限定100台・648万円の86に応募が殺到!「トヨタ 86 GRMN」サーキット試乗&工場見学レポート(2/4)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:茂呂幸正・山本シンヤ
車体の高い位置にあるボンネット/ルーフ/トランクはカーボン製。クォーター&リアウィンドウはポリカーボネート製が採用されており、リアシートレスの2シーター化などによって軽量化が図られている。
このボディに、86のウィークポイントと言われているトランク周りに金属パネルやVブレース、リアエンド部に減衰機構付きパフォーマンスロッド、アンダーフロア前後にブレースなどを効果的にプラスすることで、ねじり剛性/横剛性が共に大きく引き上げられている(ノーマル比約1.8倍)。
ちなみに車両重量は1230kgとノーマルと変更はないが、これは軽量化分をボディ補強分に費やしたためだ。
体幹を鍛えたボディには、KYBと共同開発した低フリクション化されたダンパーに高強度・軽量スプリング、強化スタビライザーを採用。リアコントロールアームはピロボール式だ。
タイヤはブリヂストンで、専用開発のポテンザRE71R(フロント・215/40R17、リア・235/40R17)。
ホイールはレイズと専用開発された軽量高剛性の鍛造アルミ、ブレーキはアドヴィクス製のモノブロックキャリパー(フロント6ポッド/リア4ポッド)&大径ディスクが奢られている。もちろん電動パワステのチューニングも専用チューニングだ。
チューニングされたエンジンにより馬力、トルク共に向上
エンジンはメーカー系モデルとしては初となるNAメカチューンユニット「FA20-GR」を搭載。専用の吸排気系(エアインレット&エアクリーナー、可変式のインテークマニホールド、等長エキゾーストマニホールド、センター出し可変マフラー)や専用ECUはもちろん、エンジン内部のムービングパーツ(軽量ピストン&低張力リング、抵抗低減のクランクシャフト)、なども採用。
段付きのないレスポンスやフィーリング向上のみならず、絶対的なパフォーマンスもノーマルの200ps/205Nmから219ps/217Nmへと向上。
ドライブトレインは、エンジンとのバランスを考え1/2速を3速に近づけたクロスレシオの6速MTに中空ドライブシャフト、4.1→4.3に変更されたファイナル(高トルクバイアスレシオトルセンLSD付)の組み合わせだ。
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