“負け嫌い”のトヨタよ、来年こそ雪辱を!今年のル・マン24時間レースを振り返る(2/2)
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- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:トヨタ自動車/ポルシェジャパン/アウディジャパン
ル・マンの神様が味方したのは…
勝ったのは時の運。ル・マンの神様が味方した。
トヨタは6号車にトップ争いを指示した、と思う。ポルシェとの真っ向勝負である。まずこの戦いからしてカッコ良い!勝つにはこうぢゃなくちゃアカンです。そして5号車はホンの少し抑えて走る指示を出した、と思う。序盤にペース上がらなかったのも、他車との接触などに巻き込まれないような走り方だったからだ。
加えて今年のトヨタは速さで負けておらず、燃費で圧倒していた。想定外だったのは、夜明けに発生した小林選手の接触事故だったと考える。本来ならピット回数で有利だったにも関わらず、接触事故を起こしてしまい緊急ピットインを余儀なくされる。
これで燃費の有利さはチャラに。他のドライバーはノートラブルだっただけにもったいない。
そして小林選手は単独スピンもする。これが決定的でした。グラベルに飛び出すとやはり無傷では済まない。
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