VW、レベル5の完全自動運転モデルI.D.VIZZIONをワールドプレミア
- 筆者: オートックワン 編集部
VWの次世代コンセプトカーシリーズ第4弾はレベル5の完全自動運転車
フォルクスワーゲンは、ジュネーブモーターショー2018の前夜祭となるグループナイトを3月5日に開催した。
グループナイトでは、フォルクスワーゲンの次世代コンセプトカー「I.D.」シリーズとして、「I.D.(パリモーターショー2016)」、「I.D.CROZZ(フランクフルトモーターショー2017)」、バン/MPVタイプの「I.D.BUZZ(デトロイトモーターショー2017)」に続く第4弾モデルとして、『I.D.VIZZION』を世界初公開した。
I.D.VIZZIONは、ドライバーが運転操作を行わない自動運転レベル5に該当する完全自動運転車で、ステアリングホイールやアクセルペダルは非搭載。
フォルクスワーゲングループの新世代電動車両向けプラットフォーム「MEB」をベースに、ボディサイズは全長5163×全幅1947×全高1506mm、ホイールベース3100mmとなる。
システム出力225kW(フロント75kW/リア150kW)の電気モーターで駆動する四駆システムを搭載するほか、111kWhのバッテリー搭載により、1充電での航続可能距離(EU:NEDC サイクル)は最大で665km。動力性能は、0-100km/h加速が6.3秒、最高速は180km/h。
現在I.D.シリーズは、2020年のI.D.を筆頭に、I.D.CROZZ、I.D.BUZZ、2022年にはI.D.BUZZを市販化予定。
その後、完全自動運転を備えたI.D.VIZZIONが市販化予定となっている。
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