DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野(2/3)

DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野
DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野 画像ギャラリーはこちら

フラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXT」

DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野

「エナセーブ NEXT」は、転がり抵抗とウェットグリップ性能をともに最高ランクまで引き上げたことに驚愕させられる低燃費タイヤです。

高純度天然ゴムの「新シリカ用変性ポリマー」などにより転がり抵抗を劇的に低減。ダンロップが2009年に目標として掲げた、当時のエナセーブEC201に比べて転がり抵抗を50%低減させることを1年も前倒ししての達成であります。

DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野

さらに、新開発の「ウェットグリップパウダー」によりウェットグリップも最高ランクのAAA-aを達成。

転がり抵抗とウェットグリップという、まったく相反する2つの性能をともに最高レベルまで引き上げられたのは、スーパーコンピューターによるシミュレーション解析技術の向上と、ダンロップが誇る新素材開発ノウハウによるところが大きいようですが、試走した印象は感動的でありました。

DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野

まずは、転がり抵抗の低減を極めてわかりやすく検証できる実験を実施。トラックの荷台からギアをニュートラルにしたままブレーキを離し、惰性で何メートル進むことができるかを「エナセーブNEXT」と従来品のエナセーブEC201で比較しました。

従来品のEC201では66.5mだったのが、新作「エナセーブNEXT」では、なんと95mまで進みます。トラックの荷台から転がり落ちてからの抵抗感がまるで異なり、新作「エナセーブNEXT」では路面のμが低いのではないかと思えるほど、抵抗が少なくどこまでも転がっていく感触です。

ちなみに、乗員を1名から4名に増やして実験すると、従来品のEC201は71.1m、「エナセーブNEXT」は100mにも達しました。燃費を良くするにはクルマを軽量化することが重要ですが、車重が増えると転がり抵抗の少なさをより活かすことができるのです。もちろん、車重が大きいと発進や加速では燃費に不利となりますが、転がり抵抗の少ないタイヤを履けば、状況次第では車重の大きさによる燃費の悪化を多少は緩和できることが期待できます。

DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野
DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野

次に、路面に大量の水を撒いたスキッドパッドでウェットグリップをチェック。路面μは3段階設定され、円の内側ほどμが低くなるという状況です。

まず、従来品のEC201で一番外側を走ると、メーター読みで約60km/hほどでグリップの限界に達し、強いアンダーステア状態となって横滑り防止装置のVSCがフル作動しました。

ひとつ内側では約50km/h、もっともμが低い一番内側では約45km/hが限界でしたが、「エナセーブNEXT」ではそれぞれの部分で限界速度が約5km/hほどアップ。

ウェットグリップの高さは数字でも明らかになりましたが、グリップが限界に達する瞬間の粘り強さと、滑ってからもなお、辛うじてグリップを保とうとする感触にはかなりの差があることを実感しました。VSCが作動するタイミングも明らかに遅く、作動する時間が短めだったことも確認しております。

転がり抵抗の低さとウェットグリップの高さの両立ぶりは感動的です。サイズは日本の実用車にもっとも広く採用されている195/65R15ということで、個人的な話で恐縮ながら、自分の愛車であるスバル・インプレッサG4 1.6iに履かせる次のタイヤはコレに決定。それだけ気に入りました。

DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる