観音開きドアを採用していた国産車3選! 乗降性や積載性に優れたモデルを紹介

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最近の国産車で採用しているモデルは僅かながら、センターピラーがなく、開口部を大きくとれるため乗降しやすく、積載性も高い「観音開きドア」。今回は、観音開きドアを採用していた過去の国産車3台を振り返る。
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  1. 大人が4人乗れるスポーツカー「マツダ RX-8」
  2. リアシートへのアクセスが良好な「トヨタ FJクルーザー」
  3. 積載性に優れた「ホンダ エレメント」

大人が4人乗れるスポーツカー「マツダ RX-8」

最初に紹介するのは、ロータリーエンジンを搭載するRX-7の後継モデルとして2003年に登場した「マツダ RX-8」。低いボンネットや緩やかなルーフラインは2ドアクーペのように見えるが、実は4ドアの4シーターで、大人4人がゆったり乗れるスペースを確保している。

エンジンは、小型・高性能化した自然吸気の新世代ロータリーエンジン「RENESIS(レネシス)」をフロントミッドシップに搭載し、8500rpmで最高出力250馬力を発生。組み合わされるトランスミッションは6速MT/5速MTまたは4速ATで後輪を駆動させる。

2ドアクーペのように見える4ドアは、マツダでは「フリースタイルドア」と呼んでおり、あくまで補助的な役割でありながら、従来の2ドアで2+2シーターのスポーツカーでは不可能だった使いやすさを実現している。

フリースタイルドアが誕生した背景には、当時マツダが資本提携の関係を結んでいたフォードの存在が大きく関係している。マツダが新たなロータリースポーツの開発を持ちかけたところ、フォードが出した絶対条件は大人が4人乗れる4ドア。そこで考え出されたのが、マツダがこだわってきたクルマの軽快さとフォードの要求を両立する観音開きのフリースタイルドアだったのである。

リアシートへのアクセスが良好な「トヨタ FJクルーザー」

次に紹介するのは、2010年から販売を開始した「トヨタ FJクルーザー」。丸型ライトにポップなカラーリングが特徴で、元々北米専売車種としてデビューしたが、無骨でありながら愛嬌のあるスタイリングが日本でも話題となり、急遽日本での発売を開始。その個性的なスタイルはもちろんのこと、本格オフローダーとしての顔も持ち、街乗りメインのユーザーから悪路走行を楽しむヘビーユーザーまで幅広い人気を獲得した。

FJクルーザーのサイドドアは、2ドアSUVのようにスタイリッシュな外観に見える観音開きドアを採用している。フロントシート用のシートベルトは、リアドアに内蔵されているため、フロントシートのシートベルトを装着したままではリアドアを開けられないといった点もあるが、両側に採用された観音開きドアは、開口部が大きいためリアシートへのアクセスは良好だ。

積載性に優れた「ホンダ エレメント」

最後に紹介するのは、2003年に発売を開始した個性派SUVの「ホンダ エレメント」。

剥き出しの樹脂パーツがタフな印象を与えるエクステリア、三眼メーターや大型エアアウトレットなどを配した水平基調のインパネなど、内・外装デザインがエレメントの個性を主張している1台だ。

室内空間は、多彩なシートアレンジに、跳ね上げ機構付のスライドリアシートを採用したことで、広いラゲッジスペースを作り出すことが可能に。さらに、汚れた物を気にせず積める水ぶき可能なワイパブルフロア、濡れても拭き取れる防水シート表皮、撥水ルーフライニングなどを採用している。

センターピラーレス両側観音開きドアの開口部は、高さ1140mm、幅1550mmという広い開口部を実現し、サイドドアからも大きな荷物や長い荷物を出し入れすることが可能に。また、上下二分割に開閉するクラムシェル型のバックドアは、荷物の出し入れが容易なだけでなく、ロアゲートに大人2人が腰を掛けることもでき、雨や陽射しをしのぐことができる優れものだ。

ここまで3台のモデルを紹介してきた。車種によっては前側のドアが開いていないと後ろ側のドアが開けられないといったデメリットもあったものの、2ドア風のお洒落なボディスタイルに、乗降性や積載性に優れた点がメリットだった観音開きドア。国産車では採用するモデルが少なくなる中、このまま絶滅してしまうのは惜しい存在ではないだろうか。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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