スウェーデンラリーと現地のクルマ事情を探れ!学生カーソムリエ現地レポート(1/2)

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スウェーデンラリーと現地のクルマ事情を探れ!学生カーソムリエ現地レポート
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スウェーデンのクルマ事情を現地からレポート!

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かつて学生カーソムリエとして、氷上ドライブレッスンをはじめ様々なイベントに参加してくれた大山 健志くん。そんな彼が先日、スウェーデンに短期留学を果たし、現地のクルマ事情をレポートしてくれた。ラリー好きの彼としては念願だった「WRC(Rally Sweden)」の臨場感あふれる現地レポート。なかなか日本に伝わってこない現地の様子を、涼しげなビジュアルとともにお届けしたい。(編集部)

そもそもスウェーデンってどんな国?

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今年の頭に大学の人材交流プログラムを利用して、スウェーデンのストックホルムにあるスウェーデン王立工科大学(KTH)に短期留学してきました。滞在期間の最終週には運良く世界ラリー選手権がスウェーデンで行われていたので、好機と思い観戦に行きました。(※編集部談:もしかしてこれが目的!?)

スウェーデンは人口約950万人ですが、国土は日本より大きいので、人口密度で言えば日本の10分の1以下です。

その首都であるストックホルムは「水の都」と言われるように、川や湖が複雑に入り組んでおり、その中に島が多数浮かんでいるような不思議な街です。真冬には気温が氷点下15℃くらいになり、水という水が凍るので、川や湖でもスケート靴で移動できるとか。

意外な発見だったのが、スウェーデンはカード社会なので現金はほぼ必要ありません。スウェーデン人の友人は誰も財布を持っておらず、カードケースだけを持ち歩いていました。

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スウェーデンのクルマ事情

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スウェーデンと言えばご存知ボルボ。やはり街中にもボルボは溢れ返ってます。留学先のKTHの学生の進路としてもやはりボルボが多いとか。ちなみにボルボは乗用車の他にも、商用車から軍用車両まで扱うコングロマリットになっています。

ほかに街中でよく見かけたのはテスラの「モデルS」。とくに税金の大きな優遇を受けられるわけではないらしいですが、多くのモデルSを見ると、国民の環境への意識の高さが現れているのかもしれませんね。日本車はどのメーカーも均等によく見かけましたが、マツダは日本と比べても多く見かけた気がします。やはり、デザインと走りが北欧でも受けているのでしょうか?

スウェーデンといえば後述するWRCのようにラリーが盛んなので、老若男女関係なくみんな車大好きだろ!と思っていました。しかし、そのような期待して行くと完全に裏切られます。“若者の車離れ”という現象はやはり万国共通なのか、留学先のKTHではほぼ車好きの仲間がいませんでした。先進国の都市部で車を持つことは経済的に合理的とは言いがたく、若者の車離れはある種、国の成長に伴う必然的な現象なのかもしれませんね。

しかし、スウェーデンの若者は車に興味は無くてもアウトドアやDIY好きが多く、皆ものづくりは好きそうでした。しかしながら、車好きの知り合いを一人も作らずに帰国するのも嫌だったので、絶対に車好きがいるであろうKTHの学生フォーミュラチームを訪問しました。

夏に行われる大会に向けてメンバーが昼夜休日問わず作業しているのを見ると、自分の自動車部時代を思い出しました。驚いたのは、チームの何人かは卒業研究としてこのフォーミュラでの開発活動を行っていることでした。自分の興味と学業の研究が一致することは素晴らしい環境だと感じました。ともすればこういった実学を軽視する傾向にある日本の大学教育はこのままでいいのでしょうか……。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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