【ジュネーブショー2014】ルノー、小型車「トゥインゴ」をフルモデルチェンジ ~3代目はスマートとの共同開発~
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新型トゥインゴはRR(リアエンジン・後輪駆動)レイアウトに生まれ変わった!
フランス・ルノーは2014年2月14日、3月にスイスで開催される「第84回ジュネーブモーターショー」において、小型車「トゥインゴ」をフルモデルチェンジし、世界初公開することを明らかにした。トゥインゴは今回のモデルで3代目となる。
新型トゥインゴは、フルモデルチェンジに際しドイツ・ダイムラー社の「スマート」との共同開発を実施。これまでのFF(前輪駆動)レイアウトから一新し、RR(リアエンジン・後輪駆動)レイアウトを採用する。
ルノー5(サンク)などからも触発を受けたスタイリング
初代モデルを想わせるポップなボディカラーや、かわいらしいスタイリング。新型トゥインゴのエクステリアデザインはなかなかインパクトがある。ルノーのデザインを統括するローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏は、新型のデザインにあたり20年前に登場した初代トゥインゴの革新性に加え、近代FF小型車のお手本ともなった「ルノー 5(サンク)」などからも触発を受けたという。
現時点ではボディサイズなどは明らかにされていないが、狭い都市部での使い勝手に配慮し、かなり小型化されているものと思われる。さらにフロントセクションにエンジンを積む必要がないRRレイアウト化の利点を生かし、写真を見る限りでも、特にノーズ回りはかなり短いようだ。その分もロングホイールベース化し、キャビンスペースの最大化に充てた。
説明が遅くなったが、これまで2ドアのみの設定だったトゥインゴが、今回の新型からは4ドア車となっている点も見逃せない変更点だ。
ボディサイズや排気量などは現時点で不明
新型 ルノー トゥインゴ、現時点ではボディサイズに加え、エンジンラインナップや排気量に至るまで一切の発表はない。それだけに色々と妄想も広がる。
中でもルノーといえばお馴染みの「ルノースポール」(R.S.)に代表されるスポーツモデルの設定にも期待が高まる。リアエンジンのルノーと聞いて、往年の8ゴルディーニやアルピーヌA110、あるいは5ターボやクリオV6を想い起こす人も、いやそうでない人も、いずれにしても楽しみな1台となるだろう!
もちろんベーシックなモデルについても、長年に渡り上質な小型車を手がけるルノーだけに、抜かりはないはずだ。
さて新型トゥインゴ、日本への導入はあるのだろうか。やってくれば「フォルクスワーゲン up!」「フィアット 500(チンクエチェント)」、そして次期「スマート」などの好敵手となるはず。正式な発表はもちろんまだないが、ルノージャポンの英断を大いに期待したい。
[レポート:オートックワン編集部]
2代目「ルノー トゥインゴ」【(2007~)】
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■DRIVE美人 RENAULT TWINGO GORDINI × 愛沢舞美[2011年11月17日]
■ルノー トゥインゴ 試乗レポート[2008年11月10日]
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