能やパワースライドドアを自動オープン予約をする「ウェルカムオープン機能」など、子育て世代には特に便利な機能を詰め込んでいる。

後シート比較

子供のマグカップや500mlの紙パックも入るカップホルダーや左右にマルチフックを備え、タブレットを立てかけることも可能な構造。後部座席に子供が座ることを想定した便利機能が盛り沢山となっている。

後席はワンモーションで格納できるようになり、レバー1つで後席ドア側からもバックドア側からも格納が可能となった。

新型タントと旧型タントを画像で比較していったが、人気だった機能を進化させ、さらにユーザーの声を拾って便利な機能を追加し、ますます使いやすくなったことが分かったはずだ。進化した先進・安全装備や走りなどの詳細は関連コンテンツを確認してほしい。

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MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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