autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート アウディ R8 V10 plus試乗|フラッグシップスポーツは先端技術の塊 4ページ目

試乗レポート 2018/12/27 14:30

アウディ R8 V10 plus試乗|フラッグシップスポーツは先端技術の塊(4/4)

関連: アウディ R8 Text: 山田 弘樹 Photo: 小林 岳夫
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快適な日常性の裏にいつでも引き出せる非日常性を併せ持つ

こうしたダイナミックさ、肉食獣的な魅力は欧州勢の真骨頂。ホンダ NSXや日産 GT-Rもかなり近いセンまで行ってるが、日本の国民性がそうしたクルマ本来の魅力というものを心から素直に楽しめず、メーカー側もその雰囲気を忖度してしまうところはまだまだある。

アウディR8はその登場時、アウディTTから続くバウハウス的無機質なデザインテイストによって、「インテリジェンスを持つスポーツカー」という雰囲気を強く放っていた。二代目になってこのデザインは大人しすぎると判断されたのか、やや悪役顔(ダースベイダーのようだ)に方向転換されたが、乗り味は逆に洗練を帯びた。

試乗車はより高次元を狙って足回りを引き締めた「V10 plus」なのだが、その乗り心地はすこぶる快適だ。マグネティックライドダンパーは大径20インチタイヤをしっかりと路面に押しつけながら、どこまでもしなやかに伸縮する。そのロールはゆったりと穏やかだが、フロントにエンジンを持たないミドシップの回頭性がここに切れ味を付け加える。

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日本人の私にはちょっとサイドサポートが大きいけれど、しっかり硬めで質感の高いシート。剛直なステアリングシャフトの支持剛性。シックで媚びのない、威厳ある室内空間。それでいて、いやだからこそ癒やされる感覚。

R8には前述した快適な日常があり、そのカードをひっくり返せばいつでも引き出せる非日常を持っている。

税込み3013万円という鼻血が出そうな車両価格なら当たり前だと思うかもしれないが、NSXがあと643万円を足すだけで、この質感を得られるかは別問題だ。

スポーツカーには純粋なスポーツ性能以外に環境適合性能と技術的な先進性、さらに言えばデザイン性が求められる。その総和としてアウディR8とホンダNSXは、この後の行く末を含めた比較が楽しいライバルなのではないかと思う。

アウディ R8 Coupe V10 plus 5.2 FSI quattro 主要スペック
メーカー希望小売価格(消費税込)2915万円
全長4425mm
全幅1940mm
全高1240mm
ホイールベース2650mm
乗車定員2名
車両重量(車重)1670kg
エンジン種類直列5気筒DOHC インタークーラー付ターボ
駆動方式AWD
排気量5204cc
エンジン最高出力449kW(610PS)/8250rpm
エンジン最大トルク560N・m(57.1kg・m)/6500rpm
トランスミッション7速Sトロニック
燃料無鉛プレミアムガソリン
筆者: 山田 弘樹

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