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「96式多目的誘導弾システム」。対上陸戦闘において沿岸部に接近する敵舟艇を撃破、さらに、上陸してきた敵装甲車両などを攻撃することを目的とした装備です。同システムは情報処理装置、射撃指揮装置、地上誘導装置、発射機から構成され、「高機動車」の後部荷台にミサイル・ランチャーを搭載しています。写真は走行姿勢です。
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フロントスタイリング。
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リアスタイリング。
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フロントビュー。
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リアビュー。
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サイドビュー。
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ミサイル発射の際、車体を安定させるアウトリガーが前後合わせて4本あります。
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左ヘッドライトおよびフォグランプなど。
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フロント部分に印字された文字は所属部隊を表します。写真の「富団-本=富士教導団本部」。
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6連のミサイル・ランチャー。ちなみに、射程距離は非公開ですが10km以上と言われています。
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自衛隊法114条により道路運送車両法が適用されないため、公道を走る際に必要なナンバープレートも特殊なものとなります。上2桁は車両品名により異なり、写真の「04」は「他の番号の区分に属さない車輌および誘導武器たる自動車」という分類となります。
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センターコンソールに収まるメカニカルな装置類。同システムは、光ファイバーTVM赤外線画像誘導方式というものを採用していて、ミサイル先端部の赤外線シーカが捜索探知した目標の画像信号を光ファイバー経由で地上誘導装置に送り、射手はミサイルから送られてくる画像をテレビモニターで確認し、追尾の指示を行います。
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荷台にはミサイルの発射を司る計器や配線が収まります。なお、ランチャーに収まるミサイルの再装填は、コンテナごと装填機で取り替えることになります。
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運転席まわりだけを見ればいたってシンプル。スピードメーターは140km/hまで刻まれています。
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「高機動車」がベースなので、トランスミッションは4速ATということになります。
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「ライトアーマー(愛称)」こと「軽装甲機動車」。主として戦略機動および戦場機動などに使用される車両です。固有の武装はりませんが、ルーフハッチから「5.56mm機関銃」の車載射撃や「01式軽対戦車誘導弾」の車上射撃が可能。同じく陸上自衛隊が所有する「高機動車」に近い性格ですが、車両そのものが装甲化されている点で大きく異なります。●全長×全幅×全高m=4.4×2.04×1.85m ●空車重量=約4.5t ●最高速度=100km/h ●乗員4名
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フロントスタイリング。ライト類が収まる左右のフェンダー部分のみ、取り替え(取り外し)を容易にするため、柔らかくて軽い樹脂製となっている。
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リアスタイリング。リア1枚を含め、計5枚のドアから乗降可能です。
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フロントビュー。全幅は2m程度と幅広ですが、全体としてのサイズ感はミドルクラスSUVといったところ。
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サイドビュー。窓には厚みのある防弾ガラスがはめ込まれています。
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タイヤは「L302ロー・プロファイル275/70R22.5ランフラット」で、タイヤ空気圧調整装置が搭載されたコンバットタイヤです。
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タイヤは「L302ロー・プロファイル275/70R22.5ランフラット」で、タイヤ空気圧調整装置が搭載されたコンバットタイヤです。
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ウィンカー、テールライト、ブラックアウト・テールランプなど。
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フロントガラスは、市販車には見られない左右セパレートタイプ。それぞれに上方からワイパーが装着されています。
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独立懸架式サスペンションを採用し、フロントがダブルウィッシュボーン、リアがセミトレーリングアームとなります。
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ウィンカー、ヘッドライト・ブラックアウトライトなど。
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車体左後部はスコップなどが携帯できるようになっています。
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エンジンはフロントに収まり、ラジエーターグリルも設置されています。
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広報写真およびテキスト:防衛省統合幕僚監部のホームページより引用
ルーフハッチを閉じた状態。
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広報写真およびテキスト:防衛省統合幕僚監部のホームページより引用
岩手県田老地区で捜索活動を続ける第2普通科連隊。
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広報写真およびテキスト:防衛省統合幕僚監部のホームページより引用
10師団による被災者の救助活動。
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広報写真およびテキスト:防衛省統合幕僚監部のホームページより引用
夜明けから深夜まで後方で調理作業を続ける給食支援隊。
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広報写真およびテキスト:防衛省統合幕僚監部のホームページより引用
福島第1原発への散水。防護マスク・防護服を身につけ任務達成を願う。
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広報写真およびテキスト:防衛省統合幕僚監部のホームページより引用
遠野サッカー場に掲げられた横断幕。
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