限定100台・648万円の86に応募が殺到!「トヨタ 86 GRMN」サーキット試乗&工場見学レポート(1/4)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:茂呂幸正・山本シンヤ
86 GRMNになんと3000人もの応募が!
「人を鍛え、クルマを鍛える」というテーマが掲げられているGAZOO Racingのニュル24時間耐久レースへの挑戦。
そこでの経験やノウハウをナンバー付きのストリートモデルに盛り込まれたのが「GRMN/G’s」というスポーツコンバージョンモデル達である。
その頂点に立つモデルが「86 GRMN」だ。
限定100台に応募が殺到!トヨタ 86 GRMNをサーキットで試す!画像ギャラリー [56枚]
1/4~22日の申し込み受付では限定100台に対し3000人近い応募があり、現時点ではほぼ完売(数台商談中)。すでに買えないモデルを紹介するのは非常に心苦しいが、これまでのトヨタにはないこだわりをたくさん備える86 GRMNをぜひ知っておいて欲しい。
レースで培ったノウハウを量産車に活かす
「86 GRMN」の車両コンセプトは、2014年のニュル24時間でクラス優勝した86のレーシングカーのロードゴーイングバージョン。
ただ、サーキット専用車やレーサーレプリカとは違い、あくまでも「レースで培ったノウハウを量産車に活かしたモデル」である。言いかえれば、トヨタが考える量産の枠を超えた「理想の86」と言うのが正しいかも知れない。そのため、ノーマル車両をベースとして“徹底的に”手が入れられている。
各部にコダワリの専用アイテムが採用されているが、「86 GRMN」では特別なマジックや電子制御に頼るのではなく、全て「原理原則」に基づいて行なわれているのが特徴だ。
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